クラウドSIM(WiFi)の仕組みとは?メリット・デメリットやポケット型WiFiのおすすめ8選を徹底比較!

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近年、クラウドSIMを採用したモバイルWi-Fiサービスが増えています。

クラウドSIMは従来の物理的SIMを使わずにインターネットに接続できるため、広いエリアをカバーしているのが特徴です。
料金も一般的なモバイルWi-Fiと比較して安く、乗り換えを検討している方もいるでしょう。

しかし、デメリットもあるため、本当に利用するのが合っているのかを見極めなければなりません

本記事では、クラウドSIMの仕組みについて、メリット・デメリットやおすすめのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスを交えて解説します。

目次

クラウドSIM(WiFi)とは?仕組みやeSIMとの違いを解説

クラウドSIMは、クラウド上でSIMカードの情報を管理し、柔軟な通信環境を実現できるのが特徴です。
そのため、一般的なモバイルWi-Fiのように物理SIMを端末に差し込む必要がありません

ここでは、クラウドSIMについて深く理解するために、仕組みやeSIMとの違いを解説します。

クラウドSIMの仕組み

従来のモバイルWi-Fiでは、端末にSIMカードを挿入することで契約しているキャリアの情報を管理していました。
そのため、インターネットを接続する際に利用できるのは、契約したキャリアのみです。

一方、クラウドSIMでは端末にSIMカードを挿入する必要がなく、契約しているキャリアの情報はクラウド上のサーバーで管理されてます。
インターネットに接続する際はクラウド上のサーバーからデータを取得して情報を書き換えるため、複数のキャリア回線を利用できるのが特徴です。

従来のSIMカードとは異なり、クラウドSIMでは状況に応じて最適な回線に接続を切り替えられるため、山間部やトンネル内でも通信が途切れにくくなっています

また、ほとんどのクラウドSIMが大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を活用しているため、ストレスフリーでインターネットに接続できるのが強みです。

クラウドSIMとeSIMの違い

クラウドSIMと似たものに「eSIM」があります。

このeSIMとは「Embedded SIM」の略で、スマートフォンの端末に最初から内蔵されているのが特徴です。
eSIMを採用した端末では、サービス加入者を識別するための情報をインターネット経由で書き換えるため、カードの差し替えなど手間なく契約後すぐに通信が可能となります。

eSIMでは回線を自動で切り替えられず、契約したキャリアの回線のみで利用できる点がクラウドSIMとの違いです。
スマートフォンにはSIMカードとeSIMの両方が使えるデュアルSIM対応機種が多く、1台で2種類の回線を使い分けられるので、海外に渡航する際にモバイルWi-Fiを用意する必要がない点はメリットと言えます。

クラウドSIMを利用する4つのメリット

クラウドSIMではカードを差し替える必要がなく、状況に応じて良好な回線を自動で切り替えてくれるのが強みです。
広いエリアで安定して接続できるため、住む場所を問わず使いやすいと言えます。

ほかにもクラウドSIMを利用するメリットがあるため、もしこれから利用を検討していれば参考にしてみてください。

ここでは、クラウドSIMを利用する4つのメリットを解説します。

①大手キャリア回線よりも料金が安い

大手キャリアが提供するモバイルWi-Fiと比べて、クラウドSIM型のモバイルWi-Fiは月額料金が安く設定されています。

例えば、auのモバイルWi-Fiを利用する場合、無制限プランで最初の13か月間が月額4,721円(税込)となっています。
一方、クラウドSIM型モバイルWi-Fiを提供するZEUS WiFiでは、100GBプランで初月〜3か月目の月額料金が1,980円(税込)、4~24か月目は月額3,212円(税込)とauと比べて安価です。

このように、クラウドSIMを利用すれば、大容量プランであっても月額料金を抑えながら利用できます

②使い方に合わせてデータ容量を選べる

クラウドSIM型モバイルWiFiには、10~100GBまで多様なデータプランが用意されています
小容量のデータプランも選べるため、月末にデータ容量を多く余らせてしまう心配も不要です。

