「仕事に必要な知識を増やし、できる仕事をどんどん増やしたい。ビジネス書の読み放題サービスのおすすめはどれ?」
そんな悩みに答えます。
多くのビジネスマンは自身のスキルアップのために、ビジネス書を活用します。仕事に活かせるノウハウを、効率よくインプットできるからです。
しかし、ビジネス書の読み放題サービスはたくさんあり、どれを選んでいいか迷います。
本記事では、多様なビジネス書読み放題サービスの中から、おすすめを5つ厳選しました。選び方や、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
結論から言うと、1番のおすすめはKindle Unlimited。取り扱うビジネス書の作品数がダントツで多く、他のジャンルにも精通していて満足度が高いからです。
読み放題サービスをうまく活用できれば、人間関係やキャリアの悩みを解決するきっかけになるでしょう。
ビジネス書読み放題サービスのおすすめ5選
おすすめのビジネス書読み放題サービスを紹介します。それぞれの特徴や、メリット・デメリットを解説していきます。
サービス | 月額(税込) | 無料期間 | ビジネス書の作品数 | 利用環境 |
---|---|---|---|---|
Kindle Unlimited | 980円 | 30日 | 50,000冊以上 | スマートフォン・タブレット・PC・Kindle端末 |
auブックパス | 618円 | 30日 | 365冊 | スマートフォン・タブレット・PC |
シーモア読み放題 | 780円 | 7日 | 1,480冊 | スマートフォン・タブレット・PC |
楽天マガジン | 418円 | 31日 | 75冊 | スマートフォン・タブレット・PC |
flier(フライヤー) | 2,200円(ゴールドプラン) | 7日 | 3,200冊 | スマートフォン・タブレット・PC |
※2023.10時点
Kindle Unlimited
(参考:Amazon)
メリット | デメリット |
---|---|
ビジネス書の作品数がダントツで多い 他ジャンルの本も豊富 お得なキャンペーンが定期的に行われる | 月額料金が他のサービスに比べて高め ダウンロードできるのは20冊まで |
- ビジネス書をたくさん読みたい
- Amazonを普段から利用してる
- 他ジャンルの本にも興味がある
Kindle Unlimitedは2016年3月に、Amazon Kindleから発表された本の読み放題サービスです。読み放題の対象本は、洋書を含めれば200万冊に及びます。
月額980円で、ビジネス書だけでも50,000冊以上の本が読み放題です。
Kindle Unlimitedの強みは、なんといっても豊富なビジネス書の数。ベストセラーやトレンド入りしている本まで読み放題の対象になることもあり、人気の高いサービスの1つです。
無料お試し期間は30日ですが、期間限定で「3ヶ月99円で利用できます!」というような、お得なキャンペーンも定期的に開催されます。
月額980円は他のサービスに比べると少し高めです。しかし、サービス内容が充実しているので、納得の値段と言えるでしょう。
ビジネス書読み放題を初めて利用する方は、Kindle Unlimitedを選んでおけば間違いありません。
auブックパス
(参考:auブックパス)
メリット | デメリット |
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月額料金が安い 他ジャンルの本が豊富 Pontaポイントが貯まる | ビジネス書が少ない アプリが使いづらい |
- 月額料金が安いサービスを利用したい
- ビジネス書だけではなく他ジャンルも読みたい
- Pontaポイントを普段の生活で利用してる
auブックパスは、KDDI株式会社が運営している読み放題サービスです。読み放題には2つのプランがあり、読み放題の対象本がすべて読める「総合コース」と、雑誌だけ読み放題の「マガジンコース」があります。
なお、ビジネス書が読み放題になるのは「総合コース」で、月額618円で利用できます。
ビジネス書の作品数は、365冊と少なめですが、他のジャンルの本が豊富にそろっている点と、月額費用を抑えられる点で人気の高いサービスになっています。
シーモア読み放題
(参考:シーモア読み放題)
メリット | デメリット |
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読み放題ライトでビジネス書が読める 漫画作品が豊富 作品検索がしやすい | 無料お試し期間が短い ビジネス書が少ない |
- ビジネス書と同じくらい漫画も好き
- 無料お試し期間は短くてもいい
- アプリの使いやすさを重視したい
シーモア読み放題はNTT株式会社が配信している読み放題サービスです。プランは2つあり、読み放題ライトが「780円/月(税込)」、読み放題フルが「1,480円/月(税込)」です。
