コミックシーモアは履歴が残る？削除方法や注意点、メリットデメリットも紹介！

作品数121万冊超えの「コミックシーモア」は、国内最大級の利用者数と作品数を誇り、サービス開始から19年突破の安心安全な電子書籍サービスです。

無料マンガやセール作品数も多く、ポイント還元率が高いのも人気の理由です。

ライトノベルやBLなど作品ジャンルも充実しており、魅力的なサービスがたくさん詰まったコミックシーモアですが、その一方で購入履歴や閲覧履歴の管理が気になる方も多いのではないでしょうか。

電子書籍でさまざまな作品を手軽に見れるため、購入履歴などを他人に見られたくない方は管理をしっかりおこなう必要があります。

本記事では、コミックシーモアの履歴について詳しく解説します。

履歴の種類や削除方法、注意点も併せて説明しますのでコミックシーモアの履歴管理についてお困りの方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

コミックシーモアの履歴にはどんなものがあるの？

まずは、コミックシーモアの「履歴」にはどのようなものがあるのか確認していきましょう。

コミックシーモアでは、大きく分けて2種類の履歴機能があります。

ここでは、それぞれの履歴の特徴や違いを紹介していきます。

閲覧履歴（最近閲覧した本）

閲覧履歴は名前の通り、「最近閲覧した本」の履歴です。

会員登録の有無や、作品の購入・未購入に関わらず、作品詳細画面やキャンペーン画面などへアクセスしただけの作品もすべて「閲覧履歴」が残ります。

これには「立ち読み」や、「無料版」を読んだ作品も含まれます。

そのため、読んだ記憶がなかったり、購入した記憶がない作品でも作品情報ページをクリックしている場合は、閲覧履歴内に作品情報が残るため注意が必要です。

また、閲覧履歴は使用端末ごとに管理されます。

同一アカウントでスマホやタブレットでログインをしても、閲覧履歴の情報は同期されない仕組みなので、履歴削除においてもひとつの端末を削除するだけでは一括削除はできないので注意しましょう。

購入履歴（最近購入した本）

購入履歴は「会員登録をして購入した本」の履歴です。

これには「立ち読み」や「無料版」の読んだ履歴は含まれず、ポイントを使用して購入した作品のみ購入履歴に表示されます。

また、登録した月額コースの情報や、ポイント購入（追加購入）の履歴も「購入履歴」内に表示され、ポイント購入の場合、金額や購入月も記載される仕組みとなります。

購入履歴に関しては、閲覧履歴と違いアカウントごとに情報が管理されるため、別の端末を使用しても購入情報は同期されるので注意が必要です。なお、購入履歴は過去1年間分の履歴が残ります。

コミックシーモアの履歴情報は他の人からも見える？

そもそもコミックシーモアの履歴情報は他の人に見られてしまう可能性はあるのでしょうか？

結論から伝えると、コミックシーモアを使用している端末を共有していると履歴を見られる恐れがあります。

前述の通り、閲覧履歴は使用端末ごとに管理されるため、端末を共有していると簡単に履歴を遡れます。

「閲覧履歴」の欄以外にも、「あなたがチェックした作品」という欄もトップページに表示されるため、ここから購入・閲覧作品をみることができます。

「あなたがチェックした作品」の欄は、会員登録の有無に関わらずトップページに表示されるため、例えログアウトをしていても、他の人が同端末でコミックシーモアを開いたら履歴が見れてしまいます。

購入履歴はアカウントごとに管理されているので、アカウントを分けていれば見られる心配はありませんが、同一アカウントを使用している場合は、端末を変えても情報は同期されるので、購入履歴も見れます。