また、クラウドSIMのサービスのなかには、必要なデータ容量分だけ購入する仕組みの「プリペイド式サービス」もあり、必要な分だけ使いたい方にもおすすめです。
データプランの選択肢が多いので、データ容量を無駄にしたくない方は検討してみましょう。

以下の記事では、おすすめのプリペイド式モバイルWi-Fiを紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。

③広いエリアで安定して利用できる

クラウドSIMではドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアを利用しており、広いエリアで安定して利用できるのが特徴です。
また、楽天の回線を利用できるサービスも用意され、対応エリア内であれば快適にインターネットに接続できます。

端末の設定でキャリアの対応エリアごとに自動で回線を切り替えるため、通信が途切れる心配もありません

そのため、大手キャリアがカバーするエリア内であれば圏外になりにくいのが魅力で、とくに山間部やトンネルのなかでも、安定してインターネットを使い続けられるでしょう。

④国内だけでなく海外でも利用できる

クラウドSIM型モバイルWi-Fiの多くは国内だけでなく海外でも利用でき、海外旅行や出張の機会がある方にもおすすめです。

また、各サービスが用意している海外用のデータプランを購入しておけば、現地で端末の電源を入れ直すだけで利用可能です。
クラウドSIM端末でそのまま海外利用が可能であるため、面倒な手間や手続きが不要な点もメリットとして挙げられるでしょう。

ただし、サービスによって対応国が異なる点には注意しておきましょう

【注意】クラウドSIMを利用する5つのデメリット

クラウドSIMは広いエリアをカバーできるため、場所を問わずインターネットを快適に利用できるのが魅力です。

しかし、WiMAXのモバイルWi-Fiのような無制限プランがなく、通信速度も劣るので、人によっては使い勝手が悪いかもしれません。
また、ほかにもデメリットが存在するため、利用後に後悔しないためにもデメリットも理解しておくことが大切です。

ここでは、クラウドSIMを利用する5つのデメリットを解説します。

①無制限プランは選べない

クラウドSIM型モバイルWi-Fiには無制限プランがありません

以前は無制限プランも存在していましたが、クラウドSIMの利用者が急激に増加したことで過去に通信障害が発生し、現在はどのサービスからも取り扱いがなくなっています

無制限プランがないため、大容量の動画視聴やオンラインゲームを楽しむにはデータ容量が足りない可能性があります。
ただし、どのサービスにも大容量の100GBプランがあるので、一般的なインターネットの使い方なら問題ないでしょう

参考:総務省「電気通信事故検証会議(第4回) 議事要旨 」

②従来のモバイルWiFiと比較して通信速度が劣る

一般的に、クラウドSIM型モバイルWi-Fiの通信速度は下りが150Mbps、上りが50Mbpsとなっています
この通信速度は従来のモバイルWi-Fiと比べると遅く、クラウドSIM型モバイルWi-Fiのデメリットとして挙げられます。

また、この最大通信速度はあくまでも理論値であり、実際の通信速度(実測値)では大きく下回ることがあります。
以下では、本記事で紹介するクラウドSIM型モバイルWi-Fiの速度に関する実測値をまとめました。

サービス名下り平均速度上り平均速度

16.32Mbps9.75Mbps

29.92Mbps4.27Mbps

104.93Mbps15.18Mbps

10.72Mbps7.6Mbps

3.13Mbps0.29Mbps

出典:みんなのネット回線速度

通信速度を重視する方にとって、上記のような速度では不十分な場合があるため、よく検討して利用を決めましょう

③通信障害が起こる可能性がある

クラウドSIMでは過去に通信障害が発生した事例があり、今後も同様の事態が起こる可能性があります。

2020年に、在宅ワークの増加やクラウドSIM利用者の急増が要因となって、大規模な通信障害が発生しました。
この通信障害では、3万人以上のユーザーに影響が出たと言われ、クラウドSIMを見直す1つのきっかけとなっています

