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永井路子は1925年生まれの日本の歴史小説家。東京都出身。東京女子大学国語専攻部卒業。
本名、黒板擴子（くろいた ひろこ）。戦後、東京大学で経済史を学ぶ。卒業後は小学館に勤務し少女向け月刊雑誌『女学生の友』等の編集に従事。1964年、『炎環』にて直木賞受賞。
1984年には中世を舞台に作品を書き上げ、歴史小説家界に新潮をもたらした功労で、菊池寛賞を受賞。夫は同じく歴史学者の黒板伸夫。緻密な取材に基づく設定・ストーリー、男性の影に隠れた女性に焦点を当てた作品も多い。

【主な受賞作品】

• 『炎環』

  1964年　第52回直木賞

  『氷輪』

  1982年　第21回女流文学賞

  『雲と風と』

  1988年　第22回吉川英治文学賞

  『岩倉具視』

  2009年　第50回毎日芸術賞　

【主なメディア化作品】

• 『草燃える』

  1979年　テレビドラマ化

  『毛利元就』

  1997年　テレビドラマ化