【アニメ・小説】物語シリーズを見る順番・読む順番は？あらすじや劇場版についても解説！

『物語シリーズ』は、西尾維新氏による怪異を扱った小説シリーズです。
2006年に第1作の『化物語』が出版されました。

その後、2009年にはテレビアニメ化され、劇場版やドラマCD、ゲームなどが制作されている人気のメディアミックス作品となっています。

そんな物語シリーズですが、作品数がとても多い作品です。
そしてアニメ放送の順番が、小説出版の順番と時系列が一致しません。

「どの作品から見たらいいの？」と混乱する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、物語シリーズのアニメや小説をどの順番で見る・読むと楽しめるかを解説します。
物語シリーズが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

【そもそも】物語シリーズとは

『物語シリーズ』は、2006年の小説出版を皮切りに、2009年にはTVアニメ化、2018年には『週刊少年マガジン』で漫画連載もおこなわれた、多くのファンに支持される人気の作品です。

日本のとある田舎町が舞台となっており、主人公の阿良々木暦（あららぎこよみ）が高校3年生になる直前の春休みから卒業直後までの様子が描かれています。
主人公と登場人物の周りで巻き起こる怪異に関する不思議な物語です。

アニメでは文字を記号のように使った演出や言葉遊び、ギャグやパロディを織り交ぜつつ独特な世界観でストーリーが展開されます。

小説は30冊出版されており、劇場版を含めると10作品がアニメ化されました。

「物語シリーズ」アニメのおすすめの見る順番

まずは、物語シリーズアニメを見るおすすめの順番を解説します。

物語シリーズ作品は、放送順と時系列が一致しないのが大きな特徴です。
しかし、時系列順に見てしまうと、時系列がバラバラであるからこその世界観を十分には楽しめません。
「なぜ、時系列がバラバラで物語が描かれるのか」というように、新たなキャラクターが登場した経緯や物語の謎を考察しながらの視聴ができなくなります。

初めて見る場合は放送順で、一度シリーズを見終わってから見返す場合は時系列順での視聴がおすすめです。

まずは放送順に見るのがおすすめ

初めて物語シリーズを見る方は、まずは放送順の視聴をおすすめします。

もちろん時系列で見ても楽しめる作品ですが、最初から時系列順で見てしまうとストーリーの謎やキャラクターの心情がすぐにわかってしまいます。

物語シリーズは、現在と過去を往復しつつ描かれるストーリー展開も魅力です。
制作側が意図した伏線や謎、突然登場したキャラクターなどについて考察しながら、物語シリーズの世界観を楽しみましょう。

以下の表が、「物語シリーズ」放送順の一覧です。

順番	タイトル	放送・公開時期	話数
1	化物語	2009年7月〜9月 （1〜12話：TV放送） 2009年11月〜2010年6月 （13〜15話：インターネット配信）	全15話
2	偽物語	2012年1月〜3月	全11話
3	猫物語（黒）	2012年12月31日	全4話
4	〈物語〉シリーズセカンドシーズン	2013年7月〜12月 花物語は2014年8月16日	全28話
5	憑物語	2014年12月31日	全4話
6	終物語（上・中）	2015年10月〜12月	全13話
7	暦物語	2016年1月〜3月	全12話
8	傷物語Ⅰ鉄血篇（劇場版）	2016年1月8日	–
9	傷物語Ⅱ熱血篇（劇場版）	2016年8月19日	–
10	傷物語Ⅲ冷血篇（劇場版）	2017年1月6日	–
11	終物語（下）	2017年8月	全7話
12	続・終物語	2019年5月〜6月	全6話

放送順に見終わって見返すなら時系列順

放送順にアニメを見終わった方は、時系列順で見返してみましょう。

下記表をみていただくとわかるかと思いますが、特に『〈物語〉セカンドシーズン』以降は時系列が入り乱れています。

最初にみたときに気付かなかったキャラクターの心情や、裏側で動いていたキャラクターが浮き彫りになります。
張り巡らされたストーリーの伏線も回収でき、考察した内容の答え合わせもおこなえるので、より物語シリーズへの理解が深まるでしょう。

