引っ越しや大掃除、コロナ禍の断捨離などで本を処分したいときや、蔵書を減らしたいときに、古本屋への売却を考えている人が多いように見受けられます。
しかし、自分が住んでいる大阪エリアにある古本屋のうち、どこに売却すればよいのか迷ってしまうかもしれません。

本記事では、本を売却したい大阪在住の人を対象に、イチ押しの古本屋や最適な買取方法などを紹介します。

目 次

• 大阪でおすすめの古本買取店を紹介！
  • BOOK OFF
  • 駿河屋
  • 梁山泊
  • 太田書店
  • 萬字屋書店
  • 杉本梁江堂
  • 天牛書店
  • 矢野書房
  • 森川古書店
  • 槇尾古書店
• 本の買取を選ぶときのポイントは？
  • 3つの買取方法の特徴から選ぼう！
  • 売りたい本の種類から選ぼう！
  • 売りたい本の量から選ぼう！
• 本を高く売るコツは？
  • 不要になったら早く売ろう！
  • きれいに読もう！
• まとめ

大阪でおすすめの古本買取店を紹介！

大都市である大阪では、JR難波駅周辺や阪急梅田駅周辺、天神橋筋商店街を中心に、さまざまな古本屋が軒を連ねています。
大手チェーン店から個人経営の店舗まで多種多様ですが、本を売却したいとき、どの古本屋に依頼すればよいか迷っている方がいらっしゃるかもしれません。

以下、大阪エリアの古本屋から厳選した、イチ押しの10店舗を紹介します。

BOOK OFF

言わずと知れたチェーン店で、大阪には31店舗もあるため、最寄りの店舗を見つけやすい点が最大の特徴です。
「BOOKOFF」では本・CD・DVDが主ですが、「BOOKOFF PLUS」ではホビー・アニメグッズ・デジタル家電・楽器・ファッション・ブランド品・貴金属なども受け付けており、不用品を一気に売却したいときに便利です。

駿河屋

おもに、ネットで買取・販売を行っているチェーン店で、大阪では日本橋・梅田・高槻に9店舗を構えています。
フィギュア・アイドルグッズ・同人誌・プラモデル・トレーディングカードなどの、サブカルチャー商品を多く取り扱っています。
事前に買取金額の見積もりサービスを実施しているため、見積もりを確認したうえで、売却を判断できる点がメリットです。

梁山泊

大阪と京都に店舗が置かれている古本屋で、一般的な書籍だけではなく、専門書・学術書・美術書・江戸時代以前の古書なども売却可能です。
絶版本やバーコードのない本も買取対象なので、珍しい特徴としては、掛け軸や屏風、巻物などの古美術品も対応している点が挙げられます。

店舗住所：大阪府大阪市北区芝田1-1-3 阪急古書のまち
電話番号：06-6374-2582

https://www.ryozanhaku.com/home

太田書店

大阪に2店舗を構えており、理工学・哲学・美術から歴史・法律・文庫まで、さまざまな専門書を受け付けています。
本店が大阪大学付近に立地しているため、大阪大学の教科書も買取対象です。
大阪大学を卒業する学生が、新生活や引っ越しなどにより、蔵書を売却したい場合などおすすめです。

萬字屋書店

前述した「梁山泊」や「太田書店」と同じく、阪急古書のまちに店舗を置かれている古本屋です。
古い時代の本・証文・絵画・版画・美術図録を中心に取り扱っています。
買取対象のジャンルは狭いですが、その分専門に特化していて、浮世絵・団扇絵・引札・広告・摺物なども査定してくれます。

店舗住所：大阪市北区芝田1丁目1番3号 阪急三番街 南館1階 阪急古書のまち
電話番号：06-6371-7010

http://www.manjiya.com/

杉本梁江堂

明治36年に創業した老舗の古本屋で、阪急店と天神橋店の2店舗があります。
戦前の本・学術書・研究書・専門書がメインですが、雑誌・絵本・ポスターなども売却可能です。
大阪に関連する本を対象としており、買取先が少ない市町村史や大阪の古写真なども買い取ってくれる点が、老舗ならではの強みです。

天牛書店

創業115年の老舗の古本屋で、江坂店と天神橋店の2店舗を経営しています。
天神橋店では、買取の対応をしていないので要注意です（2022年6月時点）。
歴史・宗教・哲学・美術・文学・理工書などの専門書や、江戸時代以前の古書がメインですが、他店ではあまり取り扱われない、中国・朝鮮などの古書や洋書・洋絵本の買取には尽力しています。

