- おすすめのホームルーター4社がわかる
- ホームルーターの選び方・比較ポイントがわかる
- おすすめホームルーター比較がわかる
料金が安い>
速度が速い>
端末代金の負担が少ない>
工事不要ですぐに快適なネット環境を整えられるホームルーター。「引っ越しの予定があるから光回線は契約できない」「通信費を抑えつつ、高速かつ安定感のあるネットを使いたい」という方におすすめです。
しかし、ホームルーターを提供するプロバイダ(事業者)は1,000社以上あるので、「どれを選べばいいのか分からない…。」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめのホームルーター4社と、選び方のポイント、契約する際の注意点について解説します。併せて、ホームルーターの基礎知識や、利用するメリット・デメリットについてもまとめました。
この記事を参考にすると、ホームルーターの必要性を理解した上で、自分に合うサービスを選ぶことができるでしょう。
(出典:https://iwparchives.jp/files/pdf/iwp1997/iwp1997-ch01-03-p020.pdf)
ホームルーターおすすめ4社徹底比較
ここでは、おすすめのホームルーターを4社に厳選し、ランキング形式で紹介します。
サービス名 | WiMAX | ドコモhome 5G | SoftBank air (ソフトバンクエアー) | 楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G) |
---|---|---|---|---|
端末 | ||||
月額料金 | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 ※GMOとくとくBB WiMAXの場合 | 4,950円 | 1ヵ月目以降:2,970円 25ヵ月目以降:5,368円 | 1〜6カ月目:0円 7カ月目以降:4,840円 |
実質月額料金 | 4,470円 | 4,950円 | 3,728円 | 4,204円 |
端末代(税込) | 27,720円 | 71,280円 | 71,280円 | 41,580円 |
事務手数料 (税込) | 3,300円 | 0円 | 3,300円 | 3,300円 |
データ容量 | 実質無制限 | 無制限 | 無制限 | 実質無制限 |
通信速度 | 4.2Gbps | 4.9Gbps | 2.1Gbps | 2.14Gbps |
実測値(下り) | 120.89Mbps | 190.7Mbps | 101.73Mbps | 82.01Mbps |
対応エリア | ○ (WiMAX 2+回線 au 4G/5G回線が 利用可能) | ◎ (プラチナバンドが 無制限で利用可能) | △ (対応エリア外は申し込み不可) | 〇 (5G Sub6 / 4G LTE対応) ※5Gは一部エリアのみ |
端末の到着時期 | 最短翌日 | 最短3日~2週間 | 最短3日 | 最短2日 |
出典:みんなのネット回線速度(2024年6月22日のデータ参照)
(出典:https://www.softbank.jp/internet/air/)
(出典:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/ztr02/)
(出典:https://www.docomo.ne.jp/area/5g/#notice01)
(出典:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/product/)
1位:WiMAX|コスパ・通信品質・評判すべてのバランスが良いサービス
- 実測値が非常に速い!高速インターネットを利用できる
- 実質月額料金がほかのホームルーターよりも安い
- 各プロバイダによるキャンペーンが充実している
WiMAXは、「WiMAX回線」「au 4G LTE」「au 5G回線」の3つの回線を利用した通信サービスのことを指します。KDDI(au)グループのUQコミュニケーションズ株式会社が提供しており、高い周波数帯域の電波による高速通信が可能です。WiMAXは、下りの実測値が120.89Mbpsも出ており、ユーザーからは「高速インターネットを利用できる」と高く評価されています。
さらに、実質月額料金が4,470円(税込)と非常にリーズナブルな価格設定となっています。WiMAXは、UQコミュニケーションズ認定の公式プロバイダが20社以上存在し、各社で魅力的なキャンペーンや特典を打ち出しています。
中でも、『GMOとくとくBB WiMAX』は12,000円のキャッシュバックを全員受け取れるのでおすすめです。「端末代実質0円」「契約期間の縛りなし」「乗り換え時に発生する違約金を最大40,000円まで負担」といったメリットもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
全国幅広いエリアで利用できる 月間データ通信容量の上限がない(実質無制限) 割引が適用されると、端末代が実質無料になる キャッシュバックやキャンペーンが充実している | 契約するプロバイダによってはお得度が低い 大人数が一斉に使うのには向いていない |
サービス名 | WiMAX |
---|---|
端末 | |
月額料金(税込) | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 ※GMOとくとくBB WiMAXの場合 |
実質月額料金 (税込) | 4,470円 |
端末代(税込) | 27,720円 実質無料 |
データ容量 | 実質無制限 |
通信速度 | 4.2Gbps |
実測値(下り) | 120.89Mbps |
対応エリア | ○ (WiMAX 2+回線 au 4G/5G回線が 利用可能) |
端末の到着時期 | 最短翌日 |
2位:ドコモhome5G|通信品質重視!高速かつ安定性がもっとも高い
- 通信品質の高さ(速度や安定性)を重視している人
- オンラインゲームやWeb会議、動画編集、高画質での動画視聴など、重たい作業を行う人
- ドコモのスマホを使っている人
ドコモ home5Gは、高品質で評判の良いNTTドコモの電波網を使用した全国幅広い地域でインターネットを利用できるホームルーターです。
対応エリアが広域であるだけではなく、高速かつ安定性が非常に高いので、オンラインゲーム・Web会議、高度な動画編集などPCで重たい作業を行う人にも向いています。
最大限のパフォーマンス発揮時に出る速度である「理論値」はもちろんのこと、ユーザーが実際に測った速度(実測値)も圧倒的に速いので、通信速度を重視する方は迷わずドコモ home5Gを選択しましょう。