順番	タイトル	エピソード名	時系列	放送・公開時期
1	傷物語	劇場版3部作	3/25〜4/6	I：2016年1月8日 II：2016年8月19日 Ⅲ：2017年1月6日
2	猫物語（黒）	つばさファミリー	4/29	2012年12月31日
3	化物語	ひたぎクラブ	5/8	2009年7月〜9月
4	化物語	まよいマイマイ	5/14	2009年7月〜9月
5	化物語	するがモンキー	5/22	2009年7月〜9月
6	化物語	なでこスネイク	6/11	2009年7月〜9月
7	化物語	つばさキャット	6/13	2009年7月〜9月 2009年11月〜2010年6月
8	偽物語	かれんビー	7/29	2012年1月〜3月
9	偽物語	つきひフェニックス	8/14	2012年1月〜3月
10	傾物語（〈物語〉セカンドシーズン）	まよいキョンシー	8/20	2013年7月〜12月
11	鬼物語（〈物語〉セカンドシーズン）	しのぶタイム	8/21	2013年7月〜12月
12	猫物語（白）（〈物語〉セカンドシーズン）	つばさタイガー	8/21	2013年7月6日〜8月3日
13	終物語	しのぶメイル	8/23	2015年10月〜12月
14	終物語	おうぎフォーミュラ	10/24	2015年10月〜12月
15	終物語	そだちリドル	10/24	2015年10月〜12月
16	終物語	そだちロスト	10/24	2015年10月〜12月
17	囮物語（〈物語〉セカンドシーズン）	なでこメドゥーサ	10/31	2013年7月〜12月
18	恋物語（〈物語〉セカンドシーズン）	ひたぎエンド	1/1	2013年7月〜12月
19	憑物語	よつぎドール	2/13	2014年12月31日
20	暦物語	こよみナッシング	2月下旬	2016年1月〜3月
21	暦物語	こよみデッド	3/13	2016年1月〜3月
22	終物語	まよいヘル	3/13	2017年8月
23	終物語	ひたぎランデヴー	3/14	2017年8月
24	終物語	おうぎダーク	3/14	2017年8月
25	続・終物語	こよみリバース	3/16	2019年5月〜6月
26	花言葉	するがデビル	4/9〜4/21	2014年8月16日

物語シリーズ劇場版「傷物語」3部作はどのタイミングで見る？

劇場版『傷物語』3部作もまずは放送順にあわせて見ることをおすすめします。

放送順の表にも記載していますが、順番としては『暦物語』と『終物語（下）』の間です。
物語シリーズの完結につながる作品となっているので、放送順で視聴した方が楽しめます。

時系列で見返す場合は、高校3年生に進級する直前の春休みの出来事なので、一番最初に見るのがおすすめです。

ちなみに劇場版3部作は、劇場版まどか☆マギカの監督である新房照之監督とアニメーション制作会社のシャフトが手がけています。

	公開日	上映時間
傷物語Ⅰ鉄血篇	2016年1月8日	64分
傷物語Ⅱ熱血篇	2016年8月19日	69分
傷物語Ⅲ冷血篇	2017年1月6日	83分

「物語シリーズ」小説のおすすめの読む順番

ここからは小説を読む順番を解説します。

小説もアニメと同じように、まずは刊行順で読むのがおすすめです。
作者が意図した順番でのストーリー展開を味わい、考察を巡らせましょう。

もちろん時系列で楽しむのもありですが、話数によって時系列が前後する作品なので読む順番が複雑になります。
時系列で楽しみたい方や、すでに読んだことがあり見返したい場合は、時系列順での小説の読破にチャレンジしてみてください。

また、小説は6部構成になっており、シーズンごとに大きな謎が存在するためシーズンごとに読むのもおすすめです。

下記の表に、刊行順で読む順番をまとめました。

順番	刊行順	発売日
1	化物語（上）	2006年11月2日
2	化物語（下）	2006年12月5日
3	傷物語	2008年5月8日
4	偽物語（上）	2008年9月2日
5	偽物語（下）	2009年6月10日
6	猫物語（黒）	2010年7月29日
7	猫物語（白）	2010年10月28日
8	傾物語	2010年12月25日
9	花物語	2011年3月30日
10	囮物語	2011年6月29日
11	鬼物語	2011年9月29日
12	恋物語	2011年12月21日
13	憑物語	2012年9月27日
14	暦物語	2013年5月21日
15	終物語（上）	2013年10月22日
16	終物語（中）	2014年1月30日
17	終物語（下）	2014年4月2日
18	続・終物語	2014年9月18日
19	愚物語	2015年10月6日
20	業物語	2016年1月14日
21	撫物語	2016年7月28日
22	結物語	2017年1月12日
23	忍物語	2017年7月20日
24	宵物語	2018年6月14日
25	混物語	2019年2月4日
26	余物語	2019年4月17日
27	扇物語	2020年10月28日
28	死物語（上）	2021年8月19日
29	死物語（下）	2021年8月19日
30	戦物語	2023年5月17日

ファーストシーズンを読む順番

ファーストシーズンは、『化物語（上・下）』、『傷物語』、『偽物語（上・下）』、『猫物語（黒）』の計6冊、9話で構成されています。

当初、「ファーストシーズン」という呼称はありませんでしたが、セカンドシーズンの発表があったために呼ばれるようになりました。

主人公の阿良々木暦が、高校3年生にあがる直前の春休みから夏休みまでのストーリーが描かれています。

順番	刊行順	収録エピソード	時系列の日付
1	化物語 （上）	第一話 ひたぎクラブ	5/8
		第二話 まよいマイマイ	5/14
		第三話 するがモンキー	5/22
2	化物語 （下）	第四話 なでこスネイク	6/11
		第五話 つばさキャット	6/13
3	傷物語	第零話 こよみヴァンプ	3/25〜4/6
4	偽物語 （上）	第六話 かれんビー	7/29
5	偽物語 （下）	最終話 つきひフェニックス	8/14
6	猫物語 （黒）	第禁話 つばさファミリー	4/29

