1939年にDCコミックスに掲載され、1943年に初の映画が公開された「バットマン」シリーズは現在も高い人気を誇る作品です。
さまざまな監督やキャストが起用され、それぞれの個性と世界観でバットマンのストーリーが描かれています。
2022年には最新作「THE BATMAN ザ・バットマン」の公開もあり、再び盛り上がりを見せています。
最新作は3部作構成での公開が予定されており、「THE BATMAN ザ・バットマン」は1作目です。
今後の展開から目が離せません。
ただ、バットマンシリーズをこれから見るならどの作品からがいいのか」迷う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、バットマンシリーズの見る順番やストーリー、各作品のあらすじなどを解説します。
バットマンシリーズをこれから見たいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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バットマンを見る順番は?
バットマンはアメコミヒーローのなかでもトップクラスの人気を誇っており、ドラマシリーズも含めると16の映像作品が公開されています。
監督によって描かれるバットマンの世界観も違っており、どの作品から鑑賞すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
バットマンを最大限楽しめるように、見る順番を紹介します。
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「バットマン」ってどんなストーリー?
バットマンは、他のアメコミヒーローとは違い、特別な能力をまったく持たないヒーローです。
バットマンとして活躍する主人公のブルース・ウェインは、幼少期に両親が殺される様子を目の前で目撃してしまいます。
その後、「自分が恐怖にたえられていれば」という後悔と犯人への復讐心をもとに、世界中を渡り歩くようになります。
旅の目的は忍術や狩猟技術、格闘技など、あらゆる戦術の習得です。
習得が終わるとブルース・ウェインは生まれ故郷であるゴッサムシティに戻り、表では慈善家として活動し、裏ではバットマンとして悪人と戦い始めます。
ただ、悪人であろうとも、命は決して奪いません。
バットマンというスタイルを選んだ理由は、悪人に恐怖を与える象徴が必要と考えたためです。
自身の恐怖の象徴であるコウモリをモチーフにしています。
数々の努力の末に手にした力と強い正義感を持って悪と戦う姿に、多くのファンが魅せられています。
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【おすすめの見る順番】は「ダークナイトトリロジー」3部作から
バットマンを見る順番ですが、まずはクリストファー・ノーラン監督が描いた3部作「ダークナイトトリロジー」の鑑賞がおすすめです。
この3部作の最初の作品「バットマン ビギンズ」では、バットマンの起源から現在の活躍までが丁寧に描写されています。
また、2作目の「ダークナイト」ではバットマンで最も有名な悪役「ジョーカー」が登場します。
3話通してストーリーがつながっており、バットマンの始まりから描かれていることもあって、非常に人気の高いシリーズの一つです。
実際に、この「ダークナイトトリロジー」からバットマンを見始めたファンが多くいます。
ただ、バットマンシリーズはエンタメ性が高く、シリーズごとに異なった世界観で描かれています。
そのため、好きなシリーズから見始めてもまったく問題はありません。
もちろん公開順に見ても、楽しみながらバットマンの歴史を感じられるでしょう。
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バットマンシリーズの公開順とあらすじ
2019年にバットマンは誕生80周年を迎えており、初の映画公開から今年で70年と歴史の深い作品です。
それぞれの監督やバットマン役、時代によって作品の世界観が異なっているのも魅力の1つです。
ここからは、バットマンシリーズの映像作品を公開順に紹介します。
シリーズ名 | 作品名 | 公開年 | バットマン役 | ヴィラン(敵キャラ) |
---|---|---|---|---|
初期作品 | バットマン 作品ページ | 1943年 | ルイス・ウィルソン | ドクター・ダカ |
バットマン&ロビン | 1949年 | ロバート・ローリー | ウィザード | |
初期作品 (レスリー・H・マーティンソン作品) | バットマン オリジナル・ムービー 作品ページ | 1966年 | アダム・ウェスト | ジョーカー、キャットウーマン、リドラー、ペンギン |
ティム・バートン作品 | バットマン 作品ページ | 1989年 | マイケル・キートン | ジョーカー、キャットウーマン、リドラー、ペンギン |
