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ローマ人の物語(33) 迷走する帝国 中 /文庫書籍
作家:塩野七生

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ローマ人の物語(33) 迷走する帝国 中 (文庫) の詳細

出版社
: 新潮社
出版社シリーズ
:
ISBN
: 9784101181837
サイズ
: 文庫
発売年月日
: 2008年8月26日

ローマ人の物語(33) 迷走する帝国 中 (文庫) の商品紹介  (TSUTAYAオンラインショッピングより)

カラカラ帝が東方遠征の最前線で、警護隊長の手によって殺害されるという事件が起こって以降、兵士たちによる皇帝謀殺が相次ぎ、元老院に議席を持たない将官出身の「軍人皇帝」が次々に現れては消える、危機の時代が続く。かくしてローマは政略面での継続性を失い、ついにはペルシアとの戦いの先頭に立っていた皇帝ヴァレリアヌスが敵国に捕縛されるという、前代未聞の不祥事がローマを襲う。帝国の衰亡はもはや誰の眼にも明らかだった。

目次 :第1部 ローマ帝国・三世紀前半(承前)(紀元二三五年‐二六〇年(皇帝マクシミヌス・トラクス;実力と正統性;元老院の反撃;一年に五人の皇帝 ほか));第2部 ローマ帝国・三世紀後半(紀元二六〇年‐二七〇年(ペルシア王シャプール;皇帝捕囚;ペルシアでのインフラ工事;皇帝ガリエヌス))

ローマ人の物語(33) 迷走する帝国 中 (文庫) の著者情報

塩野七生

塩野七生は1937年生まれの日本の女性小説家。東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。
1963年に渡伊。5年間をイタリアで学び、1968年に帰国すると執筆を開始。『ルネサンスの女たち』が雑誌「中央公論」に掲載されデビュー。1970年に『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』が第24回毎日出版文化賞を受賞。
同年に再び渡伊し、永住権を得てローマに在住。イタリアを中心とした歴史小説を執筆。代表作『ローマ人の物語』は2006年に第15巻を最後に完結した。
【主な受賞作品】

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