セカンドシーズンを読む順番

セカンドシーズンは、『猫物語（白）』、『傾物語』、『花物語』、『囮物語』、『鬼物語』、『恋物語』の計6冊、6話の構成です。

ちなみに、当初ファーストシーズンでは、『つきひフェニックス』が最終話になる予定でした。
しかし、羽川翼と八九寺真宵（はちくじまよい）の2人の登場人物について書き足りないことがあり、続刊として『猫物語』と『傾物語』が執筆されています。

登場するヒロイン側の視点で描かれているエピソードがあり、刊行順と時系列順が大きく異なるのも特徴のひとつです。

ちなみに、2作目から4作目までは、タイトルに「化」の文字を含んだ漢字が使用されています。
このような細かなポイントを知ることで、西尾維新作品をより奥深く楽しめるようになるでしょう。

順番	刊行順	収録エピソード	時系列の日付
1	猫物語 （白）	第懇話 つばさタイガー	8/21
2	傾物語	第閑話 まよいキョンシー	8/20
3	花物語	第変話 するがデビル	4/9〜4/21 （暦：大学1年生）
4	囮物語	第乱話 なでこメドゥーサ	10/31
5	鬼物語	第忍話 しのぶタイム	8/21
6	恋物語	第恋話 ひたぎエンド	1/1

ファイナルシーズンを読む順番

ファイナルシーズンは、『憑物語』、『暦物語』、『終物語（上・中・下）』、『続・終物語』の計6冊、21話の構成です。

本来は物語シリーズの終焉3部作として、『憑物語』、『終物語』、『続・終物語』のみで構成される予定でしたが、急遽2013年の5月に『暦物語』が刊行され4部作となりました。

また、『終物語』が予定よりページ数が多くなったため、上・中・下巻構成となっています。

順番	刊行順	収録エピソード	時系列の日付
1	憑物語	第体話 よつぎドール	2/13
2	暦物語	第一話 こよみストーン	4月初旬
		第二話 こよみフラワー	5月初旬
		第三話 こよみサンド	6月中旬
		第四話 こよみウォーター	7月某日
		第五話 こよみウインド	8月上旬
		第六話 こよみツリー	9月下旬
		第七話 こよみティー	10月某日
		第八話 こよみマウンテン	11月上旬
		第九話 こよみトーラス	12月
		第十話 こよみシード	1月中旬
		第十一話 こよみナッシング	2月下旬
		第十二話 こよみデッド	3/13
3	終物語 （上）	第一話 おうぎフォーミュラ	10/24
		第二話 そだちリドル	10/24
		第三話 そだちロスト	10/24
4	終物語 （中）	第四話 しのぶメイル	8/23
5	終物語 （下）	第五話 まよいヘル	3/13
		第六話 ひたぎランデブー	3/14
		第七話 おうぎダーク	3/14
6	続・終物語	最終話 こよみリバース	3/16

オフシーズンを読む順番

オフシーズンは、『愚物語』、『業物語』、『撫物語』、『結物語』の計4冊、12話の構成です。
オフシーズン以降の作品は、2013年11月現在アニメ化はされていません。

完結した物語シリーズの前日談やその後の様子が描かれた話で構成されており、1冊に3、4話の短編・中編エピソードが収録されています。

物語の始まりとなる「第零話」エピソードが多くあるのが特徴です。

順番	刊行順	収録エピソード	時系列の日付
1	愚物語	第一話 そだちフィアスコ	11月28日
		第二話 するがボーンヘッド	7月夏休み初日 （暦：大学1年生）
		第三話 つきひアンドゥ	不明 （暦：大学1年生）
2	業物語	残酷童話 うつくし姫	約600年前
		第零話 あせろらボナペティ	約600年前
		第零話 かれんオウガ	7月夏休み初日 （暦：大学1年生）
		第零話 つばさスリーピング	10月末〜11月初旬
3	撫物語	第零話 なでこドロー	不明：夏休み前の平日 （暦：大学1年生）
4	結物語	第一話 ぜんかマーメイド	5年後 （暦：社会人）
		第二話 のぞみゴーレム
		第三話 みとめウルフ
		第四話 つづらヒューマン

