Kindle Unlimitedが丸わかり! 料金やキャンペーン、解約方法などを解説

当ページのリンクには一部PRを含みます。

電子書籍サービスの利用を検討している人に向けて、Kindle Unlimitedのサービスを紹介します。

「Kindle Unlimitedとはどんなサービス?」「どんなジャンルの本が読めるか気になる」「月額料金は?」など、詳しく解説します。

また、ほかの電子書籍サービスとも比較して、Kindle Unlimitedの利点をピックアップします。

幅広いジャンルの本を読みたい人や、より多くの作品に出会いたい人は必見です。

目次

Kindle Unlimitedとは

まずは、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)がどのようなサービスなのかについて紹介します。

利用が向いている人の特徴についても触れているので、電子書籍サービスの加入を検討している人はぜひ参考にしてください。

読み放題のサブスクサービス

Kindle Unlimitedは、ネット通販大手のAmazon(アマゾン)が提供する、本が読み放題のサブスクリプションサービスです。
漫画・雑誌・小説・専門書・楽譜など幅広いジャンルの中から対象の本が読み放題となります。

Amazonで販売されている書籍のうち、Kindle Unlimitedマークが入っている品目は、すべて読み放題の対象です。

商品紹介ページの「無料で読む」ボタンを押下すると、すぐにPC・タブレット・スマートフォンのKindleアプリなどから読めるようになります。

この時、「無料で読む」ボタンの下にある「¥○○の購入を希望しますか?」を押下して注文を確定してしまうと、Kindle Unlimitedの利用ではなく電子書籍を購入することになってしまうため、注意が必要です。

対応端末

Kindle Unlimitedの利用は、対応端末を選ぶ必要がほとんどありません。スマートフォン・タブレット・Windows PC・Mac・Kindle端末など、ひとつのアカウントから端末を問わずに最大6台まで同時に本を読むことが可能です。
本を閲覧したい端末からAmazonにアクセスし、Kindle Unlimitedに登録済みのアカウントでログインすれば、対象商品の閲覧が無料となります。

現在登録している端末情報を確認したり端末情報を削除したりするには、アカウントサービス画面から手続きします。
Amazon公式サイトからアカウントサービスに移動し、「デジタルコンテンツとデバイス」の項目から「アプリライブラリと端末の管理」を選びます。
「端末」項目から登録した端末の情報を確認できるほか、登録の解除も行えます。

Kindle端末を購入する場合、Kindle Unlimitedを3ヵ月分無料で利用できるオプションがつけられます。端末を購入するときに「3カ月分のKindle Unlimitedつき」を選ぶと、3カ月間は利用料がかかりません。
ただし、3カ月を過ぎると自動で有料に更新されるため、注意が必要です。

Kindle Unlimitedの利用がおすすめの人

Kindle Unlimitedは、本をたくさん読みたい人におすすめのサービスです。
幅広いジャンルの本が無料で読めるので、読んだことのない本や昔に読んだ懐かしい本を思う存分に楽しみたい人に向いています。

ただし、対象となる本は随時変わる可能性があり、一度読んだ本でも期間終了後には読めなくなるケースもあります。
特定の本が読みたい人や、読書にかける時間がなく読み切る自信のない人にはおすすめできません。

Kindle Unlimitedの料金プラン

次に、Kindle Unlimitedの料金プランを紹介します。
また、開催中のサービスについて取り上げているので、お得に利用しましょう。

料金プラン

Kindle Unlimitedの料金は月額980円(税込)のプランだけとなっており、学割やAmazon Prime会員割引などはありません。

会員登録後は、月の途中で解約しても次の請求日まで利用できます。
ただし、次の請求日を迎えるとライブラリに追加した本にはアクセスできなくなります。

実施しているキャンペーン

Kindle Unlimitedで実施しているキャンペーンを紹介します。
キャンペーンの内容は途中で変更・終了になる可能性があるので、申し込み時に必ず内容を確認しましょう。

