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エセ・ジャーナリストたちは、ソビエトが『地上の楽園』でないことに気が付くと、今度は別の共産国家『中国』を理想化し始めた。朝日新聞の文化大革命礼讃は有名である。ところが文化大革命も実体は大量虐殺であることがわかった。そこで、今度は最後の『聖域』である北朝鮮礼讃に走ったのである。朝日新聞の拉致問題に関する『検証』記事は、実に潔くない、ゴマカシと言い訳に満ちた、まさにジャーナリストの面汚しといっていいほどのひどいものであった。日本新聞史上最低の記事といっても過言ではなく、さらに一種の『犯罪行為』といってもいい部分すらある。独裁者ヒトラーをのさばらせたのは、『戦争絶対反対論者』の責任でもある。『いかなる戦争にも絶対反対』という主張を、その主張者は、『絶対の正義』だと考えているが、決して正しくない。少なくとも『正しくない場合もある』ことは歴史上の事実なのである。
目次 :第1章 拉致事件とメディアの責任―vs蓮池透「朝日、外務省は北朝鮮の走狗か」(筑紫哲也氏の「週刊金曜日」擁護問題を問う;ジェンキンスさんに「私は脱走兵」と言わせたJNNの愚 ほか);第2章 朝日的メディアとエセ文化人の罪―vs稲垣武「朝日新聞は今でも『反戦平和』という『いびつな日本』を引きずっている」(有事法制でカメレオンのように社説を変えた朝日の変節を嗤う;「朝鮮学校差別」報道でさらけ出した朝日の「親北朝鮮体質」 ほか);第3章 「青い鳥幻想」と「空想平和主義」―vs金美齢「日本人よ、中国への青い鳥幻想から目を覚ませ」(「SARS」「拉致問題」で露呈した外務省の対中弱腰外交;「空想平和主義」に浸り続ける護憲派の情報操作を断罪する ほか);特別対論 vs安倍晋三「日本は新たな盾を持て」
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「反日」日本人の正体 はこんな本です。
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