ドコモのスマホをお持ちの方は、「home 5G セット割」が適用され、永年最大1,100円(税込)の割引を受けられます。家族にドコモユーザーがいれば、家族全員のスマホ代が割引されるので、「通信費」を大きく節約できる可能性があります。
(出典:https://www.docomo.ne.jp/home_5g/hr02/?icid=CRP_HOM_charge_to_CRP_HOM_hr02)
(出典:https://www.docomo.ne.jp/area/5g/#notice01)
メリット | デメリット |
---|---|
NTTドコモの電波網を使えるため高品質 通信速度が速い・安定感がある ドコモユーザーならセット割で毎月1,100円の割引を受けられる ドコモオンラインショップでの契約者は特典あり 最大接続台数は64台!大人数でも利用可能 | 月額料金が割高 端末の残債がある状態で解約すると一括請求される 登録した住所以外では使えない |
サービス名 | ドコモhome 5G |
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端末 | |
月額料金 | 4,950円 |
実質月額料金 (税込) | 4,950円 |
端末代(税込) | 71,280円 |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 4.9Gbps |
実測値(下り) | 190.7Mbps |
対応エリア | ◎ (プラチナバンドが 無制限で利用可能) |
端末の到着時期 | 最短3日~2週間 |
3位:ソフトバンクエアー|実質月額料金がもっとも安い!コスパ重視の人におすすめ
- もっとも安い高品質のホームルーターを選びたい
- ソフトバンクが提供する固定電話を利用している/検討している
- ソフトバンク/ワイモバイルのスマホを使っている
ソフトバンクエアーは、5G高速通信対応の最新機種である「Airターミナル」を使えるサービスです。
「Airターミナル」は、購入または、レンタルの2種類の選択肢があり、36回分割払いを選択すると、端末代金が月割され実質0円になります。初月は、事務手数料の3,300円(税込)が含まれるため、6,270円(税込)とやや高めですが、2ヶ月目以降は2,970円(税込)と非常に安くなるので、通信費を抑えたい方にもおすすめです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、毎月最大1,650円(税込)の割引を受けられます。さらに、ソフトバンクが提供する固定電話を契約している方は、「でんわまとめて割」が適用されるため、「おうちのでんわ」の基本料金が12ヶ月目まで実質0円で利用することが可能です。
メリット | デメリット |
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3年間の利用で端末代金が実質無料 実質月額料金が3,000円台と非常にリーズナブル 5G高速通信対応の最新機種を使える スマホや固定電話のセット割が効く | 実測値が高速ではない サポートセンターの電話が繋がりにくい場合がある |
サービス名 | SoftBank air (ソフトバンクエアー) |
---|---|
端末 | |
月額料金 | 1ヵ月目以降:2,970円 25ヵ月目以降:5,368円 |
実質月額料金 (税込) | 3,728円 |
端末代(税込) | 71,280円 |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 2.1Gbps |
実測値(下り) | 101.73Mbps |
対応エリア | △ (対応エリア外は申し込み不可) |
端末の到着時期 | 最短3日 |
4位:Rakuten Turbo|楽天ポイントが貯まる&使える
- 日頃から楽天ポイントを使う & 貯めている
- 複数人でWiFiを使いたい
- 楽天モバイルを契約中 or 契約を検討している
Rakuten Turboは、毎月の支払いで楽天ポイントが貯まる&使える唯一のホームルーターです。Rakuten Turboに契約をすると、楽天市場でのお買い物がポイント2倍になります。スマホとセットで使えば、ポイントが毎日7倍になるので非常にお得です。
同時接続可能台数が約128台と光回線並みに多いので、ご家族やパートナー、友人と一緒にWiFiを使いたい方にもおすすめです。楽天モバイルを契約中の方や、これから申し込む方は、セットで利用すると最大20,000ポイント還元されます。
キャンペーンが適用されると、利用開始月から6ヶ月間はプラン料金が0円になることも魅力の1つです。
メリット | デメリット |
---|---|
契約期間の縛りがない 楽天ポイントが使える&貯まる 同時接続可能台数が多い 楽天モバイルとのセット契約で最大20,000ptもらえる | 端末代金の割引がない クレジットカード支払い以外は手数料が発生する 登録してある住所以外での使用不可 5Gの対応エリアが狭い |
サービス名 | 楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G) |
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端末 | |
月額料金 | 1〜6カ月目:0円 7カ月目以降:4,840円 ※キャンペーン適用時 |
実質月額料金 (税込) | 4,204円 |
端末代(税込) | 41,580円 |
データ容量 | 実質無制限 |
通信速度 | 2.14Gbps |
実測値(下り) | 82.01Mbps |
対応エリア | 〇 (5G Sub6 / 4G LTE対応) ※5Gは一部エリアのみ |
端末の到着時期 | 最短2日 |
【比較ポイント】ホームルーターの選び方
ホームルーターを選ぶ際に押さえておくべきポイントが5つあります。比較ポイントを押さえることで、自分にぴったりなホームルーターを選択することができるでしょう。
月額料金:実質月額料金で選ぶ
実質月額料金とは、月額料金や事務手数料、端末代、キャッシュバック・割引などの合計金額を、契約期間の月数で割った平均の月額料金のことです。
【計算式】
実質月額料金=「(初期費用+手数料+端末料金+月額料金×契約月数+解約金-割引各種)÷契約月数」
ホームルーターを選ぶ際には、公式サイトに記載されている「月額料金」や「キャッシュバックの金額」だけを見比べるのではなく、「実質月額料金」で比較しましょう。
ホームルーターを契約する際には、月額料金のほか、事務手数料や端末代金などが発生し、契約先によってはキャンペーンで大きな割引を受けられるケースもあります。そのため、月額料金が非常に安いサービスでも、トータルコストを計算すると高額になる場合があるのです。
月額料金だけではなく、総額(合計金額)を契約期間の月数で割った平均の月額料金(実質月額料金)で比較すると、本当に安いホームルーターを契約できるでしょう。