現在は、このようなトラブルを防ぐためにデータ容量に上限が設けられ、各サービスが取り扱えるデータ容量は「100GB」までになりました

今後、通信障害が発生する可能性はゼロではないため、気になる方は物理SIMを採用したサービスを選ぶのが良いでしょう。

④接続する回線をユーザーが選べない

クラウドSIMでは通信状況をクラウド上のサーバーが判断して、対応するキャリアのなかから最も状況が良好な回線に自動で接続します。
大手キャリアの回線を全て使えるとは言っていますが、ユーザーは接続する回線を自由に選べません

多くの方は接続先を気にしないと思いますが、利用したい回線が決まっている方にはおすすめできません
好みの回線を自由に選べる物理SIMを選択するのが良いでしょう。

⑤端末の起動時に時間がかかる

一般的なモバイルWi-Fiでは接続先の回線が決まっていますが、クラウドSIM型モバイルWi-Fiでは端末を起動した後に接続する回線を自動で探します。
通信状況を判断して良好な回線に接続するため、端末を起動してからインターネットが利用できるようになるまでに1~3分程度の時間を要します

そのため、すぐに使いたい方にとってはこの時間がストレスになりかねないため、契約前にこの点を踏まえてから検討する必要があるでしょう。

【必見】自分に合ったクラウドSIMの選び方を紹介

クラウドSIMはその特性上、人によって向き不向きが生じるサービスであり、各サービスを見極めたうえで契約を進める必要があります。
数多ある情報から見極めるのは困難を極めるため、選び方のポイントをおさえて検討するようにしましょう

ここでは、自分に合ったクラウドSIMの選び方を紹介します。

①実質月額料金で比較する

クラウドSIM型モバイルWi-Fiを選ぶ際は、月額料金を確認するだけでは実際にかかる費用を正確に把握できません。
そのため、公式サイトの月額料金を確認すると同時に、実質月額料金を計算して各サービスを比較しましょう。

実質月額料金とは、初期費用や月額料金などからキャッシュバックや割引額を引いた残りを契約月数で割ったものです。
仮に月額料金が同じであっても、キャッシュバックや割引の有無によって実質月額料金は変動します。

公式サイトの月額料金のみで契約を決めてしまうと、トータル料金で損をする場合があるため注意しましょう

②インターネットの使い方からデータ容量を選ぶ

多くのクラウドSIM型のモバイルWi-Fiサービスでは、小容量から大容量まで複数のプランを用意しています。
これらのプランのなかから自分に合ったデータ容量を選ぶためには、インターネットの使い方を把握することが大切です。

例えば、インターネットを最低限しか利用しない方が無制限プランに契約すると、料金が割高になって損をする可能性があります。
また、動画視聴やオンライン会議など多くのデータ容量が必要な方が少ないデータ容量を選んでしまった場合は月末に足りなくなり、追加でデータ容量を購入しなければならないでしょう。

インターネットの使い方を振り返ってみて、自分に合ったデータ容量を選んでください。

③通信速度の実測値で選ぶ

クラウドSIMの最大通信速度はどのサービスでも基本的に同様であり、下りが150Mbps、上りが50Mbpsとなっています。
モバイルWi-Fiとは比較的遅い通信速度であるため、動画視聴やスマートフォンでゲームを楽しみたい方は実測値をチェックしましょう

