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絵本を処分するには? 読まなくなった絵本の処分方法を紹介

更新日:2023/07/10

子どもが赤ちゃんだったり、まだ小さかったりしたころ、あんなに毎日読んでいた絵本も、年齢が上がると次第に読まれなくなっていきます。
あれもこれもと買ってしまった絵本が、気が付けば読まれないまま本棚を占拠してしまったというのはよくある話です。

しかし、「絵本をゴミとして処分するのは、思い出まで捨ててしまうようで寂しい」と感じ、なかなか捨てられない人も多いのではないでしょうか。

そこで、そんなときにおすすめの「捨てる」以外の方法を紹介します。
親子の思い出がぎっしり詰まった大切な絵本だからこそ、後悔のない方法で手放しましょう。

目 次

絵本のいろんな処分方法

絵本の処分方法には、捨てる以外にも多くの選択肢があります。
手間や費用とも相談しながら、自分が一番納得できる方法を探してみましょう。

宅配買取を利用する

絵本を捨てずに処分したいのであれば、宅配買取を利用する方法があります。

宅配買取とは、売りたいものを宅配で送り査定にかけられるサービスのことです。
まだきれいな絵本は買取ってもらえるので、それを資金に新しい絵本を買うきっかけにもなるでしょう。

また、大量の絵本を処分しようとする場合、意外に重たくて運ぶのに一苦労というのはよくある話です。
しかし、宅配買取を利用すれば店舗にわざわざ出向かなくてもよいので、小さなお子さんを連れて重たい絵本を運ぶ必要もありません。

ネットオフでは絵本のほかにDVDやCD、書籍や漫画などもまとめて買取可能です。
梱包は送りたいものを全て同じダンボールに入れるだけ。分別する必要はなく、絵本と一緒に家の中の不用品も一緒に買取ってもらえます。
送料やダンボール代(6箱まで)、手数料も無料なので、買取金額より発送にかかった費用の方が高くついてしまうという心配も不要です。

品質や種類によっては買取不可の絵本もありますが、査定基準外であってもリサイクル可能なものは「リサイクル買取商品」(1円)として引きとってもらえます。

さらに用意した荷物は、都合のよい時間に直接自宅まで取りに来てもらえるので、家事に育児にと忙しい方にもぴったりです。
新型コロナウイルスの影響も気になる今、お子さんを連れての外出を避けたいときにも役立ちます。

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知り合いや友人に譲る

知り合いや友人に小さな子どものいる家庭があれば、絵本をプレゼントするのもおすすめです。

絵本には流行があまりありません。中には長く読み続けられている作品も多く存在します。
「はらぺこあおむし」や「ぐりとぐら」といったロングセラーであれば、一度は耳にしたことがあるという方も多いでしょう。
そのため、たとえ少し前に購入したものでもプレゼントすれば喜ばれるはずです。

また、子育て中には洋服やおもちゃなど、そのほかにもいろんなものにお金が必要です。
絵本を購入するには意外とお金がかかるため、譲ってもらえるなら嬉しいという親が多いのも事実です。

アプリやSNSで欲しい人を探す

身近に絵本が欲しいという人がいないときは、掲示板アプリやSNSを利用してはいかがでしょうか。とくにTwitterやインスタグラムなどのSNSは、日常的に利用する人も多いはずです。

これらを利用してもらい手を探せば、時間もお金もかけることなく、次に絵本を大切にしてくれる人が見つかるでしょう。

一方で、仲介者のいない個人間のやり取りである点には注意が必要です。万が一トラブルが起きた場合は、自分で対処しなければいけません。
気持ちのよいやり取りができるよう、事前に画像などで絵本の状態を見せたり、発送方法や送料などについて確認したりした文書は残しておくとよいでしょう。

フリマアプリを活用する

「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリを利用すれば、絵本を売ることも可能です。
会員登録して写真、文章などを用意すれば、アプリを介してスムーズなやり取りができるので、ネット上での売り買いに慣れていない人でも安心して利用できます。

絵本を必要とする人に売ることで、ちょっとしたお小遣い稼ぎになるのも嬉しいところです。

ただし、大量の絵本を一度に手放したい場合には注意しましょう。絵本の大きさごとに梱包するのは、手間がかかってしまいます。
また、大型の絵本を送るときは思った以上に送料がかかります。
結局赤字になった、という事態にならないためにも、処分したい絵本の量やサイズはあらかじめ考慮しておきましょう。

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保育園などに寄付する

いらなくなった絵本は、保育園や幼稚園など子どもが多く集まる場所に寄付するのもよいでしょう。
たとえば、以下のような場所であれば寄付を喜んで受け入れてもらえるかもしれません。