基本的に端末代金は、36回の分割払いで毎月割引されるサービスが多いため、端末代金を実質無料で購入したい方は、3年間の継続利用がおすすめです。そのため実質月額料金を求める際には、3年契約で算出すると良いでしょう。
端末料金:3年以内に解約するなら注意が必要
繰り返しになりますが、”端末代金が実質無料になる割引キャンペーン”を利用して契約する場合は、36カ月間端末代金の割引を受けられます。
ドコモが提供するhome 5Gを例に挙げると、合計71,280円の機種代金を36回払いにすることで、36カ月間1,980円の割引を受けられるため、実質無料になるのです。
一括払いで端末を購入するなら問題ありませんが、端末割引キャンペーンが適用されている場合は、3年未満の残債が残った状態で解約すると、端末料金の残債を一括請求される可能性があるので注意が必要です。解約月の翌月に、端末代金の残債を全額求められるケースと、引き続き月々の端末分割代が36か月目まで続くケースに分かれるため、その点も事前に確認しておきましょう。
通信速度:実測値を確認する
ホームルーターを選ぶ際には、「実測値」を確認することが大切です。たとえ、最安値でホームルーターを購入できても通信速度が劣っており、「ネットが遅い」「途切れてしまう」という状態ではストレスを感じてしまうでしょう。
実測値で比較検討をしておけば、高画質の動画もサクサク視聴でき、動画編集やオンラインゲームなどの重たい作業でも、快適にネットを使うことができます。
実測値とは、実際に測った値(通信速度)のことです。
基本的に公式サイトに明記されている速度は「理論値」といって、最大限のパフォーマンスを発揮したときに出る最大通信速度のことです。
自宅でホームルーターを使用する際に、最大限のパフォーマンスが出るとは限らないので、実際に出る速度(実測値)を見比べた方が良いでしょう。実測値は、600万件以上の測定結果から本当に速いネット回線がどこなのか速度比較ができる通信速度測定サイト「みんなのネット回線速度」で簡単に調べられます。
各社の公式サイトに記載されている速度と、実測値を下の表にまとめたので、速度比較を行う際にご活用ください。
ポケット型WiFi | 端末画像 | 最大速度 理論値※下り | 実下り速度 実測値 | 実下り速度 実測値 | ping値 |
---|---|---|---|---|---|
WiMAX ※WiMAX 2+ | 4.2Gbps | 126.63Mbps | 18.23Mbps | 46.97ms | |
ドコモhome 5G | 4.9Gbps | 179.32Mbps | 20.16Mbps | 47.05ms | |
ソフトバンクエアー | 2.1Gbps | 104.85Mbps | 9.18Mbps | 44.03ms | |
Rakuten Turbo | 2.14Gbps | 82.1Mbps | 31.69Mbps | 58.62ms |
(出典:みんなのネット回線速度(2024年5月24日のデータ参照))
(出典:https://www.softbank.jp/internet/air/)
(出典:https://www.uqwimax.jp/wimax/products/ztr02/)
(出典:https://www.docomo.ne.jp/area/5g/#notice01)
(出典:https://network.mobile.rakuten.co.jp/internet/turbo/product/)
基本的に回線速度を比較する際には、「下りの実測値」をチェックし、下の図の使用用途に応じた速度を上回っていれば、問題なくネットを使えるでしょう。
(出典:https://www.buffalo.jp/topics/select/detail/wifi-speed.html)
対応エリア:自宅が対応エリアか確認する
ホームルーターは、サービスごとに対応エリアが異なるので、契約前にチェックしなければなりません。この記事でご紹介しているサービスは、NTTドコモやau、ソフトバンク、楽天のキャリア回線の電波網を使っているため、全国幅広い地域でインターネットの利用が可能です。
しかし、エリアによって利用できる電波が「5G」と「4G LTE」に分かれるので、契約前にご自宅周辺の状況を調べておきましょう。基本的に「サービス名(端末名)+ 対応エリア」と検索すると、簡単に対応サービスエリアが調べられるページが表示されます。
ご自宅周辺の住所や最寄りの駅などを入力すると、対応可能な電波を確認することが可能です。WiMAXの対応エリアの調べ方を下記にまとめたので参考にしてみてください。
(出典:https://www.uqwimax.jp/wimax/)
端末の到着時期:すぐにWiFiを使いたいなら即日発送を選ぶ
「今すぐにネット環境を整えたい」「引っ越し先ですぐにネットを使いたい」というようにお急ぎの方は、即日発送が可能なホームルーターを選びましょう。
すぐに高品質なネット環境を構築できることがホームルーターのメリットの1つといえるので、基本的には申し込み後、即日~翌日までに端末を発送してくれます。申し込み完了から2日以内に端末が自宅に届くため、すぐにネットを使うことが可能です。
しかし、中には申し込み完了から端末発送までの期間が1~2週間ほどかかるサービスもあるので、急いでいる方はチェックしてみてください。
【料金・速度・端末別】おすすめホームルーター比較
ここでは、おすすめホームルーターを「料金」「速度」「端末代」の3つのカテゴリに分けてご紹介します。
ホームルーターに何を求めるのかによっておすすめのサービスが変わってきます。たとえば、料金の安さを重視している人には、『GMOとくとくBB WiMAX』がもっともおすすめですが、通信速度が速いホームルーターを探している人には『ドコモhome 5G』が向いています。
料金比較
「安さ重視でホームルーターを選びたい」という方に向けて、料金比較ランキング4選を紹介します。料金比較をする際には、月額料金やキャンペーン内容だけを見るのではなく、「実質月額料金」を比べることが大切です。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
サービス名 | SoftBank air (ソフトバンクエアー) | GMOとくとくBB WiMAX | 楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G) | ドコモhome 5G |
端末 | ||||
実質月額料金 | 3,728円 | 4,470円 | 4,204円 | 4,950円 |
