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谷崎潤一郎は1886年生まれの日本の小説家。東京都出身。東京帝国大学国文科中退。
1910年、在学中に和辻哲郎らと共に文芸雑誌「新思潮」（第2次）を創刊。同雑誌に戯曲『誕生』や小説『刺青』を発表。作品が永井荷風に激賞され、新進作家として地位を確立する。1947年に『細雪』で第1回毎日出版文化賞、1962年に『瘋癲老人日記』で第4回毎日芸術賞受賞。
初期の頃は耽美主義の一派とされ、女性愛やマゾヒズムなどテーマに描く。以後、作風は様々な変遷を続け、森鴎外と並んで小説文体の理想とされることも。1949年朝日文化賞受賞。第8回文化勲章受章。

【主な受賞作品】

• 『細雪』

  1947年　第1回毎日出版文化賞

  『瘋癲老人日記』

  1962年　第4回毎日芸術賞

【主なメディア化作品】

• 『ナオミ』

  1980年　映画化

  『華魁』

  1982年　映画化

  『細雪』

  1983年　映画化

  『刺青』

  1984年　映画化

  『鍵　ＴＨＥ　ＫＥＹ』

  1997年　映画化