肝心のビジネス書が読めるのは「読み放題ライト」。ビジネス書メインで読む方は、「読み放題ライト」で十分です。
一方で「読み放題フル」は、BLやTL、大人コミック、ライトノベルのジャンルを追加で読めるようになります。
シーモア読み放題はビジネス書だけではなく、漫画の作品数が多いことで人気のサービスです。ビジネス書だけではなく「漫画も楽しみたい!」という方には、ピッタリのサービスになるでしょう。
楽天マガジン
(参考:楽天マガジン)
メリット | デメリット |
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月額料金が最安 無料お試し期間が長い 人気のビジネス誌が読み放題 | 雑誌だけで書籍はない ダウンロードの容量が大きい |
- 月額料金を抑えたい
- ビジネス誌をたくさん読みたい
- 楽天ポイントを普段から活用している
楽天マガジンは雑誌のみを取り扱う読み放題サービスです。人気のビジネス誌が75誌と多く、月額料金が非常に安いため、利用者数も多いです。
「ビジネス関連の書籍だけではなく、雑誌からもインプットしたい!」という方には、ピッタリのサービスでしょう。
月額プランは「418円/月(税込)」ですが、年額プランに加入すると「3,960円/年(税込)」で利用できます。年間1,056円もお得になるので、長く利用する予定の方は年額プランがおすすめです。
また、楽天ポイントによる支払いも可能です。普段から楽天ポイントを貯めている方は、実質無料で利用できます。
flier(フライヤー)
(参考:flier)
メリット | デメリット |
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ビジネス書の要約の質が高い 人気のビジネス書が厳選されている 音声読み上げ機能がある | 月額料金が高い 情報量が少ない |
- ビジネス書の要点を効率よくつかみたい
- 読書する時間がほとんどないくらい忙しい
- 音声読み上げ機能を活用し耳でも学びたい
flierはビジネス書の要約サービスです。特徴は「1冊10分の時短読書」ができること。
読書する時間がないくらい忙しいビジネスマンに、おすすめのサービスです。
読み放題プランは2つあり、ゴールドプランは「2,200円/月(税込)」で、シルバープランは「550円/月(税込)」となっています。
シルバープランは、月に5冊までしか要約が読めません。したがって、すべての有料コンテンツを読めるゴールドプランがおすすめです。
経営コンサルタントや各分野の専門家が書籍の要約をしているので、非常に質が高いです。音声読み上げ機能もあり、運転中でも利用できるのはうれしいポイントですね。
ビジネス書読み放題サービスの選び方
読み放題サービスが多くて悩むポイントは、「結局どのサービスを使えばいいの?」というところ。
サービスを選ぶ基準は、以下を参考にしましょう。
- 利用料金
- ビジネス書の冊数
- 使用感
読み放題サービスは月額制のサブスクなので、サービスの質に対し、料金が見合っているのかの判断が必要です。
すべてのサービスに無料お試し期間があるので、「このサービスは違うな……」と感じたら、解約すればOKです。
また、読みたい本があることも重要なポイントです。対象本のタイトルを見たときに、読みたいと思える本の数が多いサービスを利用しましょう。
電子書籍の使用感も大事です。主なデバイスはスマホやタブレット、PCになりますが、使用感に違和感がなければ満足度も高くなるでしょう。
ビジネス書読み放題をおすすめできる人の特徴
ビジネス書の読み放題をおすすめできる人の特徴は、以下の通りです。
- 仕事でできることを増やしたい
- 仕事に必要なスキルを磨きたい
- 効率よく仕事をしたい
主に、仕事で成果を出したい人におすすめです。
なぜならビジネス書には、仕事の悩みを解決するためのノウハウが詰め込まれているから。読み放題のサービスを活用すれば、値段を気にせずどんどん読みたい本を読めます。
スキルアップにつながったり、周りから信頼されるビジネスマンに成長できるチャンスです。
ビジネス書読み放題のデメリット3選
どのサービスにもメリット・デメリットがあるように、ビジネス書の読み放題サービスにも、デメリットはあります。以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
本を読まないと損をする
読み放題サービスを利用していても、本を読まないなら損をします。月額分だけ料金が発生しているからです。
ビジネスマンは忙しい方が多いので、「月に1冊も読めなかった……」というケースが増えるようなら、解約も視野に入れましょう。
新作は読めない可能性がある
読み放題の対象本のほとんどは、新作ではなく旧作が多い傾向があります。