無料体験キャンペーン

初めて利用する人へ、30日間無料で利用できるキャンペーンを実施しています。
既に利用している人や、これまでに利用したことがある人はキャンペーン対象外です。このキャンペーンを活用しお得に始めてみてはいかがでしょうか。
また、キャンペーン期間中の退会は自由にできるので、対象期間の1カ月のみを無料で利用することも可能です。
キャンペーン期間終了後は自動的に契約が更新されるため、キャンセルするときはタイミングに気をつけましょう。

1カ月のみ利用したい場合はこちら

2カ月99円キャンペーン

Kindle Unlimitedでは、2カ月間99円(税込)で利用できるキャンペーンを2023年3月7日から実施しています。
キャンペーン対象となるのは、Amazon公式サイトのKindle Unlimitedページでキャンペーン価格が表示された人のみです。
キャンペーン期間の終了日は未定で、早期に終了するケースもあるため、利用時には契約内容をよく確認してください。
初めて利用する人向けの1カ月間無料体験のキャンペーンと併用することはできません。
また、1カ月間の無料キャンペーンなどを過去12カ月以内に利用した人は対象外です。

2カ月99円のキャンペーンが適用されるか確認したい人はこちら

ほかにも、Kindle Unlimitedをお得に利用できるキャンペーンは、定期的に実施されています。
キャンペーン内容は開催時期によって異なるので、定期的にチェックして利用しましょう。

Kindle Unlimitedの使い方

ここからは、Kindle Unlimitedの使い方を紹介します。
サブスクサービスの対象となっている本を探して、実際に読んでみましょう。
また、購入の仕方についても解説しているので、参考にしてください。

本の探し方

Kindle Unlimitedの対象本を探すには、Amazon公式サイトから対象本を検索する方法と、Kindleアプリの端末から検索する方法があります。

Amazon公式サイトから対象本を検索するには、カテゴリー欄から「本・コミック・雑誌」を選択します。
つぎに、Kindleストア欄にある「Kindle Unlimited」を選択すると、Kindle Unlimitedの対象本がカタログ表示されます。
そこから、特集ごとにまとめられている本を選択したり、カテゴリーを選択したりして読みたい本を選びます。
また、検索窓から本を検索して、Kindle Unlimitedマークが入った本を探す方法もあります。

Kindleアプリから検索するには、アプリを開いたときに下に表示されている「カタログ」のボタンを押下します。
一覧で表示される本のうち、Kindle Unlimitedマークが入っている品目がサブスクサービスの対象です。
フィルタでKindle Unlimitedを選択すると、対象本のみ表示されます。
商品ページの「無料で読む」ボタンを押したあとに表示される「今すぐ読む」ボタンから本を閲覧できます。
途中で閲覧を止めた本は、アプリを開いたときに現れる「ライブラリ」の項目から確認することが可能です。

本の買い方

Kindle Unlimitedで読める本は限られており、すべての本が読み放題となるわけではありません。
また、読み放題の対象は随時変更され、本によっては期間が限られているケースもあります。
サービス対象外の本を読みたい場合や、読み放題で閲覧して気に入った本をずっと手元においておきたい場合は購入しなければなりません。

Kindleアプリでは本を購入できない仕様となっているため、iPhone・Android・Mac・Windows PCのいずれかの端末からアクセスしている場合でもアプリ内では購入ができません。
アプリで気になった本を見つけたときは、Amazon公式サイトにアクセスしてから注文する必要があります。

アプリ内で気になった本は、「リストに追加」の項目からお気に入り登録ができます。
お気に入り登録をしておくことで、Amazon公式サイトにアクセスしたときに「アカウント&リスト」の項目からリスト一覧を閲覧することが可能です。
購入したい本の情報にアクセスすると、金額と「注文を確定する」の項目が表示されるので、金額を確認し注文を確定させましょう。紙の本とKindle本のどちらなのかの確認も重要です。

Kindle Unlimitedの口コミ・レビューをチェック

Kindle Unlimitedを実際に利用している人の口コミ・レビューをチェックしましょう。
良い評判と悪い評判をそれぞれ5つずつ取り上げているので、利用するときの目安にしてください。
口コミ・レビューは、Twitterに投稿されているツイートの中から選出しています。

