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南条範夫は1908年生まれの日本の小説家、経済学者。東京市出身。東京帝国大学法学部・経済学部卒業。
本名、古賀英正。残酷ものと呼ばれる剣豪小説や、歴史小説で知られる。1956年、月刊娯楽小説誌「オール讀物」に『燈台鬼』が掲載。同年、第35回直木賞を受賞した。
国學院大学と中央大学の講師を勤めながら、時代小説・歴史小説を執筆。多くの作品が映像化された。

【主な受賞作品】

• 『子守の殿』

  1952年　第1回オール讀物新人杯

  『燈台鬼』

  1956年　第35回直木賞

  『細香日記』

  1982年　第16回吉川英治文学賞

【主なメディア化作品】

• 『武士道残酷物語』

  1963年　映画化

  『第三の影武者』

  1963年　映画化

  『士魂魔道 大龍巻』

  1964年　映画化

  『無明逆流れ』

  1967年　コミックス化

  『シグルイ』

  2003年　コミックス化