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湿地帯 /文庫書籍
作家:宮尾登美子

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湿地帯 (文庫) の詳細

出版社
: 新潮社
出版社シリーズ
: 新潮文庫
ISBN
: 9784101293196
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2010年6月1日

湿地帯 (文庫) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

東京から高知県庁へと赴任した薬事課長・小杉。地元薬品業界の悪質な官民癒着に立ち向かう彼を、利害で結ばれた濃密な人間関係の壁が阻む。一方で美貌の人妻・晃子との秘密の恋が、小杉をのみこむ。南国の熱気、情念に満ちた女たち、闇を抱えた男たち、そして突然の死―。高知を舞台にした後年の自伝小説群に連なる、情感あふれる筆致が冴える。著者若き日の、謎を孕んだ恋愛小説。

湿地帯 (文庫) の著者情報

宮尾登美子

宮尾登美子は1926年生まれの日本の小説家。高知県出身。高坂高等女学校卒業。
福祉協議会に保育係として勤務していたが、NHK高知放送局のラジオドラマ脚本募集に『真珠の家』が佳作一席となり、執筆活動に専念するため仕事を辞める。1962年、前田とみ子名義で『連』を執筆。第5回婦人公論女流新人賞を受賞。
1972年、自身の生家について書いた『櫂』が、第9回太宰治賞を受賞し一躍することとなる。大河ドラマの原作者として知られており、著書『天璋院篤姫』は2008年より『篤姫』として放送された。
【主な受賞作品】
  • 1973年 第9回太宰治賞
    一絃の琴
    1979年 第80回直木賞
    序の舞
    1982年 第17回吉川英治文学賞
    松風の家
    1989年 第51回文藝春秋読者賞
    1995年 エランドール賞特別賞

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