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神になった日本人 /新書書籍
作家:小松和彦

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神になった日本人 の詳細

出版社
: 中央公論新社
出版社シリーズ
:
ISBN
: 4121506870 (9784121506870)
サイズ
: 新書
発売年月日
: 2020年5月1日

神になった日本人 の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

古来、日本人は実在した人物を、死後、神として祀り上げることがあった。空海、安倍晴明、平将門、崇徳院、後醍醐天皇、徳川家康、西郷隆盛、そして名もなき庶民たち―。もちろん、誰でも神になれるわけではない。そこには、特別な「理由」が、また残された人びとが伝える「物語」が必要となる。死後の怨霊が祟るかもしれない、生前の偉業を後世に伝えたい―。11人の「神になった日本人」に託された思いを探りながら、日本人の奥底に流れる精神を掴みだすとしよう。

目次 :第1部 見えざる「力」を借りるために―顕彰神(藤原鎌足―密談の地に鎮まる最初の人神;弘法大師空海―仏に選ばれた天才;安倍晴明―呪術に長けた陰陽師への憧憬;楠木正成―発見された忠臣のシンボル;豊臣秀吉―神になることを望んだ天下人;徳川家康―東国から全国を照らす神;西郷隆盛―思慕と敬愛の「記憶装置」);2部 ひょっとしたら祟るかもしれない―祟り神(崇徳上皇―黄金に輝く「天狗の棟梁」;後醍醐天皇―北朝を望む、南朝の遺魂;佐倉惣五郎―怨霊から顕彰神となった義民;平将門―日本資本主義の中核に眠る、反権力のシンボル);なぜ人びとは、死者の「たましい」を祀るのか

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