以下は、本記事で紹介したクラウドSIM型モバイルWi-Fiに関して通信速度の実測値を比較したものです。

サービス名下り平均速度上り平均速度

16.32Mbps9.75Mbps
29.92Mbps4.27Mbps

104.93Mbps15.18Mbps

10.72Mbps7.6Mbps

3.13Mbps0.29Mbps

出典:みんなのネット回線速度

上記を踏まえると、速度重視で選ぶ場合、下り・上り速度の高いMUGEN WiFiがおすすめです。

ただし、通信環境や時間帯によって実測値も変化するため、あくまでも参考程度にとどめましょう。

④契約期間で選ぶ

多くのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスには、契約期間ありと縛りなしの2種類があります

契約期間ありプランは2年契約が一般的で、期間内の解約には違約金が発生するのが特徴です。
期間内で自由に解約できませんが、その分月額料金が安くなっています。

一方、縛りなしのプランは気軽に契約できますが、月額料金が高めに設定されています
長く利用するかわからない方にとっては、気軽に契約しやすい点がメリットとなるでしょう。

通信費をできるだけ安くしたいなら契約期間あり、短期間だけ利用するなら縛りなしがおすすめです。

⑤利用したい支払い方法に対応しているかを確認する

クラウドSIM型モバイルWi-Fiでは、サービスによって対応している支払い方法が異なります

例えば、月額制サービスの多くはクレジットカード払いしか取り扱っていません
そのため、デビットカード払いやコンビニ払いを希望する方は注意してください。

一方、プリペイド式のクラウドSIM型モバイルWi-Fiなら、銀行振込や後払い決済など多様な支払い方法に対応しています
クレジットカード払い以外を希望する場合、月額制では限られるので、プリペイド式の購入も検討してみましょう。

⑥海外で利用したい場合は対応国を確認する

クラウドSIM型モバイルWi-Fiには、海外利用に対応したサービスもあります。
ただし、サービスによって利用できる国が異なるため、海外で利用したい場合は滞在予定の国に対応しているかを確認しましょう

例えば、ほとんどのサービスでアメリカや韓国などの主要な国には対応していますが、アフリカの一部では対応していないケースがあります。

また、海外でインターネットを利用するには、海外用データプランの購入も必要です。
海外用データプランは、国内で利用するより割高になることも覚えておきましょう。

【月額制】おすすめクラウドSIM型のモバイルWiFiサービス5選を比較

クラウドSIM型モバイルWi-Fiを選ぶ際は、料金やデータ容量を比較して自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
加えて、端末のスペックも使用感に影響するため、速度を重視する方は端末スペックも重視して選びましょう。

ここでは、おすすめのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービス5選を紹介します。

スクロールできます
サービス名端末機種月額料金(税込)対応回線バッテリー端末重量最大接続台数対応国数支払い方法

MR1
H01
初月~3か月目:980円~
4~24か月目:2,361円~
25か月目以降:2,508円~
ドコモ
au
ソフトバンク
2,700~3,000mAh130~133g10台106カ国クレジットカード

MS4GRA012,728円ドコモ
au
ソフトバンク
楽天
3,000mAh133g10台135カ国クレジットカード

AIR-1NA01CLOUD AIR-WiFi U3
クラウドSIM 5G AIR-2
3,300円~ドコモ
au
ソフトバンク
楽天
不明125~194g10~16台135カ国クレジットカード
口座振替

Macaroon SE1,980円~ドコモ
au
ソフトバンク
4,000mAh125g10台海外利用不可クレジットカード

U3AiR-11,958円~ドコモ
au
ソフトバンク
3,000mAh130g10台135カ国クレジットカード

ZEUS WiFi

は、安さ重視の方におすすめのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。

30GBプランの場合、初月~3か月目までの月額料金が980円(税込)、4~24か月目も2,361円(税込)で、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れています
また、国内だけでなく海外の利用にも対応しており、世界106カ国でインターネットに接続できるため、海外旅行や出張の予定がある方にもおすすめです。

ほかにも縛りなしのフリープランも用意されているため、短期間だけ使いたい場合でも違約金が発生する心配がありません

サービス名ZEUS WiFi
端末機種MR1
H01
月額料金(税込)初月~3か月目:980円~
4~24か月目:2,361円~
25か月目以降:2,508円~
対応回線ドコモ
au
ソフトバンク
バッテリー2,700~3,000mAh
端末重量130~133g
最大接続台数10台
対応国数106カ国
支払い方法クレジットカード