矢野書房

天神橋筋商店街に店舗があり、日本の近代文学書と海外文学の翻訳書を主として、受け付けています。
ほかにも、一般古書・美術書・趣味書・作家の草稿類の売却が可能です。
とくに初版本の買取に力を入れているため、初版本を多く持っている人におすすめです。

店舗住所：大阪市北区天神橋3-6-14
電話番号：06-6352-1056

https://yanoshobo.com/

森川古書店

1店舗しか置かれていないですが、出張買取では大阪エリアだけではなく、京都府南部・兵庫県南部でも対応可能です。
幅広い一般書を取り扱っており、書籍・コミックはもちろん、楽譜・CD・DVD・ゲームも売却できます。
家に眠っているゲームボーイやニンテンドー64など、幼少期に遊んでいたゲームや動かなくなってしまったゲームがなら、一度査定に出してみましょう。

店舗住所：大阪府吹田市長野東17-20 ナンノ第2号館301号室
電話番号：06-6170-9383

http://www.morikawabook.com/

槇尾古書店

一般書をはじめに、和本・中国書物・専門書・作品集など、ジャンルを問わず買取対象としています。
ほかにも、CD・DVD・イラスト集・切手・骨董品・ブロマイド・プラモデル・模型・ラジコン・ドローンなど、サブカルチャーの幅が広い点が特徴です。
終活としての生前整理のお手伝いや、遺品整理の蔵書の売却など、まとまった本の出張買取の相談ができます。

店舗住所：大阪府大阪市中央区船場中央1-4-3 船場センタービル3号館1F
電話番号：06-6264-1877

https://www.makiokoshoten-kaitori.com/guid

本の買取を選ぶときのポイントは？

本を売却したいとき、自分にぴったりの古本屋を見つけるためのポイントをメリット・デメリットを交えて、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つを解説します。

3つの買取方法の特徴から選ぼう！

古本の買取方法には、おもに3つの種類があり、それぞれの特徴から適した方法を選びましょう。

①店頭買取の特徴

店頭買取とは、店舗に出向いて、その場で査定を行う方法です。
家にある不要な本を、箱や袋にまとめて持ち込むだけで、即日に代金を受け取れます。
店舗が定休日ではない限り、思い立ったそのときに行動できるため、すぐに売却を済ませたい人におすすめです。
手軽でスピーディーな点がメリットである一方、店舗の維持費がプラスされるため、全体的に相場より低い買取金額になりがちな点がデメリットです。
また、本が大量の場合は運ぶ手間がかかるほか、繁忙期や混雑する時間帯に行くと、長く待たされる可能性も否定できません。

②出張買取の特徴

出張買取とは、古本屋のスタッフが家に訪問し、その場で査定する方法です。
自分で本を運ばなくてよいので、本が大量でも楽に売却できる点が、メリットとして挙げられます。
大抵の場合、その場で買取金額が提示されるため、即金性も高いといえます。
ただし、事前に買取日時の相談や予約が必要で、当日は家で待機しなければなりません。
また、本の冊数によっては、出張不可になるなどのデメリットも考えられます。

③宅配買取の特徴

宅配買取とは、不要な本をダンボール箱に詰めて郵送し、査定する方法です。
店舗に持ち込む手間がかからず、混雑時の長い拘束時間もありません。
宅配買取を行っている古本屋の中には、維持費がかかる実店舗を持たないところもあるので、相場より高めに売却できることが多いです。
メリットが多いように見えますが、査定や売却後の支払いに時間がかかるため、すぐに代金を求める人には向かない可能性があります。

売りたい本の種類から選ぼう！

古本屋には各々得意ジャンルがあり、それを対象に買取を行っています。
売却したい本のジャンルと、古本屋の買取対象のジャンルが一致していない場合は、買取不可だったり買取金額が相場よりも低かったりなどのトラブルが起こりがちです。
トラブル発生防止のためにも、古本屋の買取対象は、事前にしっかり確認しましょう。

たとえば、個人で経営している古本屋には、漫画を取り扱っていないところが多く見受けられます。
本以外の買取を希望する場合は確認することをおすすめします。
さまざまなジャンルの商品を受け付けている古本屋なら、不用品をまとめて売却できるので、とても便利です。