月額料金 (税込) | 1ヵ月目以降:2,970円 25ヵ月目以降:5,368円 ※Airターミナル5の賦払金を 分割回数36回で選択した場合 | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 | 1〜6カ月目:0円 7カ月目以降:4,840円 | 4,950円 |
端末代 (税込) | 71,280円 | 27,720円 | 41,580円 | 71,280円 |
事務手数料 (税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 | 0円 |
キャンペーン | ソフトバンク/ワイモバイルの セット割永年最大1,650円 | 12,000円 キャッシュバック 違約金40,000円まで負担 | 6ヶ月間 プラン料金0円 | ドコモのスマホとの セット割 永年最大1,100円割引 |
端末代金 割引 | 実質無料 | 実質無料 | 端末割引なし | 実質無料 |
もっとも安いホームルーターは、ソフトバンクが提供する『ソフトバンクエアー』です。3年間契約した場合の実質月額料金は、3,728円(税込)となっており、3,000円台で利用できます。
さらに、ソフトバンクまたは、ワイモバイルのスマホをお持ちの方は、永年最大1,650円の割引を毎月受けられるため、通信費を大きく節約できるでしょう。
2位は、12,000円の高額キャッシュバックを受け取れる『GMOとくとくBB WiMAX』。他社からの乗り換え時に発生する違約金を最大40,000円まで負担してもらえるので、”解約違約金の負担を軽減できる乗り換え先”を探している方におすすめです。
3位、4位はともに実質月額料金が4,000円を超えていますが、スマホセット割やポイント還元などのキャンペーンが充実しているので、お得度の高いサービスだといえるでしょう。
速度比較
「高画質の動画をサクサク視聴したい」「オンラインゲームを楽しくプレイしたい」「高度な動画編集やWeb会議でネットを使う」といった重たい作業を行う人は、通信速度を重視してホームルーターを選んだ方が良いでしょう。
速度比較をする際には、公式サイトに記載されている「理論値(最大限のパフォーマンス発揮時に出る速度)」ではなく「実測値(実際の環境で測定した速度)」を比較することが大切です。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
サービス名 | ドコモhome 5G | WiMAX | SoftBank air (ソフトバンクエアー) | 楽天モバイル (Rakuten Turbo 5G) |
端末 | ||||
通信速度 | 4.9Gbps | 4.2Gbps | 2.1Gbps | 2.14Gbps |
実測値(下り) | 190.7Mbps | 120.89Mbps | 101.73Mbps | 82.01Mbps |
対応エリア | ◎ (プラチナバンドが 無制限で利用可能) | ○ (WiMAX 2+回線 au 4G/5G回線が 利用可能) | △ (対応エリア外は申し込み不可) | 〇 (5G Sub6 / 4G LTE対応) ※5Gは一部エリアのみ |
おすすめのホームルーターの実測値を比較した結果『ドコモhome 5G』が最速ということが明らかになりました。次いで『WiMAX』、『SoftBank air(ソフトバンクエアー)』の順に並びます。
1位~3位は、実測値が100Mbpsを超えているので、複数人でのWeb会議やオンラインゲーム、4K動画の視聴など重たい作業でも問題なく安定した高速インターネットを利用できるでしょう。
『Rakuten Turbo 5G』は、実測値が82.01Mbpsと100Mbpsを下回っているので、複数人(同時接続)での重たい作業時に遅延が発生する可能性があります。同時接続ではなく、一人でネットを使う場合は安定した通信を使えるでしょう。
端末料金比較
ホームルーターの端末料金は、20,000円~70,000円が相場と言われているので、初月に一括で支払う場合は、初期費用が高くつき、大きな負担となります。
しかし、サービスによっては、端末代が月割が適用されて「実質無料」になる、または、「端末レンタル」が可能で0円で利用できるケースもあります。ここでは、「端末代実質無料」と、「端末レンタル可能」なサービスを3社に厳選しました。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
サービス名 | GMOとくとくBB WiMAX | カシモWiMAX | 5G CONNECT |
端末 | |||
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi NEXT 5G L13 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
端末代金割引 | 実質無料 端末購入サポート(36回)で0円 | 実質無料 端末分割サポート(36回)で0円 | 実質無料 端末分割サポート(36回)で0円 |
実質月額料金 | 4,470円 | 4,723円 | 4,225円 ※端末購入プラン |
月額料金 (税込) | 端末発送月:1,375円 1ヶ月目以降:4,807円 | 初月:1,408円 1ヶ月目以降:4,818円 | 4,800円 ※端末購入プラン |
端末代 (税込) | 27,720円 | 27,720円 | 0円 |
事務手数料 (税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
キャンペーン | 全員対象12,000円キャッシュバック 他社解約違約金相当最大40,000円 キャッシュバック オプション同時申込みで2,000円 キャッシュバック 端末代27,720円が実質0円 解約違約金0円金40,000円まで負担 | 端末代27,720円が実質0円 LINEからの登録で初期費用0円 | 3,6,9,12,15ヶ月目の月額料金が0円(合計24,000円割引) 端末代27,720円が実質0円 ※端末購入プラン |
1位・2位は、端末代金の支払いで「36回の分割払い」を選択することで実質0円になります。端末実質0円に加え、実質月額料金の安さ・キャンペーンの充実度も加味して、『GMOとくとくBB WiMAX』が1位にランクインしました。
3位の『5G CONNECT』は、端末をレンタルできるサービスなので、端末代金は一切発生しません。契約期間に縛りがないので、いつでも好きなタイミングで解約できます。ただし、解約時には付属品を含む機器(端末本体、化粧箱、説明書、SIMピン等)を返却しなければならない点が唯一のデメリットだといえるでしょう。
『5G CONNECT』は、現在、30日間お試し体験を実施しているので、気軽にWiMAXのネット環境を試すことができます。実際に使ってみてからWiMAXの契約を検討したい方は、この機会を逃さないようにしましょう。
【初心者向け】ホームルーターとは?