バットマン リターンズ 作品ページ | 1992年 | ジョーカー、キャットウーマン、ペンギン | ||
ジョエル・シュマッカー作品 | バットマン フォーエバー 作品ページ | 1995年 | ヴァル・キルマー | トゥーフェイス、リドラー |
バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲 作品ページ | 1997年 | ジョージ・クルーニー | Mr.フリーズ、ポイズン・アイビー、ベイン | |
クリストファー・ノーラン作品 「ダークナイトトリロジー」 | バットマン ビギンズ 作品ページ | 2005年 | クリスチャン・ベール | キャットウーマン、ペンギン |
ダークナイト 作品ページ | 2008年 | ジョーカー | ||
ダークナイト ライジング 作品ページ | 2012年 | キャットウーマン、ベイン | ||
連続ドラマ | GOTHAM/ゴッサム 作品ページ | 2014年 | – | – |
DCエクステンデッド・ユニバース作品 | バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生 作品ページ | 2016年 | ベン・アフレック | レックス・ルーサーJr. |
ジャスティスリーグ 作品ページ | 2017年 | ステッペンウルフ | ||
その他 | レゴバットマン ザムービー 作品ページ | 2017年 | ウィル・アーネット | ジョーカー |
ニンジャバットマン 作品ページ | 2018年 | 山寺宏一 | ジョーカー | |
最新作 | THE BATMAN ザ・バットマン 作品ページ | 2022年 | ロバート・パティンソン | キャットウーマン、リドラー、ペンギン |
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初期作品
1940年代から1960年代までが、バットマン初期の作品です。
最初の2作は、オムニバス形式の連続活劇映画となっています。
バットマン
1943年にコロンビアピクチャーズより公開された連続活劇「バットマン」は、15章のストーリーを1つにまとめた映画です。
ストーリーは、アメリカ合衆国のエージェントであるバットマンが日本のエージェントと戦う内容になっています。
日本では非公開の作品です。
バットマン&ロビン
1949年にコロンビアピクチャーズより公開された2作目の連続活劇です。
前作と同じく15章構成となっており、バットマンとロビンのコンビが正体不明の悪役ウィザードに戦いを挑むストーリーになっています。
映像はモノクロで、日本語で見られる一番古いバットマン作品です。
バットマン オリジナル・ムービー
1966年に20世紀FOXによって公開された、バットマンシリーズ初の長編映画です。
元々はテレビドラマであった「怪鳥人間バットマン」の劇場版で、テレビドラマを売り込むために製作されました。
ただ、テレビシリーズの大ヒットを受け、この作品もヒットした背景があります。
ジョーカーやキャットウーマン、リドラー、ペンギンの悪党4人で結成された「ユナイテッド・アンダーワールド」とバットマンの対決を描いた作品です。
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ティム・バートン作品
「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」でも監督を務めたティム・バートンが描くバットマンシリーズです。
個性あふれるヴィランたちが、ティム・バートン特有のどこか不気味な世界観を彩っています。
バットマン
ティム・バートン作品の1作目です。
彼が描いたどこか暗く影のあるバットマンは、以後登場するアメコミヒーローの心理描写に大きな影響を与えました。
また、ジャック・ニコルソンが演じ、強烈な存在感を放ったジョーカーの存在も欠かせません。
ジョーカーの起源も描かれています。
それぞれが暗い過去を抱える、バットマンとジョーカーの対決が描かれた作品です。
大がかりで派手なシーンが多くあり、見応えがあります。
バットマン リターンズ
ティム・バートン作品の2作目で、ペンギンやキャットウーマンとの対決が描かれています。
今作ではティム・バートンらしさとも言える異形愛が色濃く出た作品で、ヴィラン側に重きをおいた構成でストーリーが展開されていきます。
そのため、ペンギンとキャットウーマンが、ヒーローであるバットマン以上に強く印象に残った方も多くいるようです。
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ジョエル・シュマッカー作品
監督がティム・バートンからジョエル・シュマッカーに変わります。
監督の変更にともない、本人の希望でバットマン役のマイケル・キートンが降板しました。
それにともない、ティム・バートンの描くバットマンとは方向性が少し変わります。
