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本書は、簿記の原理と仕組みについて初めて学習する人のために書かれた簿記の入門書。主要簿の内訳明細を示す補助簿の役割について比較的に詳しく説明した。入門書としての性格から、全部の補助簿について体系的に説明したわけではないが、たとえば補助記入帳としての当座預金出納帳に仕訳帳の機能をもたせた特殊仕訳帳が総勘定元帳の当座預金勘定との連携で果たす役割について解説してある。このほかに、簿記の初心者に難解な手形取引や今回の商法改正にもとづく株式会社設立時の会計処理について分かりやすく説明した。

目次 ：第１章　簿記の基礎；第２章　現金と預金；第３章　債権と債務；第４章　手形；第５章　商品売買；第６章　有価証券；第７章　減価償却；第８章　貸倒引当金；第９章　費用・収益の見越と繰延；第１０章　利益処分；第１１章　株式会社の資本金

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