履歴の確認は、公式ページやMY本棚から確認ができます。

他の人に各履歴を見られたくない場合、「履歴削除」をおこないましょう。

コミックシーモアの履歴を削除する方法！

コミックシーモアでは、閲覧作品や購入情報の履歴が残るため、他の人に読んでいる作品がバレたくない方は困りますよね。

ここでは、各履歴の削除方法を紹介していきます。

閲覧履歴と購入履歴ではそれぞれ対処法が異なるので、順に解説していきます。

コミックシーモアの履歴削除をしたい方はぜひ参考にしてみてください。

閲覧履歴の削除方法は？

コミックシーモアの閲覧履歴は削除が可能です。

閲覧履歴の削除は、ブラウザ版とアプリ版とで削除方法が異なるので順に確認していきましょう。

本棚アプリ版の削除方法

まず、本棚アプリを使用して閲覧履歴を削除する方法を説明します。

本棚アプリは、本棚アプリをダウンロードしている方のみ使用が可能です。

手順としては以下の通りです。

削除した作品は、サイト内で検索をすれば再び読むことが可能です。

一時的に履歴を削除するのみで、購入が取り消しになるわけではないので安心してください。

また、「最近読んだ本」の中に履歴が残るのは購入済み作品のみです。

本棚アプリ使用の場合は、「立ち読み」や「無料版」の作品は最近読んだ本に残らないので注意しましょう。

ブラウザ版の削除方法

続いてブラウザを使用した閲覧履歴の削除方法を説明します。

会員登録をしている場合と、していない場合とで削除方法が異なるので順に解説していきます。

会員でログインしている場合でも、「あなたがチェックした作品」から履歴削除をする方法も可能です。

自分のやりやすい手段で削除をおこないましょう。

購入履歴の削除方法は？

では、購入履歴の削除方法です。

コミックシーモアでは購入履歴の削除はできない仕組みとなっています。ただし、「MY本棚」を活用すると購入履歴の非表示ができるため、購入履歴を見られたくない方は「MY本棚」の編集をおこないましょう。

本棚アプリからMY本棚の編集を行う

「MY本棚」の編集方法を説明していきます。

MY本棚は、ブラウザ版でもアプリ版でも編集可能です。

上記の方法で、本棚内の購入履歴の非表示（削除）ができます。

コミックシーモアの履歴削除に関する注意点！

ここでは、コミックシーモアの履歴削除に関する注意点をお伝えします。

誤った履歴削除を防ぐためにも、注意点をしっかり理解する必要があります。

一つずつ解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

削除した履歴の復旧には本棚アプリが必要

本棚から削除した閲覧履歴を元に戻したい場合、本棚アプリが必要です。

ブラウザからは復旧ができないので気をつけましょう。

本棚アプリがない方は、まずダウンロードをおこないログインして使用する必要があります。

ログイン後、コミックシーモア内で閲覧履歴を戻したい作品を検索し、「アプリで読む」を選択すると再び本棚に作品が戻ります。

誤って閲覧履歴から作品を削除してしまった場合は、上記手段で元に戻すことが可能なので安心して使用しましょう。

閲覧履歴はデバイスごとに削除が必要

コミックシーモアの閲覧履歴は、使用端末ごとに管理されます。

そのため、閲覧履歴を削除する場合には、各デバイスごとに削除が必要です。

購入履歴の場合はアカウントで履歴管理されるので、例えばスマホでコミックシーモアの作品を購入した場合、タブレットで同一アカウントでログインすると購入履歴が同期され、スマホで購入した作品も表示されます。

しかし、閲覧履歴の場合は各デバイス管理のため、例えばスマホとタブレットで同じ作品を読みスマホ上で閲覧履歴の削除をおこなっても、タブレットの履歴には残ったままになります。

複数の端末を使用する方は注意が必要ですね。

完全に閲覧履歴を削除するには端末のCookieやキャッシュの履歴削除が必要

閲覧履歴はコミックシーモアの公式ページやアプリから削除ができますが、実はブラウザでコミックシーモアを利用している場合、端末自体にはキャッシュとして閲覧履歴や画像データが残っています。

