本や漫画の正しい保管方法は? 長持ちさせるための秘訣
「お気に入りの本をできるだけ長持ちさせたいけれど、どうしたらいいんだろう」
本や漫画好きであれば、こんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。特に思い入れの強い本や漫画は、いつまでも手元に残しておきたいものです。
実は本を長期間保存するには、いくつかのコツがあります。正しく保管していなかったら、劣化や破損の原因にもなるので注意しましょう。
この記事では、本や漫画の正しい保管方法について解説します。本をきれいなまま保つための便利グッズも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 目 次
本や漫画を正しく保管しないと・・・
本や漫画を正しい方法で保管しないと、次のような事態につながるおそれがあります。
せっかく大事にとっておいた本が、いざ読み返そうと思った時にこんな風になっていたら悲しいものです。
本や漫画との出会いは一期一会。
しかし、大切な本だったはずでも、状態が悪いと読む気が失せてしまうかもしれません。
劣化がひどすぎて読めなくなるケースもあります。
また、もう読まなくなった本は買取に出そうと考える方もいるでしょう。
ですが、日焼けや虫食いがあると、人気の本でも査定額が下がってしまいます。
本や漫画の正しい保管方法
本や漫画を正しく保管するには、ここで紹介する3つのポイントを押さえておくことが大切です。
保管場所選びやお手入れにひと手間かけて、本や漫画を長く楽しみましょう。
直射日光を避ける
本を保管するのは、直射日光の当たらない場所が適しています。
日光には、紫外線や赤外線といった、本の劣化に影響する光が含まれています。
長期間日光にさらされると、日焼けによる黄ばみやシミ、乾燥を原因とした本全体の強度低下につながりかねません。
保管用の本棚が直射日光に当たる場合、可能であれば本棚ごと移動させてしまいましょう。
もし難しければ、棚にカーテンや扉を付けて日光をさえぎるのも効果的です。
湿度の高い場所や結露しやすい場所は避ける
本の保管場所を決める際には、窓際や北側の壁など、湿度の高い場所や結露しやすい場所は避けましょう。
湿気や結露が原因で発生するカビは、本が劣化する原因になります。
家の中には、梅雨時期やエアコンをつける冬場など、季節によって環境が大きく変わるところもあるので注意が必要です。
もし本棚に保管するのであれば、壁にぴったりつけるのではなく、少し隙間を開けておくのがおすすめです。
わずかな隙間でも空気の対流が生まれ、湿度が溜まりにくくなります。
ほこり・防虫対策をする
ほこりは繊維にカビやダニの糞などが混ざってできたもので、実はとても不衛生です。
カビや害虫のエサにもなるため、こまめな掃除でなるべく溜めないようにしましょう。
害虫は適度な温度と湿度、エサのある場所で繁殖します。
もし押入れやクローゼット、物置などに本を保管する場合は、特に虫食いに注意しましょう。
また、1年に1回カラっと晴れた日に「虫干し」するのも効果的です。
直射日光の当たらない場所に本を数時間放置するか、数回パラパラめくると防虫対策になります。
本や漫画の保管に役立つアイテム5選
「本の保管方法はわかったけれど、大がかりなことをするには時間がない」という方もいるでしょう。
そこで、ここでは本や漫画の保管に役立つアイテムを5つ紹介します。
どれも簡単に手に入るものばかりなので、気になるものは気軽に活用してみてください。
ブックカバー
書店で本を買うとき、ブックカバーを付けるかたずねられた経験はありませんか。
長く保管したい本には、ぜひカバーを付けてもらってください。
どんなに本を大切に扱っていても、手に取ったときに付着する皮脂や手の汚れは防げません。
さらに紫外線は蛍光灯にも含まれるため、日の当たらない室内に置いたとしても、劣化のリスクはついて回ります。
ブックカバーはこうした劣化の原因から本を守るのに役立ちます。
また、表紙を丸ごと覆ってしまうので、「帯まできれいにとっておきたい」という人にもおすすめです。
ただし本のタイトルまで見えなくなってしまうので、気になる場合はブックカバーに記載したり、ラベルを貼ったりするなどの工夫をしましょう。
UVカットのカーテン
窓の近くに本棚がある場合などは、日常的に日光から本を守らなければなりません。
このようなケースでは、UVカットのカーテンが効果的です。
部屋のスペースや家の間取りによっては、どうしても日が当たる場所に保管しなくてはいけないこともあるでしょう。