ホームルーターとは、契約して最短2日後に快適なネット環境を整えられる自宅据え置き型のルーター(中継器)のことです。ホームルーターは、まだ歴史の浅い用語なので、明確な定義はありません。「工事不要WiFi」「置き型WiFi」などと呼ばれることもあります。
スマホなどで利用する「モバイル回線」を使用して、安定感のある高速インターネットを使える点が最大の魅力です。
ここでは、ホームルーターがどのような仕組みでネットに接続できるのか、ほかのインターネット回線(光回線やポケット型WiFi)との違いは何か、といった点にお応えします。
ホームルーターの仕組み
(出典:https://wifi-airwifi.com/)
ホームルーターは、通信するためのSIMカードが挿入された端末をコンセントに接続すれば、すぐにインターネットを使えるようになります。
ホームルーターは、基地局から発信された電波を受信し、その電波を「WiFi」という形でスマホやパソコンなどに通信を届ける仕組みです。
光回線のように自宅に回線を引き入れる工事をしなくても、WiFiが簡単に利用できるようになります。
ほかのインターネット回線との違い
インターネット回線には、ホームルーターだけではなく、ポケット型WiFiや光回線などがあります。「光回線とホームルーターって何が違うの?」「ホームルーターとポケット型WiFiはどっちがいいの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
それぞれ比較表を用いて、異なるポイント、メリット・デメリットについて解説するので確認した上で、自分に合うネット回線を選択しましょう。
光回線とホームルーターの違い
ホームルーター | 光回線 | |
---|---|---|
画像 | ||
開通工事 | 不要 | 必要 |
開通までの日数 | 最短2日 すぐにネットを使える | 2週間~2ヵ月 開通工事完了後から使える |
月額料金 | 4,000~5,000円 | 4,000円~6,000円 |
工事費 | 不要 | 20,000円~40,000円 |
端末代金 | 20,000円~70,000円 ※実質無料になるキャンペーンあり | なし |
速度制限 | 実質無制限 | 無制限 |
使用場所 | 自宅 | 自宅 |
通信速度 | 4.2Gbps ※WiMAXの場合 | 10Gbps ※SoftBank光 ファミリー・10ギガの場合 |
光回線とホームルーターはどちらも自宅で高速かつ安定したネットを使える通信回線サービスです。大きな違いは、回線工事(開通工事)と速度制限の有無、通信速度の3つが挙げられます。
光回線を利用するためには、開通工事が必要になるため、開通までの日数が2週間~2ヵ月ほどかかります。工事費用も発生するので、初期費用が20,000~40,000円と高額な点がデメリットといえるでしょう。その分、通信速度が非常に速く、安定感もあるので、通信品質重視の方に向いています。
ホームルーターは、混雑時やネットを極端に使い過ぎた時に速度制限がかかる可能性がありますが、光回線は、完全無制限なので、いつでも快適に高速インターネットを使えます。初期費用を抑えたい方や、引っ越しする予定がある方は、光回線より、ホームルーターの方が良いでしょう。
モバイルルーター(ポケット型WiFi)とホームルーターの違い
ホームルーター | モバイルルーター (ポケット型WiFi) | |
---|---|---|
端末画像 | (出典:https://gmobb.jp/wimax/waribiki/) | (出典:https://gmobb.jp/wimax/waribiki/) |
機種名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
開通工事 | 不要 | 不要 |
下り最大速度 | 4.2Gbps | 3.9Gbps |
上り最大速度 | 286Mbps | 183Mbps |
端末代金 | 27,720円 | 27,720円 |
使用方法 | 据え置き | 持ち運び可能 |
連続使用時間 | 無制限 (コンセント接続時のみ使用可能) | 9時間~20時間 (機種によって異なる) |
端末の同時接続可能台数 | 15台~64台 (機種によって異なる) | 5台~16台 (機種によって異なる) |
アンテナ性能 | 2本~3本内蔵 (機種によって異なる) | 1本内蔵 (機種によって異なる) |
モバイルルーター(ポケット型WiFi)とホームルーターは、どちらもモバイル回線を使用してインターネットに接続しますが、使用方法や通信品質、同時接続台数が異なります。
ホームルータは、自宅のコンセントで給電するのに対して、モバイルルーターはバッテリーパックが内蔵されているため、持ち運びが可能です。本体のサイズもモバイルルーター(ポケット型WiFi)の方が小さく、持ち運びやすさを重視された設計となっています。
一般的にホームルーターは、モバイルルータ(ポケット型WiFi)よりも内蔵されているアンテナの本数が多いため、通信速度の安定性が高く、速度も速いです。同時に接続できる台数もホームルーターの方が多いので、家族やパートナー、友人と一緒にWiFiを使いたいなら、ホームルーターを選択すると良いでしょう。(※機種による)
ホームルーターの5つのメリット
ホームルーターを利用することで下記の5つのメリットが期待できます。
工事不要ですぐに利用できる
工事不要ですぐに利用できる点がホームルーターの最大の魅力だといえるでしょう。
光回線は、開通工事が必要になるため、インターネットを利用できるようになるまでに2週間~2ヶ月ほどかかります。
賃貸の物件に住んでいる場合は、管理会社や大家さんの許可を得る必要があり、持ち家の集合住宅であれば、管理組合の承認を得なければ開通工事を行えません。
ホームルーターであれば申し込み後最短2日で手元に端末が届き、受け取ったその日から利用を開始できます。第三者の許可を取る必要もありません。引っ越しの際に撤去工事を行う必要もないので、手軽にインターネット環境を構築できる点が大きなメリットです。
設定が簡単で利用しやすい
ホームルーターは、設定が簡単なので、機器の操作が苦手な人でも安心して利用できます。公式サイトで申し込みをしたら、最短2日後に端末が自宅に届きます。
端末を受け取り、下記の4つのステップに沿って進めると、すぐにネット環境を整えられるでしょう。
- ホームルーターをコンセントに挿す
- ルータ本体に記載されているネットワーク名(SSID)とパスワードを確認する
- デバイス側(スマホやPCなど)でWiFiの接続設定を開いて該当するネットワークを選択する
- パスワードを入力する
