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鬼と日本人 /文庫書籍
作家:小松和彦

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鬼と日本人 の詳細

出版社
: KADOKAWA
出版社シリーズ
: 角川ソフィア文庫
ISBN
: 4044004026 (9784044004026)
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2018年7月1日

鬼と日本人 の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ…古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。

目次 :鬼とはなにか;鬼の時代―衰退から復権へ;「百鬼夜行」の図像化をめぐって;「虎の巻」のアルケオロジー―鬼の兵法書を求めて;打出の小槌と異界―お金と欲のフォークロア;茨木童子と渡辺綱;酒呑童子の首―日本中世王権説話にみる「外部」の象徴化;鬼を打つ―節分の鬼をめぐって;雨風吹きしほり、雷鳴りはためき…―妖怪出現の音;鬼の太鼓―雷神・龍神・翁のイメージから探る;蓑着て笠着て来る者は…―もう一つの「まれびと」論に向けて;鬼と人間の間に生まれた子どもたち―「片側人間」としての「鬼の子」;神から授かった子どもたち―「片側人間」としての「宝子・福子」

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