Kindle Unlimitedの良い評判や口コミ

【その1:読みたい本がたくさんある】


Kindle Unlimitedが三ヶ月無料だったから再登録したはいいものの、読みたい本が渋滞中でして…
(引用元:https://twitter.com/riri_suzuyama/status/1672948619480305664

【その2:買う機会を逃していた本を読めて便利】
KindleUnlimitedの定額で読んでます。
本作は特捜部Qシリーズの3作目で、2作目まで読んでいた私は、買いに行く機会を逸していたので、大いに助かりました
昔は小説も読後、保存していたのですが、今はそうもいかないので、本当に便利なツールだと思いました
(引用元:https://twitter.com/RAIDEN248560/status/1674254141802283009

【その3:ラインナップが良い】
ああぁもう!!!
Kindle Unlimited!!!!
ラインナップ!!!!
けしからん!!!
良すぎる!!!!
(引用元:https://twitter.com/bonyari_zamurai/status/1644332490348216323

【その4:お得感が味わえる】
読書も楽しいが、本を選ぶ時間も楽しい。私は基本的にはKindle Unlimitedから選ぶので、そのラインナップを見るだけでも楽しい。あとはたまたま本屋を通りかかったら、推されていそうな本を見つけ、それがKindleで読めるのを見つけた時の、嬉しさとお得感。
(引用元:https://twitter.com/kiramekuzh/status/1672737868870209536

【その5:読む本を選ぶのが楽しい】
サブスクは何を見ようかってラインナップを眺めてる時が一番面白いな(Kindle Unlimitedのラインナップを眺めていきながら)
(引用元:https://twitter.com/Q9C_UPR/status/1673460266930147328

Kindle Unlimitedの悪い評判や口コミ

【その1:読みたい本がラインナップにない】
Kindle unlimitedってこういう時しか登録しないけど、ラインナップが微妙だよね……。
(引用元:https://twitter.com/_Y_memo/status/1672570226326786048

【その2:他サービスのほうが魅力的】
雑誌とか本のサブスクをkindle unlimitedにしたいけど、雑誌のラインナップが微妙で楽天マガジンから抜け出せんのよな。
(引用元:https://twitter.com/DepthPixiv/status/1657160120273633281

【その3:本が検索しにくい】
Kindle Unlimitedたまに面白いのが発掘できるけど基本検索しにくいんよなあ
(引用元:https://twitter.com/krtmek13/status/1642586358488379396

【その4:対象商品が分かりにくい】
KindleUnlimited、微妙すぎる。
検索しづらいし何が対象になってるのかすら分かりにくい
(引用元:https://twitter.com/nichtisch/status/1210835831646126080

【その5:読みたい本を探しにくい】
kindle unlimitedの検索しにくさはどうにかならないんだろうか。小説探しにくい
(引用元:https://twitter.com/nejirime/status/1152589855936770054

Kindle Unlimitedのメリット

Kindle Unlimitedを利用することで得られるメリットはいくつもあります。
その中から、「オフライン利用」「対応端末の豊富さ」「ラインナップ」の3点を紹介します。

オフラインでの利用

Kindle Unlimitedの対象となっている本は、ダウンロードすることでオフラインでも閲覧できます。
これにより、飛行機などの無線通信が利用できない状況でも読むことが可能です。
また、自宅のWi-Fiを使用してあらかじめダウンロードしておけば、スマートフォンのデータ容量を気にする必要がなくなります。
時間や場所を気にすることなく読書が楽しめます。

対応端末の幅広さ

Amazonは本の読みやすさにこだわったKindle端末を販売していますが、Kindle Unlimitedを利用するには必ずしも購入する必要がありません。
上述した通り、スマートフォン・PC・タブレットなど、持っている端末にKindleアプリをインストールすれば、ほとんどの端末から閲覧できます。
あとはWi-Fiまたは無線通信できる環境さえあれば、すぐにでも利用できるサービスです。

幅広いラインナップ

Kindle Unlimitedはラインナップが豊富で、扱っているジャンルはコミック・児童書・絵本・ライトノベル・辞事典・楽譜・雑誌など幅広くそろっています。
200万冊以上の本が読み放題の対象で、まだ読んだことのない本にきっと出会えます。
人気作も多く対象本となっているので、読みたかった本や話題の本をチェックすることが可能です。

