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蘇我氏の正義真説・大化の改新 /文庫書籍
作家:関裕二

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蘇我氏の正義真説・大化の改新 の詳細

出版社
: ベストセラーズ
出版社シリーズ
: ワニ文庫
ISBN
: 4584393925 (9784584393925)
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2016年5月1日

蘇我氏の正義真説・大化の改新 の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

蘇我入鹿が暗殺された乙巳の変に始まる大化の改新。天皇家をないがしろにし、外戚として権勢を欲しいままにした蘇我入鹿を排除することが改革の始まりだったとされるが、果たして入鹿は大悪人だったのだろうか?近年盛んに取り沙汰されているのは、七世紀の改革事業は蘇我氏によって推し進められていたのではないか、ということである。すなわち、聖徳太子や蘇我氏が律令制度の先鞭をつけ、その後、中臣鎌足の末裔がこの事業を引き継ぎ、完成させていた疑いも出てきたのだ。古代史最大の転換点となった大化の改新の真実の歴史を詳らかにする!

目次 :第1章 「蘇我の都」飛鳥の謎(なぜ日本人は「飛鳥」に郷愁を感じるのか;飛鳥は都にふさわしい地ではなかった? ほか);第2章 蘇我入鹿の正義(解明されてきたヤマト建国の経緯;中央集権国家の嚆矢は五世紀の雄略天皇 ほか);第3章 中臣鎌足の正体(中臣鎌足の出自がよくわからない不思議;中臣氏と蘇我氏の祖の「記紀」での扱い ほか);第4章 入鹿と鎌足―逆転の図式(聖徳太子一族と蘇我氏の本当の関係;聖徳太子は守旧派・蘇我馬子に干された? ほか)

蘇我氏の正義真説・大化の改新 の著者情報

関裕二

関裕二は1959年生まれの歴史評論家。千葉県出身。
独学で日本古代史を研究史、古代をテーマに執筆活動をする作家である。
1991年に『聖徳太子は蘇我入鹿である』でデビュー。

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