モンスターシーズンを読む順番

モンスターシーズンは、『忍物語』、『宵物語』、『余物語』、『扇物語』、『死物語（上・下）』の計4冊、21話で構成されています。

『結物語』の巻末で発表され、2017年7月に刊行されました。

大学生になった阿良々木暦が主人公の大学生編と、ヒロインのひとりである千石 撫子（せんごくなでこ）が成長していく様子を描いた洗人編が収録されています。

『死物語（上）』は、刊行時期である2021年の世相が反映されたコロナ禍の時期が舞台です。

ちなみに、2017年5月17日には、6部目であるファミリーシーズンの刊行が開始されました。
『戦物語』の1巻が刊行されており、収録エピソードは『第婚話 ひたぎハネムーン』です。

順番	刊行順	収録エピソード	時系列の日付
1	忍物語	第一話 しのぶマスタード	4月 （暦：大学1年生）
2	宵物語	第二話 まよいスネイル	不明 （暦：大学1年生）
		第三話 まよいスネイク
3	余物語	第四話 よつぎバディ	夏休み直前、夏休み中 （暦：大学1年生）
		第五話 よつぎシャドウ	夏休み中 （暦：大学1年生）
4	扇物語	第六話 おうぎライト	不明：4月〜夏休みの間10月ごろ1月1日〜2日 （暦：大学1年生）
		第七話 おうぎフライト	不明：夏休み中〜年明けまでの間年明け直後 （暦：大学1年生）
5	死物語（上）	第八話 しのぶスーサイド	4月（暦：大学2年生） 3月（暦：大学4年生）
6	死物語（下）	最終話 なでこアラウンド	不明：年明け直後〜2週間後 （暦：大学1年生） 不明（暦：大学4年生）

時系列で読む場合

『暦物語』など一部の作品は、エピソードによって時系列が前後します。

時系列でエピソードごとに追って読もうと思うと、小説の往復がたいへんなので、小説1冊ごとでの時系列の順番を下記表にまとめました。
「時系列で読んでみたい」、「もう一度見返したい」方は、ぜひ参考にしてください。

順番	時系列
1	傷物語
2	猫物語（黒）
3	化物語（上）
4	化物語（下）
5	偽物語（上）
6	偽物語（下）
7	傾物語
8	鬼物語
9	猫物語（白）
10	終物語（中）
11	終物語（上）
12	囮物語
13	恋物語
14	憑物語
15	暦物語
16	終物語（下）
17	続・終物語
18	花物語
19	忍物語
20	宵物語
21	余物語
22	愚物語
23	撫物語
24	業物語
25	扇物語
26	死物語（下）
27	死物語（上）
28	結物語
29	戦物語

各物語シリーズのあらすじ

ここからは、アニメの各物語シリーズのあらすじを放送順で紹介します。

物語シリーズの舞台自体は架空の田舎町ですが、描かれる建物や風景は現実世界のモチーフが取り入れられています。
例えば、『化物語』のオープニングの実写画面や作中の踏切などの鉄道背景は、制作会社であるシャフトの近くにある西武新宿線の井荻駅周辺がモチーフです。

また、アニメの主題歌がそれぞれのエピソードのヒロインにあわせて複数用意されているのも特徴の一つです。

タイトル	話数	収録エピソード		放送・公開時期
化物語	全15話	ひたぎクラブ  まよいマイマイ 化物語スペシャル（総集編） するがモンキー なでこスネイク つばさキャット		2009年7月〜9月 （1〜12話：TV放送） 2009年11月〜2010年6月 （13〜15話：インターネット配信）
偽物語	全11話	かれんビー つきひフェニックス		2012年1月〜3月
猫物語 （黒）	全4話	つばさファミリー		2012年12月31日
〈物語〉セカンドシーズン	全28話＋総集編3話	猫物語（白）	つばさタイガー	2013年7月〜12月 花物語は2014年8月16日
		総集編I（猫物語（黒）の総集編）
		傾物語	まよいキョンシー
		総集編Ⅱ（化物語総集編）
		囮物語	なでこメドゥーサ
		総集編Ⅲ（化物語＋偽物語総集編）
		鬼物語	しのぶタイム
		恋物語	ひたぎエンド
		花物語	するがデビル
憑物語	全4話	よつぎドール		2014年12月31日
終物語 （上・中）	全13話	おうぎフォーミュラ そだちリドル そだちロスト しのぶメイル		2015年10月〜12月
暦物語	全12話	こよみストーン こよみフラワー こよみサンド こよみウォーター こよみウインド こよみツリー こよみティー こよみマウンテン こよみトーラス こよみシード こよみナッシング こよみデッド		2016年1月〜3月
傷物語 （劇場版3部作）	全3話	傷物語Ⅰ鉄血篇		2016年1月8日
		傷物語Ⅱ熱血篇		2016年8月19日
		傷物語Ⅲ冷血篇		2017年1月6日
終物語	全7話	まよいヘル ひたぎランデブー おうぎダーク		2017年8月
続・終物語	全6話	こよみリバース		2019年5月〜6月

