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小さな登山家が極限の世界で見つけた魂のメッセージ
僕は今、生きている。
日本人初、エベレスト単独・無酸素での登頂、そして世界初の
インターネットによる登頂生中継への挑戦―――。
標高7000メートル以上では生物が生息できず、
地上に比べて重量の感覚が3倍にもなる。
「デス・ゾーン=死の地帯」と呼ばれる極限の世界で、
酸素ボンベを持たず、孤独や恐怖と闘ってきた著者による
初のメッセージ集。

栗城史多プロフィール＆エベレスト挑戦への軌跡
●1982年北海道生まれの28歳。身長162cm、体重60kg。大学の山岳部へ入門した2年後の2004年6
月に北米最高峰・マッキンリーの単独登頂に成功。以来、ソロアルピニストとしての活動を開始する。
●2005年1月、南米最高峰の「アコンカグア」(6962m) に単独登頂成功。
●2007年5月、ヒマラヤ初遠征で世界第6位の高峰「 チョ・オユー」(8201m)単独・無酸素登頂成功。
動画配信 を行い「冒険の共有」をめざすようになる。
●2008年10月、世界第8位高峰「マナスル」(8163m)日本人としては初となる単独・無酸素登頂と、
山頂からのス キー滑降に成功。
●2009年5月、世界第7位高峰「ダウラギリ」(8167m) の単独・無酸素登頂と、インターネットライブ
中継に成功。
●2010年5月、世界第10位高峰「アンナプルナ」(8091m)の単独・無酸素登頂をめざすも、凍傷と体
調不良 により山頂400m手前で断念。
●2010年9月、日本人初となる世界最高峰「エベレスト」(8848m)単独・無酸素登頂、
そして世界初となるインター ネット生中継をめざす。
※内容は2010年9月時点のものです

目次 ：限界を超える;一歩を踏み出す;すべてに感謝する;「足りない」を楽しむ;否定される;少しずつ、小さなことを続ける;すべてには終わりがある;窮地に飛び込む;苦難を楽しむ;困難な目標を立てる〔ほか〕

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