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受難 /単行本書籍
作家:帚木蓬生

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受難 (単行本) の詳細

出版社
: KADOKAWA
出版社シリーズ
:
ISBN
: 4041042052 (9784041042052)
サイズ
: 単行本
発売年月日
: 2016年6月1日

受難 (単行本) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

韓国の珍島沖で大型旅客フェリー「世月号」が沈没、三百人超の犠牲者が出る大惨事となった。船への過積載、乗組員の経験不足など、事故調査が進むにつれ、その杜撰な管理体制が明らかになる。さらに船会社のオーナーも事故直後から姿を消していた。時を同じくして、日系ブラジル人の津村リカルド民男が経営する韓国・麗水の細胞工学治療院に、冷凍保存された少女の遺体が運ばれた。依頼者の男は、滝壷に落下して溺死したその遺体を蘇らせてほしいという。津村はiPS細胞と最先端の3Dプリンターを駆使し、彼女のレプリカを作ることを決心する。見事に蘇生した少女は、徐々に記憶を取り戻しながら、世月号の事故に関心を抱いていくが…。

受難 (単行本) の著者情報

帚木蓬生

帚木蓬生は1947年生まれの日本の小説家、精神科医。福岡県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。
大学卒業後TBSに就職。2年間勤務したのち退職し、九州大学医学部を経て精神科医になる。医業の傍ら執筆活動に励んだ。
1979年、『白い夏の墓標』で注目を集めたのち、1992年に『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞受賞。医師として活動しながら、精神科医という立場を生かしたヒューマニズムあふれる作品を世に出し続けている。
【主な受賞作品】
  • 三たびの海峡
    1992年 第14回吉川英治文学新人賞
    閉鎖病棟
    1995年 第8回山本周五郎賞
    逃亡
    1997年 第10回柴田錬三郎賞
    水神
    2010年 第29回新田次郎文学賞
    日御子
    2013年 第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞
【主なメディア化作品】
  • 『空の色紙』
    1986年 テレビドラマ化
    三たびの海峡
    1995年 映画化
    『いのちの海 Closed Ward』
    1999年 映画化
    『アフリカの蹄』
    2002年 テレビドラマ化

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