化物語

（出典：dアニメストア）

『化物語』は全15話で構成されており、時系列は5月〜6月頃です。

高校3年生になった主人公の阿良々木暦と、病弱なクラスメイト戦場ヶ原ひたぎ（せんじょうがはらひたぎ）が出会うところから物語がはじまります。
ひたぎの体重は異様に軽く、その原因に怪異が絡んでいることを知った暦は彼女を救うべく手を差し伸べます。

話数	全15話
収録エピソード	ひたぎクラブ  まよいマイマイ 化物語スペシャル（総集編） するがモンキー なでこスネイク つばさキャット
放送時期	2009年7月〜9月 （1話〜12話をTV放送） 2009年11月〜2010年6月 （13話〜最終話はインターネット配信）

偽物語

（出典：dアニメストア）

『偽物語』は、7月後半〜8月頃のエピソードを描いた全11話の構成です。

著者の西尾維新氏によると、この『偽物語』は『化物語』のボーナスステージ的な位置づけとのことです。

妹である阿良々木火憐と月火は、中学校で流行ったおまじないの元凶が貝木泥舟という男だと突き止めるも返り討ちにあいます。
そんな妹たちを助けるために、暦は貝木泥舟と対決します。

話数	全11話
収録エピソード	かれんビー つきひフェニックス
放送時期	2012年1月〜3月

猫物語（黒）

（出典：dアニメストア）

『猫物語（黒）』は、4月29日のエピソードを全4話で描いた作品です。

阿良々木暦とヒロインのひとりである羽川翼が車にひかれたしっぽのない猫をみつけ、埋葬する場面が物語のスタートです。

翼は猫の埋葬をきっかけに、障り猫という怪異に取り憑かれてしまいます。
街中で人を襲うようになってしまった翼をみて、暦は翼と対決する決意を固めます。

話数	全4話
収録エピソード	つばさファミリー
放送時期	2012年12月31日

〈物語〉シリーズセカンドシーズン

（出典：dアニメストア）

『〈物語〉シリーズセカンドシーズン』は以下の作品全28話と総集編3話で構成されています。

放送時期は2013年7月6日から12月28日の間です。
時系列が異なる『花物語』のみ2014年8月16日に全5話が一挙放送されました。

タイトル	収録エピソード	話数	放送時期
猫物語（白）	つばさタイガー	全5話	2013年7月6日〜8月3日
傾物語	まよいキョンシー	全4話	2013年8月17日〜9月7日
囮物語	なでこメドゥーサ	全4話	2013年9月21日〜10月12日
鬼物語	しのぶタイム	全4話	2013年10月26日〜11月16日
恋物語	ひたぎエンド	全6話	2013年11月23日〜12月28日
総集編	総集編I （猫物語（黒）総集編） 総集編II （化物語総集編） 総集編Ⅲ （化物語・偽物語総集編）	全3話	–
花物語	するがデビル	全5話	2014年8月16日

猫物語（白）

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『猫物語（白）』は、8月21日のエピソードを全5話の構成で描いています。

物語の始まりは、羽川翼とトラの怪異の出会いです。
トラの怪異と出会ったその日に、翼の家が火事で全焼してしまいます。

行くあてがない翼は、ひたぎや阿良々木暦の家など、寝床を転々とする羽目になり、原因がわからない記憶の欠落に悩まされます。

話数	全5話
収録エピソード	つばさタイガー
放送時期	2013年7月6日〜8月3日

傾物語

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『傾物語』は、八九寺真宵にまつわる8月20日のエピソードで全4話構成です。

真宵の忘れ物を届けようと阿良々木暦は街中を歩き回りますが、真宵を見つけることができません。
その後家に帰り着いたときに、暦は宿題にまったく手がついていないことに気付きます。

冗談半分で忍野忍（おしのしのぶ）にタイプスリップの話をすると、本当にタイムスリップをすることになりました。
行き先は思わぬところで、暦と忍はとある運命を変えようと奮闘します。

話数	全4話
収録エピソード	まよいキョンシー
放送時期	2013年8月17日〜9月7日

囮物語

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『囮物語』は、10月31日の千石撫子に関するエピソードで全4話構成です。

この日、撫子は自分の靴箱に白いヘビがいるのを見かけます。
靴箱で見たヘビはすぐ消えましたが、その後何度も白いヘビを見かけることになり、白いヘビから自分の御神体を見つけて欲しいと頼まれます。

話数	全4話
収録エピソード	なでこメドゥーサ
放送時期	2013年10月26日〜11月16日

鬼物語

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『鬼物語』は、8月20日の話である『傾物語』でのタイムスリップから帰ってきたところから始まる全4話構成のエピソードです。