初期設定の際に難しい操作がないので、ご自宅に友人やご家族が遊びに来た際にも、WiFiを気軽に共有できます。
中でも、楽天グループが提供するホームルーター『Rakuten Turbo』は、QRコード(かんたん接続用コード)をスキャンするだけでWiFiを使えるので、数秒で接続設定が完了するでしょう。
(出典:https://network.mobile.rakuten.co.jp/)
旅行先や出張先でも使える
ホームルーターは、利用しているサービスのマイページなどから住所変更を行えば、引っ越し先でも引き続き使うことができます。
引っ越しの際に、撤去工事と引っ越し先での開通工事が必要になる光回線と比べると、この点は大きなメリットといえるでしょう。
また、ホームルーターは登録済みの住所であればどこで利用しても良いので、旅行先や出張先でも使用できます。サービスの提供エリア内かつ、電波の届く場所であれば、コンセントに挿すだけで気軽にネット環境を整えられます。
ただし、契約住所以外での使用が制限されているサービスも多いため、必ず利用規約を確認した上でご利用ください。
設定場所の自由度が高い
(出典:https://business.ntt-east.co.jp)
光回線の場合、ONU(光回線終端装置)を光コンセントの近くに設置しなければなりません。ルーターもその周辺に設置しなければならないので、設置場所に制約があります。
一方で、ホームルーターは電源コンセントがある場所であれば、どこでも自由に設置することが可能です。3階建ての戸建て住宅や平屋などで横に長い住宅の場合は、電波を各部屋の隅々まで届けるために、設置場所を考慮する必要がありますが、光回線より自由度が高いといえるでしょう。
また、光回線は複数のコードが必要ですが、ホームルーターの場合は電源コード1本で済むため、配線が少なく、視覚的にもインテリアに馴染む点が魅力の1つです。
同時に接続できる台数が多い
ホームルーターは、モバイルルーター(ポケット型WiFi)と比べ、同時接続台数が多いこともメリットの1つです。
家族や友人、パートナーなどと一緒に暮らしている場合は、複数人で同時にネットを使う時間が増えるでしょう。また、IoTの家電を多数活用している場合は、接続台数が多くなるので、ホームルーターがおすすめです。
スマホやパソコン、タブレットのほか、ゲーム機、IoT家電など複数のデバイスを同時にネットに繋げる場合は、同時接続台数の多いホームルーターを選びましょう。ドコモが提供する『ドコモhome 5G』は、同時接続台数が66台(WiFi:64台/有線LAN:2台)なので家族が多い方にもおすすめです。
ホームルーターの3つのデメリット
ホームルーターはメリットばかりではなく、デメリットもあるので、両方の面をしっかりと押さえておきましょう。ここでは、特に注意すべき3つのデメリットについて解説します。
通信速度や安定性が光回線に劣る
(出典:https://eonet.jp/column/optical-line/difference-optical-line-and-home-router.html)
ホームルーターの通信の安定性・速度は、光回線に比べるとやや劣ります。光回線は、自宅に光ケーブルを引き込み、有線による通信を行うため、安定感が高いです。
一方で、ホームルーターは無線の電波を受信し、通信するため、障害物や天候などの影響を受けやすい傾向にあります。「みんなのネット回線速度」の実測値においても、ホームルーターより光回線の方が通信速度が速いことが見受けられます。
端末代金が高い
ホームルーターを契約する場合、3,000~5,000円ほどの月額基本料とは別にホームルーター本体の費用が発生します。
本体価格は、20,000円台~70,000円台までと幅が広く、いずれも安価ではないので「予想外の出費」とならないように事前に把握しておきましょう。
なかには、申し込み特典として、「端末代金の全額割引」を受けられるサービスもあります。本体代金が実質無料になるので、20,000円~70,000円の端末代金の負担を軽減させたい方は、キャンペーン内容をチェックしましょう。
『GMOとくとくBB WiMAX』は、端末代の支払いを「36回の分割払い」にすると、高品質の端末が実質無料になります。
置く場所によっては電波が入りづらい
(出典:https://time-space.kddi.com/it-technology/20190823/2722.html)
ホームルーターは、設置場所によっては電波が入りづらくなることがあります。とくに平屋のような横長の住宅や、3階建てで縦に長い戸建て住宅などは、各部屋の隅々まで電波が届かないケースもあるのです。
ただし、このケースは、ホームルーターの設置場所を見直すことで解決する傾向にあります。
WiFiの電波は、WiFiルーターを中心に球体状に広がるため、床から1~2cmほど高さを付けて設置すると、電波が届きやすくなります。家全体にWiFiの電波を届けるために、自宅の中心に設置するなどの工夫をしてみましょう。
ホームルーターがおすすめな人の特徴
ホームルーターのメリット・デメリットを確認したものの、「結局自分に向いているサービスなのかよく分からない」という方に向けて、ホームルーターがおすすめな人の特徴を下記の8つの視点から解説します。
当てはまる項目が複数あるなら、自分のインターネットの使い方にホームルーターが適しているといえます。
1. すぐに自宅のネット環境を整えたい
光回線は、開通工事の予約をしてから、実際の工事までに1週間~2ヶ月かかるといわれています。
インターネット環境がない状態が長く続いてしまう点が光回線の大きなデメリットとして挙げられます。その間、スマホのテザリング機能などを利用して繋ぐ人も多いですが、スマホのデータ残量がなくなって不便な思いをしたり、データ容量を課金して通信費が高額になったりするケースもあるのです。
ホームルーターは、ほとんどの場合、契約後即日~翌日に発送してもらえるので、申し込み後最短2日ほどでネット環境を整えられます。「リモートワークですぐにネット環境が必要」「5日後には転職のオンライン面接が控えている」という方には、ホームルーターがおすすめです。
2. 自宅でのネット利用頻度が高い
自宅でのネット利用頻度が高い人は、モバイルルーター(ポケット型WiFi)よりもホームルーターの方が向いています。たとえば、リモートワークなどで自宅で仕事をしていたり、お子さまがオンラインでの学習を取り入れていたりする場合は、自宅でのネット利用時間が多くなるでしょう。
自宅でのネット利用時にもスマホのモバイル回線を使用してしまうと、すぐにデータ残量がなくなったり、データ容量の追加購入でスマホの月額料金が高くつく可能性があります。
