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笹本稜平は1951年生まれの日本の小説家。千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。
出版社勤務後フリーライターとして独立し、海運分野中心に活躍。2000年、『暗号―BACK‐DOOR』を阿由葉稜（あゆばりょう）名義で書き下ろし、単行本が出版されデビュー。後に『ビッグブラザーを撃て！』と改題。笹本名義で文庫化された。笹本名義でのデビュー作は『時の渚』。
デビュー作『時の渚』に続いて発表した正統派の冒険小説『天空への回廊』以後、『フォックス・ストーン』、『グリズリー』などスケールの大きい冒険・謀略小説を構築する作家として注目を集める。

【主な受賞作品】

• 『時の渚』

  2001年　第18回サントリーミステリー大賞

  『太平洋の薔薇』

  2006年　第6回大藪春彦賞

【主なメディア化作品】

• 『春を背負って』

  2014年　映画化