キャンペーン期間内でやめれば無料

Kindle Unlimitedは、初めて利用する人を対象とした30日間の無料体験キャンペーンを実施していると、料金プランで既に紹介しました。
さらに、キャンペーンの期間中に解約すると費用はかからず、期間の途中で退会しても期間いっぱいまで利用できます。迷っている人は一度試してみる価値がありますね。

Kindle Unlimitedのデメリット

ここからは、Kindle Unlimitedを利用するときに気をつけたいデメリットを3つ紹介します。
サービスを利用するか個別に購入をするかで迷っている人は、判断材料のひとつにしてください。

読み放題の対象外

Kindle Unlimitedの対象となる本は随時変わります。
また、Amazonで販売されているKindle本のすべてが対象となるわけではありません。
販売元がKindle Unlimitedに指定している本が読み放題の対象となるため、たとえば漫画などのシリーズものでも途中までしか対象本に含まれていないことがあります。
事前にラインナップを確認しておくと、読みたい本がサブスクサービスの対象であるかどうかを確認できます。

対象本のラインナップ変更

さらに、Kindle Unlimitedの読み放題の対象本は、不定期で変更されています。
懐かしい本だけでなく、売り出し中の本や話題の本、新書までラインナップに加わっています。
そのため、まだ出会ったことのないジャンルの本や新しい本を読めるメリットがあります。
しかし、Kindle Unlimitedの対象となる期間が限られているケースがあります。
そのため気になった本はすぐに読まないと、いつの間にか期限が終了して読みそびれてしまうかもしれません。

保存数の上限は20冊

Kindle Unlimitedは、本をライブラリに追加することで閲覧できます。
ただし、同時に追加できる本の数は20冊までです。
21冊以上の本を登録するには一度解除してから追加しなければなりません。

もともとは10冊の上限となっていましたが、後に20冊の上限に緩和されました。
一度に借りられる本の上限数が増えたことで、仕事で使う本・プライベートで読む本・勉強に使う本・辞典・雑誌など、複数のジャンルの本を保存しても余裕ができるようになりました。
それでも、気になった本をたくさん登録したい人には不便に感じるかもしれません。

Kindle Unlimitedと他社サービスとの比較

電子書籍サービスはKindle Unlimitedのほかにも多数あります。
ここからは、Kindle Unlimitedとほかのサービスを比較し、それぞれの特徴をまとめました。
電子書籍を使ってみたいと考えている人は、それぞれの条件をくらべて、自身にぴったり合うサービスを見つけてください。

Prime Reading

Prime Reading(プライムリーディング)は、Kindle Unlimitedと同じくAmazonが運営している本のサブスクサービスです。
提供している本の数やジャンル、保存上限数など、多くの違いがあります。

Prime ReadingはAmazon Prime会員を対象としたサービスです。
ただし、本のタイトル数は1,000冊以上と、Kindle Unlimitedとくらべて少なめです。
提供されている本のジャンルは、小説・ビジネス・漫画・雑誌・絵本・児童書・洋書などです。
提供価格は月額500円、年額4,900円(どちらも税込)とリーズナブルで、さらにAmazon Primeのサービスも同時に利用できます。
保存できる本の上限数は10冊なので、外出先に持ち運ぶ本の量が少ない人に向いています。

いっぽう、Kindle Unlimitedの対象タイトル数は約200万冊で、対象ジャンルは全28種類とラインナップが豊富です。
提供価格は月額980円でPrime Readingよりは高額ですが、同時に保存できる本の上限数が20冊と大容量なので、たくさん本を読む人におすすめのサービスです。

Prime ReadingはあくまでAmazon Primeに付与されているサービスのひとつと位置づけられています。
本格的な電子書籍サービスを利用したい人はKindle Unlimitedが向いているでしょう。

