江戸の黒椿　川ばた同心御用扣 5 （文庫）の通販ならネットオフ！

亡父母の墓詣での帰り、おことは古着屋の見世先に、黒椿の花をあしらった母親の形見にそっくりの帯を見つけた。それは去年何者かに盗まれたもの。翌日、見世を訪ねるが売られた後で、思案の末、おことは訴えて出た。南町奉行所同心・秋山五六郎は、手下の半次やお富を使い、古着屋に帯を売りに来た女を探す（表題作）。江戸が情感豊かに息づく、人情味溢れる捕物帳。

目次 ：町芸者おつま；江戸育ち；手桶の月；切支丹坂の猫；女を捨てる藪；江戸の黒椿

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