保育園
幼稚園
児童相談所
児童館
図書館
小児科のある病院

こうした場所では、日々多くの子どもたちが絵本を読みます。それだけに汚れたり破けたりといった破損や劣化のペースも早く、寄付を必要とするケースがよくあります。

ただ、いきなり本を持ち込んでも、迷惑になってしまう恐れがあります。
もし近所に寄付できそうな施設があれば、事前に問い合わせ、寄付が可能か聞いてみるとよいでしょう。

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中古書店で売る

中古書店に本を持っていくことが億劫でない場合は、直接持っていってみるのもひとつの手段です。

わざわざ店舗まで持っていく手間はかかりますが、フリマアプリなどのようにメッセージのやり取り、梱包や発送などの必要はないので、人によっては楽に感じることもあるでしょう。

また、マニアックな作品などは、アプリなどでは評価がつきにくい傾向があります。
しかし、中古書店であれば、大切な絵本の価値をわかってもらえるかもしれません。

古紙回収に出す

絵本を資源ごみとして処分すると、新たに紙としてリサイクルされます。

ゴミとして捨てることに変わりはありませんが、ただ燃やされるだけではなくリサイクルにつながる捨て方なので、罪悪感も薄れるのではないでしょうか。
処分方法は各自治体で異なりますが、ひもで束ねて指定の回収場所に置いておくのが一般的です。

また、スーパーやコンビニの駐車場などに置いてある古紙回収センターのコンテナ内に出すと、ポイントがたまって商品券や割引券と交換できる場合もあります。

手放しにくい絵本はどうする?

「溜まりに溜まった絵本を処分してすっきりしたい」と思っても、中には手放しにくいものもあるでしょう。
そういった捨てにくい本でも手放すためには、いくつかコツがあります。

子どもと一緒に決める

子どもが少し大きくなったら、どの絵本を処分するか、どうやって処分するかを一緒に決めるのもよいでしょう。

対象年齢を過ぎた絵本であれば、親はつい「もう必要ない」と判断しがちですが、子どもにとってはそうでないこともしばしばあります。
そのため、手放してよいかわからない本をどうするかは、子どもの感覚で決めることをおすすめします。

また、絵本を所有する当事者である子どもに判断をゆだねることは、自分の持ち物に最後まで責任を持つということを覚えるきっかけにもなるはずです。
たとえば、親戚や友達の兄弟に譲ったり、昔通っていた保育園や幼稚園に寄付したりというアイデアも、子どもに聞いてみるとよいでしょう。

思い出のある絵本だけ残す

思い出の詰まった絵本の中には、どうしても捨てたくないものもあるでしょう。
よく読んだ絵本などを手に取ると、それだけで子どもとの思い出が蘇ってきて、なかなか手放す決心がつかないものです。

そんなときには無理に処分しようとせず、手元に残しておくというのも選択肢のひとつです。
無理やり手放してしまうと、後悔してしまうかもしれません。

ただし、あれもこれもと残すのはやめましょう。読まない絵本を大量に放置すると、カビや劣化の原因にもなってしまいます。

「汚れやシミが目立ってきたら手放す」「1ヶ月間読む機会がなかったら処分する」など、処分するタイミングや手元に残す冊数をあらかじめ決めておくことで、絵本の溜め込みを防げます。

写真を撮っておく

絵本を捨てることで思い出まで手放すような感覚になってしまう人には、表紙や大切なページだけを写真に撮っておくのもおすすめです。
「完全に手元からなくなってしまった」という喪失感が薄れるので、絵本を手放しやすくなるでしょう。

撮った写真はスクラップのようにして、ひとつのフォルダにまとめておくと、気軽に見返すことができて便利です。

あとから読み直したくなったときのために、処分した本のリストを作っておけば「あの本のタイトルは何だっけ?」と困ることも防げます。

孫のために保管する

自分の子どもが読まなくなった絵本を、孫のために取っておくというのもひとつの手です。

人気の絵本の中には、世代を超えて愛されるものもあります。
長期間保管しなくてはいけないという手間はありますが、将来孫が遊びに来たとき「昔、お父さん、お母さんも読んだお話なんだよ」と話してあげられるのは、おじいちゃん、おばあちゃんならではのコミュニケーション方法です。

いつか来るその日を楽しみに、大切に保管しておくのもよいでしょう。

まとめ

絵本を処分するには、捨てる以外にも様々な方法があります。
手放すかどうか悩んだときのために、絵本を選別するルールを決めておいたり、手元に残すという選択肢をあらかじめ用意したりしておくと、モヤモヤしたまま絵本を溜め込み続けることもなくなるでしょう。

子どもとの思い出が詰まった絵本だからこそ、納得のいく方法で処分し、後悔を残さないようにしましょう。

ネットオフは、絵本に限らず不用品をダンボールに詰めるだけで、宅配買取できます。
回収までのやり取りはネット上で完結するため、自分の好きな時間に依頼ができるのも嬉しいところです。
売れたお金で新たな絵本を購入すれば、新しい思い出作りにも役立つでしょう。

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