自宅でネットを利用する頻度が高い場合は、月々3,000円~5,000円のホームルーターを契約した方が通信費を安く抑えられるでしょう。
3. 開通工事ができない
賃貸住宅の規約上、光回線の工事ができない場合や、1~2年以内に引っ越しの予定がある方は、「光回線の開通工事をしない」という選択肢を取った方が賢明です。
ホームルーターは、開通工事不要でありながら、光回線並みの速度・安定感で高速インターネットを利用できるので、不便なくネットを使えるでしょう。
4. 初期費用を安く抑えたい
ホームルーターは、初期費用を安く抑えられる点が大きなメリットとして挙げられます。初期費用を光回線と比較すると、大きな差が開くことがわかります。
光回線の場合 | ・工事費用:20,000~40,000円 ・契約事務手数料:3,000~4,000円 ・月額料金:4,000~6,000円 ・他社解約違約金:20,000~40,000円(必要な場合のみ) ∟合計:47,000~90,000 |
---|---|
ホームルーターの場合 | ・契約事務手数料:3,000~4,000円 ・月額料金:3,000~5,000円 ∟合計:6,000~9,000 |
光回線は、開通工事が必要になるため初期費用が高くつきます。さらに、すでに別の固定回線を利用している人が、ほかの光回線へ乗り換える場合は、撤去工事費用も発生するため、非常に高額になります。(解約する回線事業者へ支払う撤去工事費用を補填するキャンペーンを実施している事業者に乗り換えることで実質無料になります。)
一方で、ホームルーターの場合、開通工事費用が不要で、事務手数料+月額料金のみなので、初期費用が比較的安いです。ただし、端末代金を一括で購入する場合は、初期費用に端末代金(20,000円~70,000円)が含まれるので注意しましょう。
5. 月額料金を節約したい
ホームルーターは、初期費用だけではなく、月額料金も安く抑えられます。一般的に光回線の月額料金は、4,000円~6,000円が相場といわれています。それに対し、ホームルーターは3,000円~5,000円で利用できるので、年間1万円以上安く抑えられる可能性があるのです。
また、家族全員でスマホを使う場合は、ホームルーターを契約し、自宅内ではWiFiで通信すれば、スマホのデータ容量を抑えることが可能です。よって月々のスマホ料金が安く抑えられ、通信費のトータルコストを節約できる可能性があります。データ残量を気にしながらネットを使うなど、速度制限の悩みが解消される点もメリットの1つです。
6. 引っ越しが多い
ホームルーターは、開通工事が不要なので、引っ越しが多い人にもおすすめです。
新しい住まいで引き続きホームルーターを利用する場合は、各サービスのマイページなどで登録住所を変更するだけで手続きが完了します。手続きを終えたら、引っ越し後にホームルーターを好きな場所に設置し、コンセントに挿すだけで、すぐにインターネットを利用できます。
7. 光回線がエリア外で使えない
光回線は、電柱まで遠かったり、建物の構造上、自宅に光ケーブルを引き込めなかったりして工事ができない場合があります。また、提供エリア外に住んでいる場合は光回線を利用できません。
ホームルーターは、建物の構造や電柱との距離感に関係なく、利用することができます。対応エリアに関しても、各サービスで拡大しており、地方でも十分な速度(実測値)が出ています。
とくに、WiMAXは将来の混雑状況を予測し、WiMAX基地局を増設したり、WiMAX機器のアンテナ増幅を向上したりと繋がりやすさに強くこだわってサービスを提供しています。光回線でエリア外だった方は、ぜひWiMAXのホームルーターがサービス提供エリア内であるか確認してみてください。
(出典:https://wimax-broad.jp/area)
8. 家族や友人などとWiFiを使いたい
自宅だけではなく、職場に設置するのにも向いています。たとえば、職場の休憩時間にネットサーフィンをしたり、SNSを利用したり、ソーシャルゲームを遊ぶといった比較的ライトな使い方であれば、ホームルーターが適しています。
ホームルーターであれば、同時接続台数も10台以上とモバイルルーター(ポケット型WiFi)よりも比較的多いので、みんなで快適にネットを利用することができるでしょう。
ホームルーターを契約する前に知っておくべき注意点
ホームルーターを契約する前に注意すべきポイントが2点あるので、しっかりと押さえておきましょう。
データ容量は完全に無制限ではない
どのサービスにおいても、完全無制限ではないため、速度制限がかかる可能性があります。
短時間でのデータ使用量が極端に多かったり、回線混雑が起きていたりする場合に、通信速度が低下することがあるようです。速度制限がかかる条件と制限時の通信速度に関しては、サービスによって異なります。
サービス名 | 速度制限の条件 | 制限期間 | 制限時の 最大速度 |
---|---|---|---|
WiMAX | 短期間に多くのデータ通信を利用した場合 | 混雑する時間帯 | 非公開 |
楽天モバイル | 混雑する時間帯(夜間など) | 不明 | 非公開 |
ドコモ | 月30GB以上利用時 | 翌月まで | 1Mbps |
ソフトバンク | 混雑する時間帯(夜間など) | 不明 | 不明 |
(出典:https://www.docomo.ne.jp/)
(出典:https://www.softbank.jp/support/faq/view/26684)
上記のとおり、短時間でデータを使い過ぎたり、一部のエリアに人口が集中し、回線混雑が起きたりしない限り、速度制限がかかることはありません。そのため、とくに気にする必要はありませんが、知っておくと良いかもしれません。
通信端末を気軽に持ち運びできない
ホームルーターの通信端末は、「コンセントをさすだけでどこでも使える」というイメージがありますが、実際には登録済みの住所以外では使えないケースもあります。
たとえば、旅行先や出張先などに端末を持参して、快適なネット環境を整えようと考えていても、接続できない場合があるので注意しましょう。引っ越しなどで利用場所が変わる場合は、住所変更の手続きをすれば、契約時に登録した住所以外でも使えます。
しかし、中には登録済み住所以外でも使えるサービスもあるので、旅行先などでも使いたい方は、契約前に確認しましょう。
ホームルーターに関するよくある質問
ここでは、ホームルーターに関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答していきます。気になる項目をチェックして、疑問や不安を払拭しましょう。
ホームルーターと置くだけWiFiの違いは?