バットマンやヴィランの影のある部分や作品の世界観は引き継ぎつつ、よりファミリー層に向けた明るい作風となっています。
バットマン フォーエヴァー
ジョエル・シュマッカー作品の1作目です。
降板したマイケル・キートンに変わりバットマンを演じたのは、「トップガン」のアイスマン役として有名なヴァル・キルマーです。
法廷で硫酸をかけられたことをきっかけに怪人になったトゥーフェイスと、ブルースの会社で研究員をしていたリドラーが手を組み、バットマンと対決するストーリーが描かれています。
バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
ジョエル・シュマッカー作品の2作目です。
アーノルド・シュワルツェネッガーがヴィランであるMr.フリーズを演じたことで話題になりました。
ヴァル・キルマーがバットマン役を降板し、ジョージ・クルーニーが起用されています。
ゴッサムシティを氷の王国にしようと目論むMr.フリーズに、バットマンが立ち向かう姿が描かれています。
ただ、この作品はゴールデンラズベリー賞に9部門でノミネートされてしまい、5作目の計画案は頓挫しました。
ゴールデンラズベリー賞は、アカデミー賞授賞式の前日に選ばれる「最低の映画」に送られる不名誉な賞です。
酷評が多い作品ですが、バットマンシリーズの中で一番ヒーローらしいバットマンを見られる作品でもあります。
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クリストファー・ノーラン3部作「ダークナイトトリロジー」
ダークナイトトリロジーはバットマンシリーズのなかでも最高傑作との呼び声が高い、クリストファー・ノーラン監督が手がける3部作です。
これまで描かれることのなかったバットマンの起源が描かれています。
主人公のブルース・ウェインがどのような理念でバットマンとなり、ヴィランに立ち向かっているのかがわかります。
バットマン ビギンズ
クリストファー・ノーラン作品の1作目です。
バットマンがどのようにして誕生したか、なぜコウモリをモチーフに選んだのかなど、ブルース・ウェインがバットマンになるまでの軌跡が描かれています。
家族向けをめざしていたジョエル・シュマッカー作品から方向を戻し、本来のダークヒーローとしてのバットマンを楽しめる描写になっています。
ダークナイト
ダークナイトトリロジーの2作目で、最恐のヴィランであるジョーカーが登場します。
ジョーカー役であるヒース・レジャーの怪演が作品に強烈なインパクトを与え、多くの観客を釘付けにしました。
この作品は評価が非常に高く、アカデミー賞のノミネート数は8部門です。
ヒース・レジャーの助演男優賞と音響編集賞を受賞しています。
「命を奪わない」というバットマンの信条を崩そうとするジョーカーの狂気は凄まじく、いつものバットマンとは違う目が離せない展開でストーリーが進みます。
ダークナイト ライジング
ダークナイトトリロジー締めくくりの3作目です。
前作から8年後のゴッサム・シティが舞台となっています。
ゴッサム・シティを滅ぼそうとするベインやキャットウーマンとの対決が描かれています。
ベインにはトム・ハーディ、キャットウーマンにアン・ハサウェイが起用されたことでも話題になりました。
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連続ドラマ作品「GOTHAM/ゴッサム」
引用:U-NEXT
バットマンには連続ドラマのスピンオフ作品もあります。
それが「GOTHAM/ゴッサム」です。
映画では、ベテラン刑事として活躍するジェームズ・ゴードンの青年期と主人公ブルース・ウェインの幼少期を中心に描かれています。
第1期は、新人刑事のジェームズ・ゴードンがハービー・ブロックとペアを組み、ウェイン夫婦殺害事件の解決を目指して捜査を開始するところから始まります。
ドラマの制作は全部で5期分です。
2014年から2019年にかけ、放送されました。
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DCエクステンド・ユニバース版
DCエクステンド・ユニバース版は、DCコミックスのヒーローが複数共演している作品です。
そのなかにバットマンが含まれています。
これまでに公開されたバットマン映画の世界観やストーリーとのつながりはありません。
バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生
引用:U-NEXT
スーパーマンが活躍した「マン・オブ・スティール」の続編として描かれている映画です。
この作品でバットマンが初めて登場します。
監督はザック・スナイダー、バットマン役はベン・アフレックです。
物語はスーパーマンの持つ能力や前作での戦いの被害を危惧し、地球からスーパーマンを追放するべきという世論が強まってしまっているところから始まります。
バットマンとスーパーマン、ワンダーウーマンの集結が見られるストーリー展開にも注目です。