Audible

Audible(オーディブル)はオーディオブックを提供するサービスで、Kindle Unlimitedと同じくAmazonが運営しています。
プロのナレーターが対象本を朗読していて、作品を耳で楽しめるようになっています。
通勤の移動中や家事の作業中などのシーンで「ながら読書」ができます。
時間を有効に活用したい人や、好きな作品を耳で楽しみたい人に向いています。
提供価格は月額1,500円(税込)で、対象本数は12万冊以上です。
対象の本はすべて音声で聞くことができ、最大9台の端末で同時接続できます。
最高速度は3.5倍で、速度を上げて聞くことも可能です。
ただし、Kindle端末ではサービスを利用できないので注意が必要です。

Kindle Unlimitedにはオーディオブックの取り扱いがありません。
機械での読み上げ機能は搭載していますが、上質な朗読を楽しみたい人にはAudibleが向いています。
上述してきた通り、Kindle Unlimitedは提供価格が月額980円(税込)なのでAudibleにくらべて安く、Kindle端末での閲覧にも対応している点がメリットです。
文字での読書を楽しみたい人はKindle Unlimited、耳での読書を楽しみたい人はAudibleの利用がおすすめです。

ブック放題

ブック放題は、ソフトバンクグループの株式会社ビューンが運営する本のサブスクサービスです。
対象本は雑誌800冊、漫画5万冊、雑誌100誌です。
ほかにも、旅行雑誌のるるぶが対象作品に含まれています。
月額550円(税込)で対象作品が読み放題となっています。
雑誌や漫画に特化しているサービスなので、読むジャンルが限られている人に向いているでしょう。

それにくらべ、Kindle Unlimitedは200万冊以上の作品が読み放題で、雑誌や漫画以外にも絵本やビジネス書、小説など多岐にわたるジャンルを取りそろえています。
漫画や雑誌以外のジャンルも幅広く読む人に向いています。
実用書などジャンルを問わず読みたい人はKindle Unlimited、読みたいジャンルが漫画や雑誌などに限られている人はブック放題の利用がおすすめです。

BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)は、KADOKAWA傘下の株式会社ブックウォーカーが運営している電子書籍サイトです。
KADOKAWA以外の出版社の電子書籍も扱っていて、単行本の販売と読み放題サービスのどちらも展開しています。

読み放題サービスには2種類が用意されています。
「マンガ・雑誌読み放題」は、月額836円(税込)で単行本3万冊以上・連載マンガ90誌が読み放題となるサービスです。
「文庫・ラノベ読み放題」は、月額836円(税込)で2,000冊以上の角川文庫・8,000冊以上のライトノベルが読み放題できます。
それぞれ、どのジャンルを読む機会が多いかによって選ぶことが可能です。
どちらもKADOKAWA作品を読む機会が多い人に向いているサービスです。

いっぽう、Kindle Unlimitedは幅広いジャンルの本が定額料金で読み放題となるため、ジャンルを問わず読みたい人に向いています。
ジャンルを気にせずいろいろと読みたい人はKindle Unlimited、KADOKAWA作品を読む機会が多い人はBOOK☆WALKERの利用がおすすめです。

楽天マガジン

楽天マガジンは、楽天グループ株式会社が運営している電子書籍の配信サービスです。
楽天会員を対象としたサブスクサービスで、ダウンロードすればオフラインでも作品を楽しめます。
ダウンロード数に制限はなく、端末の空き容量がある限り何冊でもダウンロードできます。
雑誌に特化しているサービスで、対象雑誌数は1,200誌以上です。
同時に使用できる端末は1アカウントにつき5台までで、スマートフォン・タブレット・PCに対応しています。
利用料金は月額418円(税込)と安く設定されています。

Kindle Unlimitedも雑誌を取り扱っていますが、250誌以上と少なめです。
しかし、取り扱っているジャンルが幅広く、最大200万冊以上のバックナンバーが利用できます。

雑誌以外にも幅広く読みたい人はKindle Unlimited、雑誌を中心に読みたい人は楽天マガジンの利用がおすすめです。

Kindle Unlimitedの登録方法

ここからは、Kindle Unlimitedの登録方法を紹介します。
Kindle Unlimitedの申し込み手順を知っておくと、スムーズに利用できます。

申し込みの手順

Kindle Unlimitedを利用するには、まずAmazonアカウントを作成する必要があります。
Amazonアカウントをまだ作成していない人は、Kindle Unlimitedの申し込みページからAmazonアカウントの作成をしましょう。
「新しいAmazonのアカウントを作成」の項目から姓名・フリガナ・メールアドレス・パスワードを入力します。
登録したメールアドレスあてに6ケタのコードが送られてくるので、登録画面に入力してサインインしてください。