ホームルーターと置くだけWiFiは、どちらも工事不要で端末をコンセントに挿すだけですぐにインターネット環境を構築できるWiFiサービスです。同じものを指しており、違いはありません。ホームルーターは、歴史が浅いサービスであるため、明確な定義がなく、置くだけWiFiや、置き型WiFiなどと呼ばれることもあります。
ホームルーターは自宅以外でも使える?
ホームルーターは、端末本体を持参してコンセントに挿すだけでどこでも利用できます。しかし、登録した住所以外では使えない場合もあるので、サービスの利用規約をご確認ください。
もっともおすすめのホームルーターはどれ?
もっともおすすめのホームルーターは、『GMOとくとくBB WiMAX』です。最短即日発送してもらえるので、すぐに高速なインターネット環境を整えることができます。実質月額料金が比較的安く、高額キャッシュバックをもらえるので、非常にお得度の高いサービスだといえるでしょう。
ホームルーターの端末は購入とレンタルどっちがおすすめ?
契約期間が2〜3年と長期間の継続利用を検討している方には購入がおすすめです。反対に数日〜数ヶ月間のみ利用したい場合はレンタルの方が良いでしょう。
とくに、端末割引を受ける場合は、残債がある状態でホームルーターを解約すると、一括請求されるため注意が必要です。
ホームルーターでオンラインゲームはできる?
高速インターネットを利用できるホームルーターであれば、問題なくオンラインゲームをプレイできます。この記事でご紹介した『GMOとくとくBB WiMAX』や、『ドコモhome 5G』は実測値が100Mbpsを超えており、低Ping値であるためラグを防ぐことができ、快適にオンラインゲームを楽しめるでしょう。
auや楽天回線が利用できるホームルーターは?
au回線を利用できるおすすめのホームルーターは、『GMOとくとくBB WiMAX』です。楽天回線を利用できるホームルーターは、『Rakuten Turbo』のみとなっています。
無制限(速度制限なし)のホームルーターの注意点は?
「無制限」「速度制限なし」と明記されているホームルーターでも、回線混雑時や極端にデータ容量を使いすぎると、速度制限がかかる場合があるので注意しましょう。
現時点で完全無制限のホームルーターは存在しません。各社で速度制限がかかる条件や、速度制限後の通信速度が異なるため、公式サイトの注意事項を確認しておきましょう。
一人暮らしにおすすめのホームルーターは?
一人暮らしにおすすめのホームルーターは『GMOとくとくBB WiMAX』です。GMOとくとくBB WiMAXは、通信速度の速さや料金の安さ、キャンペーンの充実度などを比較した結果、総合的にバランスの良いサービスだとわかりました。
SIMフリーのおすすめのホームルーターは?
格安SIM(スマホ)を提供するIIJmioのSIMフリーホームルーター「PIXELALTE対応SIMフリーホームルーター PIX-RT100」がおすすめです。使用用途に応じて、周波数帯を簡単に切り替えられる点が魅力だと言えます。また、SIMが必要になった際には、そのままIIJmioで契約することも可能です。
(出典:https://www.iijmio.jp/device/pixela/pix_rt100.html)
Apexを快適にプレイできるホームルーターは?
「Apex Legends」のプレイに最適なホームルーターは、通信品質の高い『ドコモhome 5G』または『GMOとくとくBB WiMAX』です。「Apex Legends」を快適にプレイするには、70〜100Mbps必要だといわれています。『ドコモhome5G』と『GMOとくとくBB WiMAX』は、どちらも実測値が100Mbpsを上回っているので安定してプレイできるでしょう。また、Ping値を把握することでラグを防止できます。Ping値が低いほど、反応が速くなるので、低Ping値のホームルーターを選ぶことも大切です。
『ドコモhome 5G』と『GMOとくとくBB WiMAX』はどちらも低Ping値であるため、「Apex Legends」のみならずほかのオンラインゲームも快適にプレイできます。
ホームルーターの月額費用はいくら?
ホームルーターは、4,000〜5,000円前後が相場です。中にはキャンペーンの適用により3,000円台で利用できるサービスもあります。
ホームルーターの弱点は何?
ホームルーターの弱点として、通信速度が光回線より劣ることと、設置場所によっては電波が入りづらい点が挙げられます。
しかし、ドコモhome 5GやWiMAXのように光回線並みの速度が出るホームルーターを選ぶことで、弱点をカバーできるでしょう。設置場所に関しても、各部屋の隅々にWiFiを届けるために家の中心に置くことを推奨します。
まとめ
- 料金の安さを重視する方は『ソフトバンクエアー』がおすすめ
- 通信速度を重視する方は『ドコモhome 5G』がおすすめ
- 端末代の負担を抑えたい方は『GMOとくとくBB WiMAX』がおすすめ
ホームルーターは、コンセントに挿して電源を入れるだけですぐに高速インターネットをデータ実質無制限で利用できるサービスです。
自分にぴったり合うホームルーターを選ぶために、「実質月額料金」「端末料金」「実測値」「対応エリア」の4点を比較することが大切です。すぐに快適なネット環境を整えたいという方は、端末の発送スピードもチェックしておきましょう。
さまざまなサービスの料金や通信速度、キャンペーンの充実度、端末代金などを徹底比較した結果、総合的にバランスの良いおすすめのホームルーターは『GMOとくとくBB WiMAX』だと分かりました。『GMOとくとくBB WiMAX』は、通信速度が非常に速く、安定感もあるので、オンラインゲームやWeb会議、高画質での動画視聴などで、複数人が同時に接続して使っても快適にネットを利用できるでしょう。
キャンペーン実施中に申し込みをすると、高額キャッシュバックを受け取れる点も魅力の1つです。実質月額料金が安いので、出費を抑えつつ、快適なネット環境を整えられるでしょう。