タイムスリップから戻ってきた阿良々木暦と忍野忍は、帰り道で謎の「くらやみ」に襲われます。
得体のしれないくらやみに襲われ、危機感を覚えた暦は間髪入れずに逃走し、なんとか逃げ切るのですが…。

その後、忍が出現した「くらやみ」について語りはじめます。

話数	全4話
収録エピソード	しのぶタイム
放送時期	2013年10月26日〜11月16日

恋物語

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『恋物語』は、1月1日にある決断をする戦場ヶ原ひたぎに関する全6話構成のエピソードです。

1月1日にひたぎは、詐欺師である貝木泥舟（かいきでいしゅう）に電話をかけ「とある人物をだましてほしい」という依頼を持ちかけます。
ひたぎはこのとある人物に命を差し出す約束をしていました。

最初、貝木は気が進まなかったが、最終的には彼なりの考えで依頼を引き受けます。

話数	全6話
収録エピソード	ひたぎエンド
放送時期	2013年11月23日〜12月28日

花物語

（出典：〈物語〉シリーズセカンドシーズン公式サイト）

『花物語』は、4月9日から4月21までの神原駿河（かんばるするが）に関する全5話のエピソードです。

駿河は幼い頃に死別した母から、猿の手のようなミイラを譲り受けていました。
その手はどのような願いも3つまで叶えられるというものです。

実はその猿の手は、体と魂を乗っ取る怪異のもので、2度の願かけをおこなった駿河は取り込まれそうになります。

話数	全5話
収録エピソード	するがデビル
放送時期	2014年8月16日

憑物語

（出典：dアニメストア）

『憑物語』は、2月13日のエピソードで全4話構成です。

大学受験を控え、阿良々木暦は勉強に励む日々を過ごしていました。
そんな中、小さい妹の月火と入浴中に、暦は自身の体に異変が生じていると気付きます。

異変の原因が何なのかを探るために、忍野忍から助言をもらい助けを求めたのは、影縫余弦（かげぬいよづる）と斧乃木余接（おののぎよつぎ）の2人です。
2人の助言もあり、暦は原因を突き止めます。

話数	全4話
収録エピソード	よつぎドール
放送時期	2014年12月31日

終物語（上・中）

（出典：dアニメストア）

『終物語（上・中）』は、8月23日のエピソードである『しのぶメイル』と10月24日のエピソードである『おうぎフォーミュラ』、『そだちリドル』、『そだちロスト』の4つのエピソードがある全13話の物語です。

阿良々木暦は神原駿河から、転校生の忍野扇（おしのおうぎ）を紹介されます。

忍野扇は転校を繰り返しており、そのたびに作成するのが学校の図面です。
扇から、暦が通う高校の図面で不思議なところがあると報告を受け調査をすることになります。

話数	全13話
収録エピソード	おうぎフォーミュラ そだちリドル そだちロスト しのぶメイル
放送時期	2015年10月〜12月

暦物語

（出典：dアニメストア）

『暦物語』は、暦の高校3年生の1年間を振り返る短編アニメーション集です。

１年間を振り返るといっても総集編というわけではなく、それぞれのエピソードでこれまでに描かれることがなかった事件が綴られています。

『化物語』から時間がかなり過ぎており、振り返りの意味も込めて書き下ろされました。

話数	全12話
収録エピソード	こよみストーン（4月初旬） こよみフラワー（5月初旬） こよみサンド（6月中旬） こよみウォーター（7月某日） こよみウインド（8月上旬） こよみツリー（9月下旬） こよみティー（10月某日） こよみマウンテン（11月上旬） こよみトーラス（12月） こよみシード（1月中旬） こよみナッシング（2月下旬） こよみデッド（3月13日）
放送時期	2016年1月〜3月

傷物語（劇場版）

（出典：dアニメストア）

『傷物語』は、暦が高校3年生になる直前の春休みである3月26日から4月7日までのエピソードで劇場版3部作として公開されました。

暦が瀕死の状態の吸血鬼・キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会うところから物語がはじまります。

キスショットは手足を失った瀕死の状態で、暦は彼女を助けるために自分の血液を差し出します。

話数	全3話（劇場版）	公開日
劇場版タイトル	傷物語Ⅰ鉄血篇	2016年1月8日
	傷物語Ⅱ熱血篇	2016年8月19日
	傷物語Ⅲ冷血篇	2017年1月6日

終物語（下）

（出典：dアニメストア）

『終物語（下）』は、3月13日から14日の間のエピソードが全7話で描かれています。

大学受験当日に、暦が殺されてしまう場面が物語の始まりです。

死んだはずの暦はとある場所で目を覚まし、待ち受けていたのは見覚えのある人物との再会です。
「ここは地獄です。」と告げられ、暦は自分のいる場所を認識します。

とある場所まで案内するその人物と話をして、暦は自身が生き返る術があることを知ります。
案内された先には意外な人物が待ち受けていました。

話数	全7話
収録エピソード	まよいヘル ひたぎランデブー おうぎダーク
放送時期	2017年8月

続・終物語

（出典：dアニメストア）

『続・終物語』は、暦が高校を卒業した翌日3月16日のエピソードで全6話構成です。

暦が洗面台前で洗顔をおこなっていると、鏡に映った自分の姿が動いていないと気付きます。
気になって鏡に手を伸ばすと指が鏡の中に沈んでいき、そのまま鏡の中に入り込んでしまいます。