アカウントを持っている人は、「サインイン」の項目をクリックすると登録時のメールアドレス(携帯電話番号やアカウント番号でも可)とパスワードでログインできます。
つぎに、Kindle Unlimitedの「30日間の無料体験を始める」の文言があるボタンを押下します。
Amazon Prime会員や一定の条件に該当する人など、場合によっては3カ月無料や2カ月99円などのキャンペーンが表示されているケースもあります。
キャンペーンを利用する人は、自分が希望するキャンペーンが適用になっていることを確認し登録を進めましょう。

申し込みページ

支払い方法の選択

つぎに、支払い方法を選びます。
Kindle Unlimitedの申し込みページから「30日間の無料体験を始める」の文言をクリックすると、「支払い方法を選択」という画面に切り替わります。
選択できる支払い方法は、クレジットカード・Paidy翌月払い・携帯決済の3種類が用意されています。
いずれかの支払い方法から好きなものを選択してください。
カード名義人の名前やカード番号、有効期限などの情報を入力すると申し込みは完了です。

30日間の無料体験のみを利用したい人も、支払い方法の登録が必要です。
Kindle Unlimitedは、無料期間が終わったあとに自動で契約が更新される仕組みとなっています。
そのため、30日間の無料体験が終了すると自動で指定した支払い方法から利用料金が引き落とされるため、注意しなければなりません。

Kindle Unlimitedの解約方法

最後に、Kindle Unlimitedの解約方法について解説します。
Kindle Unlimitedの無料体験のみを利用したい人はあらかじめチェックしておきましょう。

解約の手順

Kindle Unlimitedの解約はアプリから行うことはできません。
Amazonの公式サイトにある「Kindle Unlimited読み放題」のページから解約手続きを進めましょう。

まずAmazonアカウントにサインインし、ページの上部に表示されている「アカウント&リスト」から「アカウントサービス」にアクセスします。
そこから、「メンバーシップおよび購読」の項目にアクセスし、「Kindle Unlimitedの設定」ボタンを押下します。
つぎに、左側に表示されている「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」と書かれたボタンを押下します。
すると「メンバーシップを継続する」「メンバーシップを解約する」という2種類の選択肢が提示されるので、「メンバーシップを解約する」の項目を選択しましょう。

会員資格が何月何日で終了するかが記載されるので、解約手続きが完了してもその日までは引き続きサービスを利用できます。
サービス提供日を過ぎると、利用中の本はライブラリから削除されて請求手続きもストップします。

解約の確認方法

Kindle Unlimitedの解約手続きが完了すると、解約通知メールが届きます。
あとから解約したかを確かめるには、管理画面を見る必要があります。

管理画面は、解約手続きのときと同様にAmazonページの「Kindle Unlimited読み放題」のページにアクセスすることで確認できます。
入会日の下にサービス終了日が記載されています。
「現在利用中の本は、期間経過後、自動的に利用終了となります。」のメッセージが表示されていれば、解約手続きが無事に完了しています。

次回請求日まではこれまで通りにサービスを利用できますが、その日を過ぎると利用できません。
誤ってサービスを解約してしまった場合や、いちど解約したけれどやっぱり継続して利用したいと考え直した場合は、「Kindle Unlimited会員登録を継続」の項目からサービスを再開できます。

まとめ

Amazonが運営するKindle Unlimitedは、幅広いジャンルの本が読み放題となるサブスクサービスです。
とくに本を読む機会が多い人におすすめのサービスです。
Kindleで電子書籍を購入する機会が多い人は、読み放題サービスに加入するとさまざまなジャンルの本が楽しめます。
対象本は約200万冊ありますが、読みたい本が対象本に指定されているかどうかを確かめたうえで利用しましょう。
読みたい本がラインナップにない場合はKindleで単品購入するか、他のサブスクサービスを検討してみましょう。

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