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YASHA-夜叉-は、吉田秋生の漫画。1996年より「別冊少女コミック」「月刊フラワーズ」にて連載、2002年に完結。単行本全12巻。
沖縄の離島・奥神島で母・比佐子と二人暮しの少年・有末静（ありすえ せい）は、友人の永江十市やその兄・茂市らと共に平凡でながら幸せな生活を送っていた。ある日、米陸軍グリーン・ベレーの作戦行動により母を殺害され、母の元婚約者である雨宮協一郎によって静はアメリカに連れ去られる。洛北大学生体科学研究所でウィルス研究に従事していた茂市は、そこでウイルス学の博士として招かれた静と再会を果たす。そこには静と瓜二つの雨宮凛という男が現れて――。
作者全作品『BANANA FISH』と世界観をリンクし、一部の登場人物が引き続き登場している。2003年8月から連載されている『イヴの眠り』は、『YASHA-夜叉-』の直接的な続編となる。単行本全5巻。
2001年、第47回小学館漫画賞受賞作品。
2000年3月、6月にドラマCD化。全2巻。同年4月にテレビドラマ化。全11話。