暦は周りを見回し、文字や自転車のブレーキレバーの位置、キャラクターの身長の高さなどすべてが現実世界と反転していることに気付きました。

とある人物と出会ったときに、鏡の世界に来たと告げられます。

話数	全6話
収録エピソード	こよみリバース
放送時期	2019年5月〜6月

【物語シリーズ最新作】劇場版「傷物語-こよみヴァンプ-」2024年1月12日より公開中！

物語シリーズアニメの最新作として、劇場版『傷物語-こよみヴァンプ-』が2024年1月12日に全国の劇場で公開中です！

阿良々木暦が彼女と出会ったのは、ある夜のことだった。
キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
伝説の吸血鬼。怪異殺し。怪異の王。
腕も脚も無残に引き千切られ、豪奢なドレスを赤く染めて、無惨な姿で血の海に倒れる化物。
しかし暦は、そんな彼女を美しいと思った──

西尾維新による小説をシャフトがアニメ化した〈物語〉シリーズの、原点。
三部作として公開された映画『傷物語』が、ひとつの物語となる。
全ての〈物語〉のはじまりを、ふたたび。

引用：https://www.kizumonogatari-movie.com/introduction/

以前公開された『傷物語』の劇場版3部作を総集編として再構成し、ひとつの新たな物語として登場します。

監督は3部作と同じ尾石達也氏で脚本も担当します。

劇場版『傷物語-こよみヴァンプ-』制作陣
監督・脚本	尾石達也
キャラクターデザイン	渡辺明夫・守岡英行
音響監督	鶴岡陽太
音楽	神前暁
アニメーション制作	シャフト
配給	アニプレックス
キャスト	阿良々木暦	神谷浩史
	キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード	坂本真綾
	羽川翼	堀江由依
	忍野メメ	櫻井孝宏
	エピソード	入野自由
	ドラマツルギー	江原正士
	ギロチンカッター	大塚芳忠

【無料】物語シリーズを見るのにおすすめの動画配信サービス4選！

物語シリーズを見たい方には、動画配信サービスの利用をおすすめします。

物語シリーズの他にもさまざまなアニメが見放題のサービスもあります。
どのサービスが自分の見たいアニメに対応しているか、どのような機能を持っているのかをしっかり確認して希望に合う動画サービスを選択しましょう。

それでは物語シリーズを見るのにおすすめの動画配信サービスを4つ紹介します。

2024年1月現在、すべての物語シリーズを見れるのはU-NEXT、dアニメストア、Amazonプライムビデオです。
ただし、dアニメストア・Amazonプライムビデオの傷物語劇場版3作はレンタル作品となっています。

DMM TVは『傷物語』の劇場版3部作以外は揃っています。

なお、以下の表は、それぞれのサービスの月額料金や無料のお試し期間、そして特徴をまとめていますので、ご参考にしてください。

サービス名	月額料金（税込）	無料期間	特徴
U-NEXT 公式サイト	2,189円	31日間	30万以上の作品が見放題 電子書籍も利用可能 4台まで同時視聴が可能
dアニメストア 公式サイト	550円	31日間	5,500以上のアニメ関連作品が見放題 同時視聴は不可 ダウンロード再生機能あり
DMM TV 公式サイト	550円	30日間	17万以上の作品が見放題 アニメは約5,400作品が見放題 4台まで同時視聴が可能
Amazonプライムビデオ 公式サイト	600円	30日間	推定1万本以上の作品が見放題 プライム会員の特典を利用できる 3台まで同時視聴が可能

それぞれのサービスの特徴を説明します。

U-NEXT

U-NEXTは、30万以上の作品が見放題で楽しめるサービスです。
動画だけでなく、電子書籍が利用できるメリットがあります。
さまざまな映像作品を楽しみたい方や電子書籍も利用したい方にはもってこいのサービスです。

4つのアカウントを作成でき、4台まで同時視聴ができるので家族での利用にも便利です。
月額料金は2,189円（税込）となっており、31日間の無料期間が用意されています。

iOSアプリから契約すると月額料金が税込2,400円と高くなります。登録はWebでおこなうのがおすすめです。
なお、物語シリーズのすべての作品を視聴できます。

dアニメストア

dアニメストアは、アニメに特化した動画配信サービスで、5,500以上のアニメ関連作品が見放題です。
アニメ以外にも、2.5次元舞台や声優ミュージカル、ラジオなども視聴できます。

