【画像付き】Kindle本の削除方法をステップごとに解説！

軽くて持ち運びが楽なため、電子書籍としてすっかりおなじみになったKindle。紙の書籍と違い、1つのデバイスにすべての本を収容できるメリットから、利用者も増え続けています。

一方で、購入した本（データ）がデバイスの容量を圧迫し、「そろそろ整理しないとな……」と悩んでいる方も多いでしょう。

本記事では、Kindle本を削除する手順を、画像付きで紹介します。

削除方法は2パターンあり、以下の通りです。

「完全に削除」するとデータがすべて消え、再読するには購入が必要になるケースもあるので注意が必要です。

この記事を読めば、端末ごとの削除方法が簡単に分かり、Kindle本を整理できるようになるでしょう。

Kindle本の削除方法【2種類あり】

Kindle本の削除方法には2種類あり、「端末から削除する」方法と、「完全に削除する」方法があります。

「端末から削除する」とは、スマホやPCなどの「保存容量」から消すことです。ライブラリのデータは残るので、ダウンロードすれば再読できます。

「容量がいっぱいになってきたし、読んでない本は削除したい」という方に、おすすめの削除方法です。

その一方で「完全に削除する」とは、「Amazonアカウント」からデータを消すことを指します。ライブラリから消えるのはもちろん、再ダウンロードもできません。

「この本はもう読むこともないし、アカウントにも残したくないな……」という本は、「完全に削除」を選択しましょう。

Kindle本を端末から削除する方法

Kindle本の削除方法は、使用している端末によって異なります。

それぞれの端末ごとの削除方法を、画像付きでわかりやすく解説します。

スマホ（iPhone等）から削除

iPhoneの画面で解説しますが、削除する手順はAndroidでもほぼ一緒です。

ここでは、Kindleアプリからの削除方法を解説します。

Kindle端末から削除

次に、Kindle端末からの削除方法です。端末ラインナップは、以下の通りです。

今回はKindle Paperwhiteで紹介しますが、他の端末でも同じ手順で削除できますので、ご安心ください。

Kindle本を完全に削除する方法

「完全に削除」するとは、Kindle本をAmazonアカウントから消すことです。クラウドから削除されるので、「もう1度読みたい！」と思ったら、再購入が必要です。

アプリやKindle端末から「完全に削除」はできず、ブラウザからしか削除できないため、注意が必要です。

ブラウザから削除する手順を、わかりやすく解説していきます。

ブラウザからのみ削除できる

サンプル本を完全に削除する方法

サンプル本とは、冒頭から1〜2割を無料で読める本のこと。試し読みできるため、活用している方も多いでしょう。

このサンプル本はブラウザではなく、KindleアプリやKindle端末からでも「完全に削除」ができます。

ここからは、Kindleアプリでの削除方法を解説していきます。

「おすすめ」を削除する方法

Kindleアプリには、「読書履歴に基づくおすすめ」が表示されます。読んできた本のデータを基に、関心を持つと予想される本がピックアップされています。

結論から言うと、「読書履歴に基づくおすすめ」は、非表示にできません。しかし、対処法があり、下記の通りです。

参考：https://jp.amazonforum.com/s/question/0D56Q00008dWLZUSA4/

それぞれの対処法を、画像付きで解説していきます。

「表示から削除」に設定する

「この商品をおすすめに使用する」をオフにする

端末のキャッシュをクリアする

Amazonアプリのキャッシュをクリアにする方法を紹介します。

iPhoneの画面で説明していきます。

Kindle本を削除するときの注意点

Kindle本を削除するときに注意すべき点は、以下の通りです。

それぞれ解説していきます。

完全に削除した本は再購入しなければいけない

「完全に削除」した本は再度読むことはできません。

「完全に削除」した本をもう1度読みたくなったら、再購入する必要があります。

「もう読まないだろうな……」という本でも、数年後に読みたくなるケースもあると思います。少しでも読みたくなる可能性があるなら、「完全に削除」はしないほうがいいでしょう。

iPhone/Kindle端末では削除できないこともある

ごくまれに、「コンテンツと端末の管理」で削除しようとしても、できないケースが見られます。

そのような場合は、Kindleアプリを再インストールして様子をみましょう。

再インストールすると、すべてのキャッシュがクリアされます。読みたい本を再度ダウンロードする必要はありますが、デバイスの容量は確実に軽くなります。

それでもうまくいかない場合は、「カスタマーサービス」に問い合わせましょう。

ライブラリを整理したいときはコレクションが便利

ここまで「Kindle本の削除方法」について、解説してきました。

一方で、「他にも整理する方法はないの？」と、気になる方も多いでしょう。

実は、Kindleにはコレクション機能があります。コレクションとは、本を簡単に見つけるために作成するフォルダーのようなものです。

作成方法は、以下の通りです。

Kindle本を間違って削除したときは復活できる？

Kindle本を誤って「完全に削除」してしまった場合、対処法はあるのでしょうか。

結論から言うと、ご自身で復元する方法はありません。原則として、読みたくなったらもう一度購入する必要があります。

一方で、状況によっては復元できるケースもあります。たとえば、削除してすぐに問い合わせをした場合です。

間違って削除したときは、まずは「カスタマーセンター」に相談しましょう。

Kindle Unlimitedの本の返却方法

Kindle Unlimitedは、Kindle本の読み放題サブスクリプションサービスです。

こちらの場合、対象本を「買う」のではなく、「借りる」に似たニュアンスになります。

返却する手順は、以下の通りです。

返却しても再ダウンロードすれば、読むことができます。

【まとめ】Kindle本の削除方法は2パターンある

いつでもどこでも読めるKindle本は、紙の書籍にはないメリットがあり、利用者が増え続けています。

一方で、買った本が容量を圧迫し、整理したいと思ってる人も多いでしょう。

本記事では、Kindle本の「端末から削除」する方法と、「完全に削除」する方法を紹介しました。

「完全に削除」してしまうと、Amazonアカウントから本のデータが消えてしまい、二度と読めなくなります。よほどのことがないかぎり、「端末から削除」する方法で十分でしょう。

本記事を参考に、Kindle本を整理していただければ幸いです。