本・CD・DVD・ゲームなどをまとめて売却したい場合は、「ネットオフ」がイチ押しです。
売却したいものを、すべてダンボールに詰めて郵送するだけで、簡単に買取を行えます。
送料・集荷料は無料で、さらに申込をすれば、自宅に6箱までのダンボールを届けてくれるため、梱包資材代も一切かかりません。

「ネットオフ」
https://www.netoff.co.jp/

売りたい本の量から選ぼう！

売却したい本の量によっては、買取方法も限られてしまうので、要注意です。
十数冊ほどなら手軽に運べますが、数十冊から数百冊にも及ぶと重くなってしまうため、自力で運ぶのは難しく、車に乗せることも手間がかかってしまいます。
本の量が多い場合は、出張買取または宅配買取がおすすめです。
一方、自力で運べる数冊～十数冊の場合、出張買取や宅配買取では出張料や配送料などがプラスされる可能性があるので、店頭買取が効果的です。

宅配買取の業者は多数ありますが、なかでも本・CD・DVD・ゲームなど合わせて、30点以上から買取が可能な、ネットオフの宅配買取サービスがおすすめです。

本のみの売却だと量が少ない、という心配があっても、不用品をまとめれば利用しやすくなります。
送料や手数料は一切かからず、梱包に使うダンボールの無料提供のサービスも実施しています。
宅配業者が集荷に来るため、重いダンボールを集荷窓口まで、運ぶ必要もありません。

本を高く売るコツは？

思い出の詰まった本を売却するのなら、少額でも高めに買い取ってほしいものです。
以下、高額買取が叶う2つのコツ「早めの売却」と「大事に読む」をチェックしましょう。

不要になったら早く売ろう！

一般的な本や漫画は発売されて間もないものの方が、需要が高く買取金額も高額に設定されています。
基準としては、発売日から1ヶ月以内・3ヶ月以内・半年以内・1年以内の順に沿って、徐々に買取金額が下がっていく場合が多いです。
そのため、本が不要になったら、迷わずにすぐ売却しましょう。

また、古本屋によっては、「買取強化品」のキャンペーンを設けていることがあります。
これは、品薄になっている商品を買い取るために設けていますが、希望する量に達したら、キャンペーンが終了する可能性が高いです。
もし、売却したい本が買取強化の対象となったら、すぐに売却した方が損せずに済みます。

きれいに読もう！

多くの場合、より新品の状態に近い方が、高額買取に期待できます。
よって、本を読むときや保管するときは、きれいな状態を維持するように注意を払いましょう。
とくに本を読むときは、開き癖をつけたり、角を折るドッグイヤーをつけたりしないことが無難です。

また、本はライトの光や直射日光を浴びると、色褪せたり変色して紙が茶色くなったりして、価値が下がってしまいます。
本を保管するときは、なるべく光が直接当たらないように、工夫するとよいです。
ただし、レアな本によっては、折り目やシミ、書き込みがあっても、高額での売却が可能な場合もあります。
できる限り、汚さないよう注意しつつ、読書を楽しみましょう。

まとめ

本を売却したい人に向けて、大阪にあるイチ押しの古本屋と、古本屋を選ぶときのチェックポイントを解説しました。
本の買取方法には、店頭買取・出張買取・宅配買取の3つが用意されており、どれを取ってもメリット・デメリットがあります。
自分にぴったりの買取方法や古本屋を選ぶには、事前に自分の状況を把握することが重要です。
どのジャンルの本を売却したいのか、本は何冊あるのか、即日に売却を済ませたいのか、時間は気にせず高額買取を狙いたいのかなど、さまざまな角度から検討しましょう。

また、少額でも高めに本を売却したいなら、なるべく発売日から空けずに、新品に近いきれいな状態で、買取に出すのがベストです。
そのため、長く悩むよりも宅配買取を利用して買取する方が効果的と言えます。

宅配買取なら、不要な本をまとめてダンボールに詰め、宅配会社に集荷を要請するだけで、後は査定結果と支払いを待つのみです。

なかでも、ネットオフの宅配買取サービスは、本だけではなくCD・DVD・ゲームなど、幅広い商品を取り扱っているうえ、まとめて30点以上の売却が可能なため、この機会に本以外の不用品も一緒に処分できます。
会員登録不要で申し込めるので、まずは一度試してみてもよいかもしれません。