旧作のメリットは、すでに本への評価が下されているところ。高い評価の本を優先して読めるので、何を読んでいいか悩んでいる方はハズレを引きづらくなります。
一方で、新作を読みたい方にとってはデメリットです。読み放題を契約しても、新作を読めずにモヤモヤするかもしれません。
読み放題対象本から外れると再読できない
読み放題の対象から外れると、その本は読めなくなります。途中まで読んでいた本でも、対象外になれば読めません。
読みたい本は、読み放題対象期間内に読みましょう。
ビジネス書読み放題のメリット5選
デメリットがある一方で、ビジネス書の読み放題には、月額を払うだけの魅力がたくさんあります。読み放題のメリットは、以下の通りです。
それぞれわかりやすく解説します。
本代を抑えられる
読み放題のサービスは月額が固定されているので、読めば読むほどお得になります。
ビジネス書を月に1〜2冊読むだけでも、しっかり元がとれます。
たとえば、Kindle Unlimitedなら月額980円です。1冊1,500円のビジネス書を読むだけで、本代を抑えられる計算になります。
少しでも本代を抑えたい方にとって、読み放題は魅力的なサービスになるでしょう。
本との出会いが増える
読み放題のサービスを利用すると、ビジネス書との出会いが増えます。普段読まないような本でも「読み放題の対象だから読んでみるか!」と、手を出すケースが増えるからです。
まさに本との出会いは一期一会。まったく自分に合わない本もあれば、たまたま読んだ本がホームラン級の本かもしれません。
読み放題の本は、お金を気にせずどんどん読めます。そんな中から新たな出会いが生まれるのは、うれしいことですよね。
知識が深まる
ビジネス書をたくさん読むと、知識が広がるだけではありません。「深み」も出てきます。
その理由は、同じカテゴリーのビジネス書を何冊も読めるから。
たとえば、マネジメントカテゴリーの本を1冊読んだ人と、10冊読んだ人がいたとしましょう。ここでは間違いなく10冊読んだ人のほうが、マネジメントの知識は深まっています。
系統の同じ本を何冊も読むことで、要点をつかめるようになり、知識を深めるきっかけになります。
時間の使い方がうまくなる
読み放題サービスを利用すると、時間の使い方がうまくなります。空いた時間に本を読む頻度が増えるからです。
たとえば、電車通勤や休憩の時間に読み放題サービスを活用できれば、時間を有効活用できるでしょう。
保管場所に困らない
ビジネス書の読み放題サービスは、すべて電子書籍です。紙の本と違い、保管場所に困りません。
「本は読みたいけど、本棚がいっぱいだからどうしよう……」という悩み自体がなくなります。
ビジネス書を読むなら紙より電子書籍がおすすめな理由
ビジネスマンの多くは、忙しい毎日を送っています。とくにビジネス書を読むような、仕事に前向きな方々は、時間に追われる生活を送っていることでしょう。
そんなビジネスマンにおすすめするのは「電子書籍」です。理由は以下の通りです。
紙の書籍よりもおすすめな理由を、くわしく解説していきます。
いつでもどこでも本を読める
電子書籍はいつ、どんなときでも本を読めます。家にいるときはもちろん、電車の中や職場のお昼休み、待ち合わせまでの隙間時間でも読むことができます。
また、バッグに入れられる紙の本には限界がありますが、電子書籍なら上限がありません。
電子書籍ならデバイス1つに、すべての書籍データがあります。読みたい本を、読みたいときに読めるのは大きなメリットです。
すぐに買えて読める
電子書籍なら本の品切れはなく、購入後すぐに読めます。本屋に行く手間もなければ、品切れで時間を無駄にすることもありません。
すぐに買えて読めるのは、忙しいビジネスマンにとって大きな魅力です。
ただ、電子書籍の使用感がなじまない方もいるかもしれません。もし紙の本しか読んだ経験がないのなら、1度試してみるといいでしょう。
【電子書籍】おすすめのビジネス書は?
(参考:Amazon)
どんな年代にもおすすめできるビジネス書といえば「7つの習慣」です。いわずと知れた、世界的な名著です。
- 出版社:キングベアー出版
- 著者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日:2013.8
- ページ数:521ページ
成功するために必要な習慣が、7つにまとまっています。要するに「成功原則とは何なのか?」が、本著には書かれています。
小手先のテクニック論が溢れているからこそ、1度は読んでおきたい1冊です。
【まとめ】安く読めるビジネス書の読み放題サービスを利用しよう
本記事では、おすすめのビジネス書読み放題サービスを5つ紹介しました。以下の通りです。
1番のおすすめはKindle Unlimited。50,000冊以上のビジネス書が読み放題で、月額980円はコスパ抜群です。
悩みを解決するのに、ビジネス書は有効なツールです。今回の記事を参考に、読み放題サービスを活用していただけると幸いです。