完全に閲覧履歴を削除したい場合は、端末のCookieやキャッシュの履歴を削除しておきましょう。

購入履歴は完全に削除はできない

前述の通り、コミックシーモア内の購入履歴は完全に削除はできません。

MY本棚を活用して作品を非表示にするのは可能ですが、「非表示一覧」に作品は残ります。

もちろん非表示にすることで、他の人に購入履歴を見られる可能性は低くはなりますが、完全な対策ではないので注意しましょう。

退会または1年経過すると履歴が消える

コミックシーモアの購入履歴は、以下の場合履歴が消えます。

コミックシーモアを退会すると購入履歴は完全に削除されます。

ただし、保有ポイントや購入した作品もすべて削除されるため、再度作品を読む場合には再購入が必要になるので注意が必要です。

また、購入履歴が確認できる期間は「作品購入から1年間」です。

コミックシーモア内の購入履歴には、過去1年間分の購入内容や作品・ポイントの購入月が記載されていますが、1年経過すると履歴から消える仕組みとなっています。

コミックシーモア会員登録（ログイン）している場合としていない場合の違いはある？

コミックシーモアで履歴削除をおこなう際、会員登録（ログイン）している場合としていない場合とでは手順が異なります。

会員登録をしている場合は「MY本棚」があるので、本棚内から履歴の削除がおこなえますが、非会員の場合は「MY本棚」がないので、「あなたがチェックした作品（トップ画面を下にスクロールすると表示されます）」から履歴削除をおこなう必要があります。

本棚アプリも会員登録している方が使用できるアプリなので、違いを覚えておきましょう。

コミックシーモアの購入履歴を隠す対処法

「購入履歴の削除ができないなら、どうやって見られたくない作品を隠せばいいの？」

ここでは、コミックシーモアで購入した作品が他の人に見られないように隠す方法をお伝えします。

対処法として2つの手段があります。

ではそれぞれ説明していきましょう。

本棚アプリにパスワードをかける方法

本棚アプリを使用している場合は、アプリにパスワードをかけられます。

アプリにパスワードをかければ他の人から中身を見られる心配がなくなります。

ただし、パスワードがバレてログインできてしまった場合、本棚やアカウントページを自由に見れるため、取り扱いには十分に注意しましょう。

ロックを解除したい場合は「パスコードロック設定」を開きチェックを外せば解除できます。

本棚を複数使用する方法

コミックシーモアでは、本棚を追加し好きなように作品を分けられる機能があります。

本棚を増やせば他の人に見られたくない作品を見つけにくくすることが可能です。

ただし、すべての本棚を隈なくチェックされた場合、購入作品はすべて見られてしまいます。

本棚別にロックがかけられるわけではないので、あくまでも見られたくない作品を「見つかりにくくする」手段だと考えると良いでしょう。

コミックシーモアを利用するメリット・デメリット

コミックシーモアの履歴について説明してきましたが、ここではコミックシーモアを利用するメリット・デメリットについてそれぞれ紹介していきます。

コミックシーモアを利用するメリット

コミックシーモアの魅力はやはり豊富な品揃えが挙げられますが、そのほかにもさまざまな魅力があります。

ここではコミックシーモアを利用するメリットを紹介します。

上記は一部ですが、コミックシーモアにはこのようなメリットがあります。

作品数やジャンルが豊富なので読みたい作品を見つけやすく、読み放題プランもあるのでお得に利用可能です。

無料作品が多く、キャンペーンなどポイント還元率が高いのも魅力のひとつでしょう。

新規会員登録をすると7日間無料でお試し利用ができるので、まだ会員登録をしていない方はぜひ試してみましょう。

コミックシーモアを利用するデメリット

では逆にコミックシーモアを利用するデメリットとは何なのでしょうか。

コミックシーモアは、名前のごとく「コミック」に力を入れている電子書籍サービスのため、漫画以外の作品は少なめです。

小説や専門書など漫画以外を読みたい方には不向きかもしれません。

また、読み放題プランの金額は他社と比べて少し高めとなっていますが、読み放題プランで読める作品数もとても多いので、月額利用料以上の価値があるでしょう。

ぜひ比較検討して、自分に合った電子書籍サービスを利用しましょう。

「まとめ」

今回は、コミックシーモアの履歴の削除方法や注意点を解説しました。

閲覧履歴と購入履歴の違いや、使用端末別の削除方法を知っておけば安心してコミックシーモアを楽しめます。

ただし、購入履歴は完全に削除はできないので、他の人に履歴を見られたくない方は本記事で紹介した対策法を試してみるのもおすすめです。

快適に利用できるようしっかり覚えておきましょう。

参考：コミックシーモア