ぴたっとWiFi

は、シンプルなプランが特徴のクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。

プランは1種類のみの用意であり、月額2,728円(税込)で大容量の100GBが使えます
複数のプランから選ぶ必要がないため、優柔不断で迷ってしまう方におすすめです。

また、大手3キャリアの回線に加えて、楽天の回線も利用でき、国内のどこにいても安定した通信ができます。
加えて、海外利用にも対応しており、対応国数は135カ国と豊富です。
事前に手続きする必要がなく、現地で端末を起動するだけで利用できます。

サービス名ぴたっとWiFi
端末機種MS4GRA01
月額料金(税込)2,728円
対応回線ドコモ
au
ソフトバンク
楽天
バッテリー3,000mAh
端末重量133g
最大接続台数10台
対応国数135カ国
支払い方法クレジットカード

MUGEN WiFi

は、4G回線だけでなく5G回線の利用も可能なクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。
高速通信プランは、月額4,950円(税込)で5G回線による通信が利用できます。

月額料金3,300円で100GBが使える節約プランも用意され、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめです。
また、30日間のお試し期間があるため、使い勝手が気になる方は試してみるのが良いでしょう。

海外用データを購入することで世界135カ国でも利用でき、海外旅行や出張の予定がある方にもおすすめです。

サービス名MUGEN WiFi
端末機種AIR-1
NA01
CLOUD AIR-WiFi U3
クラウドSIM 5G AIR-2
月額料金(税込)3,300円~
対応回線ドコモ
au
ソフトバンク
楽天
バッテリー不明
端末重量125~148g
最大接続台数10~16台
対応国数135カ国
支払い方法クレジットカード口座振替

MONSTER MOBILE

は、安さ重視で選びたい方におすすめのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。

2年契約プランでは、データ容量20GBが月額1,980円(税込)で利用できます
縛りなしプランも用意されており、短期間だけ使いたい方が気軽に契約できるのも魅力です。

また、MONSTER MOBILEでは14日間のお試しキャンペーンを実施しています
使ってみてインターネットに接続できない場合や、極端に速度が遅い場合は費用負担なしで解約が可能です。

地方に住んでいて通信状況が気になる方は、お試し期間を活用してみましょう。

サービス名MONSTER MOBILE
端末機種Macaroon SE
月額料金(税込)1,980円~
対応回線ドコモ
au
ソフトバンク
バッテリー4,000mAh
端末重量125g
最大接続台数10台
対応国数海外利用不可
支払い方法クレジットカード

AiR-WiFi

20GBのデータ容量プランで月額1,958円(税込)から利用できる、コストパフォーマンスに優れたクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。
契約期間のないプランは、月額料金に330円(税込)の上乗せで利用できます。

また、データ容量が大容量の100GBプランも用意されているため、速度制限を心配する必要もありません
ハイスペックな端末を利用できる「サクッとプラン」を選べば、より快適にインターネットが使えます。

また、AiR-WiFiには1か月お試しモニターがあり、期間内に解約する場合は初期事務手数料と月額料を返金してもらえます

サービス名AiR-WiFi
端末機種U3
AiR-1
月額料金(税込)1,958円~
対応回線ドコモ
au
ソフトバンク
バッテリー3,000mAh
端末重量130g
最大接続台数10台
対応国数135カ国
支払い方法クレジットカード

【プリペイド式】おすすめのクラウドSIM型モバイルWiFiサービス3選を比較

毎月のデータ通信の利用量が少ない方には、月額制よりもプリペイド式のサービスがおすすめです。

ただ、定額制のサービスとは異なり、初回利用時にまとまった費用が発生するため、トータルの費用を比較したうえで納得できるサービスを選びましょう

ここでは、プリペイド式のおすすめクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービス3選を紹介します。

