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川上未映子は1976年生まれの日本の小説家、詩人、ミュージシャン、女優。大阪府出身。大阪市立工芸高等学校卒業。
文芸雑誌「早稲田文学」に掲載された『わたくし率イン歯－または世界』が第137回芥川賞候補作となりデビュー。同作は第29回野間文芸新人賞候補、第24回織田作之助賞候補にもなっている。
自我をテーマにした作品が多く、文体にはよく関西弁を用いる。この特徴は、日本の哲学者である永井均に影響されたとしている。夫は作家の阿部和重。2008年、「（池田晶子記念）わたくし、つまり Nobody賞」の第一回受賞者。

【主な受賞作品】

• 『乳と卵』

  2008年　第138回芥川龍之介賞

  『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』

  2009年　第14回中原中也賞

  『パンドラの匣』

  2010年　第83回キネマ旬報新人女優賞

  『ヘヴン』

  2010年　第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞

  『愛の夢とか』

  2013年　第49回谷崎潤一郎賞

【主なメディア化作品】

• 『パンドラの匣』

  2009年　映画化