そんなときにUVカーテンを使うと、本棚の場所を移動させることなく紫外線による劣化を抑えられます。
通気性もよいので、湿気やカビの心配もいりません。
カーテンを付けるだけでまとめて本を保護できるので、すでに大量の本があり一冊ずつカバーをかける時間がない人にもぴったりです。
ブックコートフィルム
図書館の本を触ると、表紙が少し固く感じられると思います。これは長期保管用にブックコートフィルムが貼られているためです。
ブックコートフィルムとは、ラミネートのように本の表紙に貼る透明なフィルムのことです。
このアイテムを活用すれば表紙を隠さず、紫外線や汚れから本を守れます。
ただし、初めて扱う方にとっては、貼るのが難しく感じられるかもしれません。
ブックコートフィルムは貼り直しができないので、気泡が入らないように注意しましょう。
いきなりお気に入りの本に貼らず、他の本で練習して要領をつかんでおくと安心です。
防虫グッズ
防虫には市販の衣類用防虫剤が役立ちます。
本の間に入れておくと簡単に虫よけができて便利です。
ただし、防虫剤の種類によっては本と一緒に置いておくとシミの原因になる場合もあります。
初めて使うときには入れっぱなしにせず、しばらくの間こまめに様子をチェックしましょう。
また除湿シートやマットを敷いて、虫が繁殖しないように工夫するのも効果的です。
小さな子どもやペットのいる家庭であれば、アロマを使って緩やかに防虫するのもよいでしょう。
精油100%のラベンダーオイルを紙に染み込ませ、本棚に入れておくと防虫剤代わりになります。
結露対策グッズ
窓際に本を保管せざるを得ない場合は、結露防止シートやスプレー、吸水シートなどを使用するのがおすすめです。
結露対策グッズは100均やホームセンターなどでも購入できるので、気軽に試せます。
効果は1週間~1ヶ月ほどのものが多いので、気がついたときには張り替え、吹き替えを行い、なるべく湿度を上げないように心がけましょう。
【Q&A】本や漫画の保管について
ここでは、本や漫画の保管についてよくある質問を紹介します。
ダンボールで保管してもいいの?
ダンボールでの保管はおすすめできません。
湿度の高い環境では、ダンボールは湿気を吸収してしまいます。
湿気は本の劣化を早める原因にもなるので、箱に入れて保管するときにはプラスチックのケースなど、湿気を通さない素材を選びましょう。
本は積んでも問題ない?
本はできるだけ立てて保管しましょう。
本を積んで収納すると、しわの原因になったり下の本が歪んだりします。
ブックエンドを利用すると本がまっすぐ立ち、きれいな状態を保ちやすくなります。
本棚にぎゅうぎゅうに詰めてもいい?
保管に本棚を利用する場合は、8割くらいの収納を目指しましょう。
本棚に無理に詰め込むと、出し入れの際に本が破れてしまったり、擦れて傷んだりする原因になりかねません。
また通気性が悪くなるため、湿気がこもりカビや害虫が発生するおそれもあります。
保管しきれない本は宅配買取へ
集めた本や漫画が保管しきれなくなったら、宅配買取の利用をおすすめします。
あまりに大量の本や漫画を持っていても、管理しきれなければ「気がついたときには劣化してしまっていた」という事態になりかねません。
きちんと処分する必要があります。
処分といっても、お気に入りの本をゴミに出すのは心苦しいものでしょう。
しかし宅配買取に出せば、中古本として価値を理解してくれる人の役に立つかもしれません。
ただ捨てるだけより、納得して手放せるでしょう。
また、店舗の営業時間を気にせず自身の都合がよい時間に発送すればいいので、忙しい方にもぴったりです。
本を売ったお金で新たな愛読書を探す楽しみも増えます。
ネットオフでは自宅での集荷が可能なので、わざわざ重たい荷物を持って店頭に出向く必要はありません。
一度に大量の本や処分するときにも便利です。
さらに、ダンボールは6箱まで無料、送料・手数料もかからないので金銭的な負担も心配不要です。
まとめ
本や漫画を長く手元に置いておくためには、保管方法を工夫し劣化や破損を防ぐことが必要です。
保管に役立つ便利グッズを使えば、ちょっとした手間で本を長持ちさせられます。
適切に保管して、大切な本を長く楽しみましょう。
保管しきれない本の処分を検討するのであれば、宅配買取がおすすめです。
ネットオフを利用すると、自宅で荷物を用意し集荷に出せます。
ダンボールも6箱まで無料、送料・手数料もかからないので、気軽に利用してみましょう。
お問い合わせはお気軽に♪
電話:0120-39-0202 (受付時間:10時~18時)
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