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サービス名端末機種端末代金(税込)追加チャージ料金(国内・税込)対応回線バッテリー端末重量最大接続台数対応国数支払い方法

T8
MR1
H01T7MD1
8,483~29,980円1,480~6,980円ドコモ
au
ソフトバンク楽天
2,700~3,500mAh100~130g8~10台140カ国クレジットカード
銀行振込
コンビニ決済
Amazon Pay
PayPay
後払い決済

FREEBOT SE01
ST01
19,000~25,980円980~6,980円ドコモ
au
ソフトバンク
3,100~4,000mAh125g8~10台143カ国クレジットカード
キャリア決済
銀行振込
コンビニ決済・Pay-easy

NA0120,580~25,980円1,980~6,480円ドコモ
au
ソフトバンク楽天
3,500mAh148g10台136カ国クレジットカード
コンビニ払い
銀行振込Paidy(あと払い)
ApplePay
GooglePay
PayPal決済
ペイジー決済
atone 翌月払い(コンビニ/口座振替)

リチャージWiFi

は、初期費用を抑えたい方におすすめのプリペイド式クラウド型モバイルWi-Fiサービスです。
端末はアウトレット・リユース品もあり、こちらから選べば通常よりも安い価格で購入できます

また、データ容量の有効期限には30日と365日の2種類があり、30日を選べば通信費を安く抑えられるのも魅力です。

サービスを利用し、サービス内容や通信環境に満足できない場合、「安心満足保証」を利用して返金が受けられます

サービス名リチャージWiFi
端末機種T8
MR1
H01T7MD1
端末代金(税込)8,483~29,980円
追加チャージ料金(国内・税込)1,480~6,980円
対応回線ドコモauソフトバンク楽天
バッテリー2,700~3,500mAh
端末重量100~130g
最大接続台数8~10台
対応国数140カ国
支払い方法クレジットカード
銀行振込
コンビニ決済
Amazon Pay
PayPay
後払い決済

ネオチャージWiFi

では、国内専用モデルと海外対応モデルの2種類から端末を選べるクラウド型モバイルWi-Fiサービスです。

端末料金は国内専用モデルであれば1台につき19,000円(税込)と安く、海外旅行や出張の予定がない方におすすめです。
また、データ容量はどのプランも有効期限が365日であり、急いで使い切る必要がありません。

さらに、海外用のデータ容量には周遊プランが用意されているため、国内でチャージしておけば最大54カ国に滞在できるのも魅力です。

サービス名ネオチャージWiFi
端末機種FREEBOT SE01
ST01
端末代金(税込)19,000~25,980円
追加チャージ料金(国内・税込)980~6,980円
対応回線ドコモauソフトバンク
バッテリー3,100~4,000mAh
端末重量125g
最大接続台数8~10台
対応国数143カ国
支払い方法クレジットカード
キャリア決済
銀行振込
コンビニ決済・Pay-easy

ギガセットWiFi

は、対応エリアの広さが魅力のプリペイド式クラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスです。
大手3キャリアに加えて、楽天回線のエリアにも対応しており、国内のどこにいてもストレスなくインターネットに接続できるでしょう。

また、支払い方法の選択肢が多く、ほかサービスで対応していない支払い方法の対応もあります。
そのため、クレジットカードを持っていない方でも、自分に合った支払い方法が選択できる点もおすすめのポイントの1つです。

サービス名ギガセットWiFi
端末機種NA01
端末代金(税込)20,580~25,980円
追加チャージ料金(国内・税込)1,980~6,480円
対応回線ドコモauソフトバンク楽天
バッテリー3,500mAh
端末重量148g
最大接続台数10台
対応国数136カ国
支払い方法クレジットカード
コンビニ払い
銀行振込Paidy(あと払い)
ApplePay
GooglePay
PayPal決済
ペイジー決済
atone 翌月払い(コンビニ/口座振替)

