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荒巻義雄は1933年生まれの日本の小説家、SF作家、推理作家、評論家。北海道出身。早稲田大学第一文学部心理学科、北海学園大学工学部卒業。。
1965年にSF同人誌「CORE」を創刊。1967年まで続いた。1970年には、ドイツの哲学者イマヌエル・カントの「判断力批判」を援用したＳＦ評論『術の小説論』、ニーチェ思想に基づく短編『大いなる正午』を「SFマガジン」に発表し、作家・評論家として商業誌デビュー。ニュー・ウェーブ（SF）やシュルレアリスムの影響をうけたファンタジックなSFや、スペースオペラ『ビッグウォーズ』シリーズなどを執筆。
1994年には、評論『シミュレーション小説の発見』を発表。未来の戦争をシミュレーションする架空戦記こそ、小説の未来があるとして、以降、架空戦記小説を多数発表する。

【主な受賞作品】

• 『白壁の文字は夕日に映える』

  1972年　第3回星雲賞日本短編賞

  『詩集『骸骨半島』』

  2012年　第46回北海道新聞文学賞