ジャスティスリーグ
引用:U-NEXT
ザック・スナイダーの2作目の作品です。
とある事情でザック・スナイダーが監督を途中降板し、追加シーンはジョス・ウェドンが脚本と監督を担当しました。
前作でスーパーマンが命をかけて救った世界が再び危険に晒されます。
バットマンが世界の危機を察知しワンダーウーマンやアクアマン、サイボーグ、フラッシュとチームを組み、世界の危機に立ち向かう様子が描かれています。
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その他
バットマンには実写だけでなく、アニメーション映画作品もあります。
レゴバットマン ザ・ムービー
引用:U-NEXT
ブロック玩具のレゴで、バットマンの世界観を描いた作品が「レゴバットマン ザ・ムービー」です。
コメディタッチにストーリーが描かれています。
バットマンの性格も実写とは違い、ナルシストで自己中心的です。
相棒であるロビンとの出会いや師弟愛、バットマンの孤独について描かれており、大人でも感動できる要素がある作品に仕上がっています。
敵役はジョーカーの他に、さまざまなファンタジーシリーズからも登場します。
ニンジャバットマン
ニンジャバットマンは日本製のアニメーション映画です。
ヴィランとバットマンが、戦国時代の日本に突如タイプスリップしたところからストーリーが始まります。
ジョーカーが歴史を変えようとしており、それを阻止するために戦いを挑むバットマンの姿が描かれています。
日本のトップクリエイターたちが製作を担当しており、海外でも高い評価を得た作品です。
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最新作:THE BATMAN ザ・バットマン
2022年3月11日に公開された最新作「THE BATMAN ザ・バットマン」は、ミステリアスな雰囲気にあふれた謎解きサスペンス・アクション作品となっています。
バットマンのキャラクター解釈も一新されており、これまでとは違った角度でバットマンの世界が描かれ注目されました。
今作のヴィランであるリドラーは、自身の犯行現場に謎かけを残していきます。
それを探偵ブルース(バットマン)が解き明かしていく頭脳戦も交えた作品です。
バットマンで特に人気が高いのは「ダークナイト」
ここまで公開順に作品を紹介しましたが、歴代で最も人気が高い作品はダークナイトトリロジーの2作目「ダークナイト」です。
バットマンシリーズの最高傑作と名高く、アカデミー賞に8部門でノミネートされました。
助演男優賞と音響編集賞の2部門を獲得しています。
特に助演男優賞を受賞したジョーカー役であるヒース・レジャーの演技が凄まじく、最高傑作となった大きな要因だとの声が多くあります。
ちなみに、ダークナイトトリロジーを見る順番は公開順に見るのがおすすめです。
バットマン ビギンズはバットマン誕生について初めて描かれた作品であり、バットマンのヒーロー像や信念を知ることができます。
また、3部作としてのつながりも強く、ダークナイト ライジングで完結します。
ダークナイトで残った謎もダークナイト ライジングで解決されるため、シリーズとして楽しみたい場合は、ぜひ公開順で鑑賞してください。
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最新作ザ・バットマン2の公開は?
2023年1月31日にDCスタジオがおこなった発表によると、2025年10月3日にアメリカでバットマンの最新作公開が決定したとのことです。
英題は「THE BATMAN Part II」で、2023年11月23日に撮影スタート予定となっています。
監督は前作「THE BATMAN ザ・バットマン」を手がけたマット・リーブスが、バットマン役は引き続きロバート・パティンソンが担当します。前作と同じくサスペンス・アクション映画となるようです。
マット・リーブス監督の「ザ・バットマン」は3部作構成での制作になると発表されており、どのように作品のつながりが描かれるのか楽しみです。今のところ、日本での公開は未定です。
まとめ
この記事では、バットマンを見る順番について解説してきました。
おすすめの順番は「ダークナイトトリロジー」からの鑑賞です。
最高傑作のシリーズと名高く、非常に高い人気を誇っています。
「バットマン ビギンズ」ではバットマン誕生についても描かれており、よりバットマンの世界観を深く理解できます。
作品としての最高傑作である「ダークナイト」も含まれており3作品通してのつながりも強いシリーズです。
ただ、基本的にシリーズを超えてのつながりはなく、各作品を単品で見ても楽しめるストーリー展開になっています。
順番に縛られず、自由に見て楽しむのもまた一興です。
ぜひ、自分なりにバットマンシリーズを楽しんで鑑賞してください。
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