物語シリーズの作品もすべて揃っています。
ただし、傷物語劇場版3作はレンタル作品です。

検索時には、作品名やジャンルだけでなく、声優名からの検索も可能です。
ほかにも、作品をダウンロードしておけばオフライン視聴も可能なダウンロード再生機能や倍速再生にも対応しています。

月額料金は550円（税込）で、31日間の無料期間があります。

DMM TV

DMM TVは、17万以上の映像作品を見放題で楽しめる動画配信サービスです。
アニメ作品も5,400以上用意されています。

アニメだけでなく、2.5次元舞台関連やバラエティなどさまざまなジャンルの動画を楽しめます。
物語シリーズは、『傷物語』劇場版3部作以外はすべて視聴可能です。

4台まで同時視聴が可能で、初回登録特典としてDMMポイントを550ポイント受け取れます。

月額料金は550円（税込）で、30日間の無料期間が設けられています。

Amazonプライム・ビデオ

Amazonプライムビデオは、推定1万本以上の作品を、月額600円（税込）で見放題の動画配信サービスです。

2024年1月5日より、物語シリーズ全作品（劇場版を除く）の配信がスタートしました！

Amazonプライムビデオは、プライム会員の特典のひとつで、そのほかにも以下のような様々なサービスを追加料金なしで受けることができます。

30日間の無料期間を設けているため、この機会にぜひ試してみてください！

物語シリーズの小説を読むのにおすすめの電子書籍

物語シリーズの小説を読みたい場合は電子書籍の利用が便利です。

実際の紙書籍を持ち歩く必要がないので、荷物がかさばらず、スマートフォンやタブレットがあればどこでも気軽に読書が楽しめます。

電子書籍のサービスは数多くあり、それぞれで品揃えや特典に違いがあります。
利用する場合は、自分の読みたい書籍があるか、特典やサービスにどのようなものがあるか確認してから選びましょう。

それでは、おすすめの電子書籍サービスを3つ紹介します。

2023年11月現在、これら3つの電子書籍サービスでは、物語シリーズの全小説が揃っています。

それぞれのサービスが取り扱う書籍数は下記のとおりです。

サービス名	取扱書籍数
ブックライブ 公式サイト	100万冊以上
楽天Kobo 公式サイト	約400万冊
BOOK☆WALKER 公式サイト	133万冊以上

ブックライブ

（出典：ブックライブ）

ブックライブは、10年以上続いている電子書籍サービスで、100万冊以上の作品を取り扱っています。

毎日引けるクーポンガチャや無料で読める作品がたくさんあるのが魅力的です。
また、月額コースに登録すれば、継続するごとに継続ボーナスポイントがつきます。
上記のサービスは、電子書籍をよく利用する方には嬉しいポイントでしょう。

Tポイントに対応しているので、Tポイント利用者であれば、ポイントを貯めることもつかうこともできます。

物語シリーズの作品はすべて購入可能です。

楽天Kobo

（出典：楽天Kobo）

楽天Koboは、約400万冊の書籍を取り揃える楽天グループの電子書籍サービスです。

楽天グループのサービスなので、楽天ポイントが貯まる・使える強みがあります。
貯まったポイントは電子書籍だけでなく、他の楽天サービスで利用可能です。

クーポンやポイントバック、指定の巻数まで無料、対象作品が半額になるなど、さまざまなキャンペーンや特典も用意されています。

物語シリーズの小説はすべて購入可能です。

BOOK WALKER

BOOK☆WALKERは、133万冊以上の電子書籍を提供しているサービスです。

BOOK☆WALKERには、以下のような定額読み放題プランが用意されています。

どちらのプランも初回加入時は、14日間の無料期間が用意されています。

電子書籍を購入した場合は、コインの還元が受けられ、取得したコインで他の作品の購入や定額プランにあてることも可能です。

また、BOOK☆WALKERでしか手に入らない書き下ろしショートストーリーやデジタルメッセージペーパーなどの購入特典があります。

物語シリーズはすべて購入可能です。

【まとめ】物語シリーズは放送や刊行順で楽しんでから時系列順で見よう

この記事では、物語シリーズを読む順番を解説してきました。

物語シリーズは、初めてアニメを見る場合は放送順、小説を読む場合は刊行順で楽しみましょう。
時系列をバラバラにしている制作側の意図や、さまざまな考察をめぐらせることができます。

そのあとに時系列順で読むと、自身の考察の答え合わせや、キャラクターの心情がわかるようになり、より深く物語シリーズの世界観を堪能できます。

新作劇場版『傷物語-こよみヴァンプ-』の公開も控えているので、これまで物語シリーズを見た人は時系列で見返しておいて、公開に備えるのもいいかもしれません。

ぜひこの記事を参考に、物語シリーズの独特な世界観を楽しんでください。