クラウドSIMがおすすめな人

クラウドSIM型モバイルWi-Fiの利用は、インターネットの使い方によって向き・不向きがあります。
クラウドSIMのメリットやデメリット、特徴を踏まえ、以下にあてはまる方はクラウドSIMがおすすめです。

クラウドSIMがおすすめな人
  • 安い料金でモバイルWi-Fiを使いたい人
  • 場所を問わず安定してインターネットを使いたい人
  • 通信速度はそこまで重視しない人

クラウドSIMのメリットは、対応エリアの広さと料金の安さです。
この点を踏まえれば、価格重視の方や回線の安定性が気になる方とは相性が良いと言えます。


また、従来のモバイルWi-Fiと比べて通信速度で劣りますが、速度を重視しない方であれば満足できるでしょう

実際にサービスの特徴を把握して自分に合うかを判断することが大切であるため、クラウドSIMに興味がある方はSNSや口コミまとめサイトで各サービスの評判もチェックしてみるのがおすすめです。

クラウドSIMに関するよくある質問

最後に、クラウドSIMに関するよくある質問を紹介します。

①クラウドSIMは海外でも使える?

ほとんどのクラウドSIMが海外利用にも対応しています
そのため、海外旅行や出張の機会が多い方にもおすすめです。

ただし、海外で利用するには専用データプランの購入が必要になります

②クラウドSIMに無制限プランはある?

現在、無制限プランを提供するクラウドSIMはありません
しかし、大容量の100GBがあるため、一般的な使い方であれば足りなくなることはないでしょう。

どうしても無制限プランが良い方は、従来のモバイルWi-Fiも検討してみましょう

③プリペイド式で使えるクラウドSIMはある?

クラウドSIM型モバイルWi-Fiには、プリペイド式で使えるサービスもあります
プリペイド式を希望する方には以下のサービスがおすすめです。

おすすめのプリペイド式サービス
  • リチャージWiFi
  • ネオチャージWiFi
  • ギガセットWiFi

④クラウドSIMでオンラインゲームはできる?

クラウドSIMを利用して、スマートフォン向けのオンラインゲームをするにはとくに大きな問題はありません

しかし、コンシューマーゲーム機やゲーミングPCでオンラインゲームをする場合は、速度不足に感じるでしょう

⑤クラウドSIMは解約・返却が必要?

月額制のクラウドSIM型モバイルWi-Fiを契約している場合、解約の手続きや端末の返却が必要です。
ただし、プリペイド式のクラウドSIM型モバイルWi-Fiは端末とデータ容量が買い切りであり、解約手続きや返却は必要ありません

⑥クラウドSIMのSIMバンクとは?

SIMバンクとは、複数の通信キャリアのSIMカード情報を搭載したサーバーのことです。
クラウドSIMにはSIMバンクが搭載されており、通信状況に応じて良好な回線への切り替えが自動で行われます。

まとめ

本記事では、クラウドSIMの仕組みについて、メリット・デメリットやおすすめのクラウドSIM型モバイルWi-Fiサービスを交えて解説しました。

クラウドSIMはクラウド上でSIMカードの情報管理をするのが特徴のサービスであり、さまざまなキャリアの通信回線を1つの端末で利用できる点がメリットとして人気です。
従来のモバイルWi-Fiと比べ、広域なエリアで対応していることから、幅広いユーザーが利用しています。

一方で、無制限プランがないことや、従来のSIMと比べて回線速度が劣る点がデメリットです。

そのため、クラウドSIM型モバイルWi-Fiを利用する前に、メリットだけでなくデメリットも含めて検討することが大切です。
また、各サービスの特徴もおさえたうえで、契約を進めることも大切でしょう。

本記事で紹介したサービスや選び方を参考に、自身にあったサービスを選んでください。

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